バリバリな気分でありましてぇと、
あのカツオが思い浮かぶってもんですな。

それじゃイクっきゃないじゃんね、って、
車はそちらを目指してる。

 

 

駐車場はいつも混んでる時が多いので、
あまりに多かったら他も検討しようと、
ダメ元で行ってみますってぇと、
昼時を前にした谷間の時間帯だったようで、
ごっつぁんです駐車。

 

 

 

【麺屋 AMORE】

（浜松市浜北区寺島2725-2）

燕が巣を作っていて、
エサを待っていますぞ。

僕もお腹が空いたぞん。

暖簾をくぐりて入店すると、
厨房の店主と目が合う。

 

 

おいおいおい、
そんな嫌そな顔をするんじゃない！

 

 

お互いにそんな顔をしてるんだけどね。

券売機を前にして、
バリにするつもりだったけど、
醤油もイイよなぁ〜と迷いが生じてしまい、
ん〜ん
ふと見上げた限定案内に冷やしの文字が。

 

 

あああああ

 

限定があるとそればかり食べるような、
限定マニアではないのだけど、
この日はなんとなくクリスタルで、
興味が湧いてきちゃった。
だって暑いんですもの。

気持ちと一致したところでポチリ。

中待ちを経ての席案内で着席。

静かに調理待ちをすることにしゅる。

 

 

「コラボ来ます？」

「ん〜ん、多分無理そう。」

 

 

SPICE CURRY GHAL、
BOMB Kitchenとのコラボ、
「夏祭り」をやるらしく、
店主の探りが入る。

 

 

「サイトウさんも来ますよ。」

「AMORE記事に自分のネタが無くて、
　寂しがってたよ。」

 

 

GHALサイトウさんは当ブログのファンで、
よく見ていてくれるらしく、

AMORE記事の中で、
自分のネタが入ってないと、
過日の訪問時に不満気だった。

 

GHAL記事 ➡ https://tadanoramenzukiblog.com/20210608ghal/

 

 

 

「サイトウさんだけですもん、ファンは。」

「いや、あの店はスタッフもそうだよ。
　イイ店だなぁ〜」

「サイトウさんの店だけっすよ。
　他でイイって聞かないもん。」

 

 

僕のブログは否定派ばかりで、
容認派GHAL店主が信じられないのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ〜
アンチもファンなのだよ、坊や。

意識してるってことを認めているのね。

 

(￣▽￣) ふ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、出来たみたい。

今回も先入観無く、
目の前の一杯に真摯に向かい合い、
素直な感想を書いてみるよ。

 

 

 

 

 

【冷やし鰹ラーメン】￥900

いつもと同じ丼ではあるんだけど、
手にした瞬間のひんやりさが心地イイ。

琥珀色のスープはややオイリーな表層で
そこんとこは冷のあるあるなのかしらん。
そこに自家製麺を泳がせていて、
トッピングに配されるは、
チャーシュー2種、メンマ、海苔、
中央に水菜などの薬味を載せる。
ミニトマトの赤がキャッチーだね。

 

まずはスープをひと口。

 

ほぉほぉほぉ

オイリーなのは見た目通りで、
冷たさゆえか、
その存在感が舌を、口を覆うようで、
そこから円やかなカツオの風味が広がる。

エンミでぐいっと押し上げるでなく、
効かせているけどイイ塩梅さで、
カツオの出汁感をしっかり活かしていて、
それが広がってくる感じ。
旨いな。

合わせるは冷水で締められた平打ち細麺で、
滑らかな肌をしていて、
もちっとした中にぐっと噛み応えがある。

スープはオイル効果もあって、
しっかり絡め上げてくるので、
強さのある麺でも問題無いバランス感。

 

 

薬味が絡み出してくる。

水菜、カイワレ、刻み玉ねぎ、
あ！大葉もあるのか！
お！茗荷もあるぞ！

いやいやいや、
「バリ鰹」でも薬味にそれが使われていて、
アクセント的にはイイ効果を発してたけど、
いつからか使われなくなって、
でもこの限定ではさらっと復活していて、
ちょっと嬉しいじゃねーか！

 

このこのこの〜

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

食感や香りで変化を与えてきて、
この薬味の存在はイイよなぁ〜

 

チャーシューは肩ロースと鶏胸肉の2種で、
共に低温調理されたもの。
肩ローの臭み無くしっとりとした肉質感、
鶏胸のパサつかずのさくっと感、
そこからの滲み出てくる旨みがイイわ。
メンマはぽきぽきと、
その細さであっても小気味イイ食感で、
食べ進みにリズムを付けてくる感じ。

トマトは・・・おりょ？

皮を剥いてあるかと思ったけど、
これは剥かれていないようで、
でも瑞々しさが見受けられる。
潰してみようかな？

レンゲに取って箸先で突いて潰し、
スープと合わしてみると、
甘み酸味が凝縮している感じで、

 

ん？

 

オレガノっぽい香りが微かに香る。
スープを邪魔しないほど僅かに。

これ、面白いなぁ〜

 

後半のお楽しみで楽しむのが良さげだわ。

と、食べ進みての完食ではあるんだけど、
券売機んとこの案内で、
〆の雑炊を推していた。

そりゃ、どんな感じか試してみたくあるな。

 

スタッフに声を掛け、
現金をカウンターに置いておく。

 

 

 

【〆の雑炊セット】￥100

ゴハンにバラ海苔、
茶碗のフチに山葵を添えているセット。

残るスープを何度か掛け注ぎ、
突いて馴染ませ口にすると、
うん、そりゃ、イイわね。

バラ海苔の香りも相性良く、
山葵をちょこっと馴染ませてみると、
これまたよろし。

もうひとセット頼みたい気分を抑え、
残るスープは飲み干しての完スペ。

これはイイね。

 

 

ひんやりとさせていて、
スープと麺とのバランス、
薬味のアクセント的効果などが楽しめ、
なにしろ店のカツオイメージを壊してない。

 

 

これからまだまだ暑い時期が続くので、
こういう限定もたまには食べて良かったわ。

 

(o^^o)b