ここんとこ家系を欲している。
旨い家系を欲している。
先日は横浜で食べたし、
それ以前に総本山「吉村家」、「六角家」、
去年は「王道家 柏店」で食べれたし、
具体的にあーだこーだは語れないけど、
チェーン店のそれとは違ってるよね。
当然だよね。
雨が降る休日。
家でまったりとしていたんだけど、
家系まったりの欲求が高まり、
今日食べずしてどうするよ?って、
重い腰を上げ向かうべさ。
頭の中で「セシールの雨傘」ぐーるぐる。
♪レイン、レイン、レイン、雨の街で〜
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【蔵前家】
雨降る午後遅くってんで、
いつもよりは空いている様子で、
すんなり入店のすんなり券売機前。
今回は強めの醤油感を欲しているので、
味は濃いめにして白ネギを合わせよう。
狙いを十分定めてのポチリ&ポチリ。
“醤油こい、油ふつう、麺かたい”でヨロ。
【中盛ラーメン】¥800+青ねぎ¥100
ん?
青いぞ!
いつも買っているので、
間違いはなかったはずだけど、
「白ねぎ」ではなく、
「青ねぎ」が載せられている。
イタズラではなさそうだけど、
何度となくボタンの位置を見ちゃったりで、
暫しフリーズ状態ではあるけど、
ま、ま、ま、
足掻いたところで今更ジローだもんで、
いや、ジローじゃない家系だけど、
今回は青ネギを楽しむこととしよう。
うん、そうしよう。
豚骨醤油スープが広がる中に麺が顔を出し、
トッピングにはチャーシュー、ホウレン草、
そして青磁の丼に入る店名を隠さないよう、
海苔はオフセットされていて、
そこに青ネギがどっちゃりこんと置かれる。
まずはスープを。
まったりと円やかなる豚骨白湯で、
醤油濃いめでは頼んだものの、
関東のようなしょっぱさはなく、
味わいを重視した旨みを感じさせる。
旨いんだ。
しみじみなんだ。
合わせるは家系御用達の酒井製麺の短尺麺。
肌は滑らかで柔らかみがあり、
スープの馴染み良く、
もちっとした歯応えがあって、
その一体感ある味わいにニヤけてしまうわ。
そのままイっちゃいそうな勢いに気づき、
ここで青ネギを登場させよう。
スープに軽く浸して熱を加え、
麺に絡ませると、
ザクザクジャキジャキと食感に変化を与え、
その青き香りが広がるのを感じる。
ま、青ネギも悪くないな。
んでもって、
海苔で巻いちゃって磯の香りを楽しんだり、
くたっとしていないホウレン草を楽しむ。
生唐辛子も使っちゃおう!
ピリッとストレートな辛さがクセになるな。
うん、合うのよ合う。
部長なら鶏油を掬って・・・などと、
変態的なフィニッシュへと進むんだけど、
あたしゃ、まだその域には達してないので、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干しで、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
一緒になったポポさんと退店し、
暫く外で話をしていると、
札を「CLOSE」に返す店主と合流。
先日ラー博に行ったことを伝えたり、
「六角家」副店長の頃の店の場所だったり、
当時の話を聞いたり、
あ、そうそう、
チヤホヤされるから良く書く、
お金をもらってるから良く書くなど、
妄想の戯言を書く輩が居るので、
「いっぱいお金をください❤」
と言ってみたら笑われたり、
なんやーかんやーで寒くなってきたし、
賄いタイムの邪魔しちゃいかんので解散。
旨い家系また食べたし。なのだ。