欲してきちゃうのよ。
その味はもちろんのことなれど、
贅沢な時間を過ごしたいのよ。
ゆったりと味わって食べたいのよ。
そうなのよ。
遠州鉄道・第一通り駅近く、
その黒きドアを開けるのって、
最初のうちは戸惑い躊躇ったけど、
今ではすっと開けることが出来る。
怖くないよ。
限定などの案内が貼り出されているので、
そちらをチラッと目を通したらば、
ぎぃ
そのドアを押しちゃおう。
【ラボラトリー】
店内はカウンター、ボックス席から成り、
ひとりの僕はモチのロンでカウンターに。
メニューを眺め、
正面にある限定案内を眺め、
牡蠣の汁ありもイイけど、
今回はレギュラーかなぁ〜、と、
長考した後に注文。
調理待ちですぞ。
「タカ☆さん、牡蠣じゃなくてイイです?」
「あ、はい。」
「初志貫徹で?」
「ラボタン暫く食べてないんで・・・」
店主の声掛けがあって、
そんな会話はしたんだけど、
ちょいとグラグラしちゃった僕。
今回はレギュラーのラボタンにするのだ。
うん、今回は揺らがずのラボタンなのだ。
辛さ、痺れは自分好みにカスタマイズ出来、
今回は4、3にしゅる。
辛さ痺れを訊かれる際は、
「辛さ4で痺れ3。」と言うべきだけど、
「4、3」と言うと、
通っぽい感覚を味わえるぞぉ〜
【ラボタン(辛さ4、痺れ3)】¥850
ひっさびさ〜
湾曲した白く大きい丼に収まるラボタンは、
麺の上にひき肉、青ネギ、水菜、
カシューナッツを載せていて、
辛さ4相当の唐辛子が妖しく魅せている。
妖しい妖しいぞぉ〜
麺下を覗いてみると、
真っ黒クロスケの醤油が仕込んであって、
白き麺を持ち上げてみると、
そこは既に真っ黒クロスケに染まっている。
トップをざざっと散らしたら、
麺下からしっかりと混ぜ合わせちゃうよ。
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
黒く塗りつぶせ!
PAINT IT BLACK!
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
どうよ?
どうよ?
どうよ?
麺が黒く染まったっしょ?
麺屋棣鄂(ていがく)の平打ち麺が染まり、
全体が黒くなったら食べちゃいましょう。
ぷりっもちっとした歯応えのあるもので、
中国醤油の深みが滲み出てくるようで、
そこに辛みや痺れが絡んでいて、
4、3は僕的には割と強い刺激的。
でもこの感じも悪くはない。
ひき肉の旨みであったり、
水菜のほろ苦きシャキシャキ食感だったり、
時折カシューナッツであったり、
変化を感じつつの食べ進み。
【磐生香菜】¥100
パクチーですよ、パクチー。
今回はこれを使うことを前提に、
4、3にしたってのもあるのよねぇ〜
ある程度食べてから投入し、
マーゼマーゼ
ψ(`∇´)ψ
クセある香りは強めの刺激との相性良く、
味変効果としてはバツグン!
イケちゃうのよねぇ〜
バクバクと食べさせちゃう。
時間差での調整をお願いしてあったので、
麺を食べ終える頃に海鮮丼が提供。
【3種丼】¥980
今回のラインナップは、
天然本ます酢締め、
天然まぐろ漬け、
本当のネギトロによる3種で、
山葵が丼フチに添えられている。
出汁醤油が同時提供されるも、
これはまだ使わない。
すぐに使うのもイイんだけど、
こちらの海鮮はそのままでもイケるので、
まずはまずはまずは、
何も付けずにそのまま食べてみたい。
ネギトロは一般に見かけるような、
油脂を混ぜ込んだ真っ白なものでなく、
中骨などからスプーンなどで鋤いた、
ねぎ取った身そのものなので赤い。
ねぎ取るの意味のネギトロなのだ。
血生臭みのない赤身で、
程良くコク深い脂感がイイのよ。
妙なクドさはないのよ。
本ますの酢締めは初めてかな。
ほんのり柔らかな酢が脂質な身を引き締め、
さっぱりと食べられる。
身自体はややパサ感はある。
まぐろ漬けはヅケだね、ヅケ。
円やかな甘さを持つ醤油がしっかり染み、
これこそ何も付けずに食べられちゃう。
出汁醤油を必要最小限で垂らし、
ゴハンと共に箸を進め、
山葵の香りをプラスして食べたり、
ラボラトリーの海鮮系って旨いのよねぇ〜
ニヤけつつの食べ進めでもって、
マンのゾクで完食です。
チリン!PayPay!
ランチとしてはお値段は張るんだけど、
それに見合う満足感はあって、
その満足感を味わいたく足を運ぶのよねぇ〜
また満足感を味わいたく足を運ぶよ。
(o^^o)