入ろうとしたことはある。
うん、目の前には行ったんだ。
・・・でも、入る勇気はなかったんだ。
KBY兄さんが先日訪問したので、
ちょっと火が着いて行ってみようかと。
そう、以前蒲郡ブラックを調べる中で、
マルナカの流れのよな記述を見かけて、
それは一度食してみたいと思い、
行ったには行ったんだけど、
その雰囲気に負けてしまっての断念。
今回改めましての再挑戦。
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【食事処 みつわ屋】
やや暗めな店内は右に厨房があり、
そこに付くカウンター6席、
左にはテーブル4人×3脚、
隔てた奥に小上がり4人×2脚を用意。
テレビは競艇の中継が流れている。
常連とおぼしき方々が、
厨房の年配の御夫妻と、
そんな話題で盛り上がっていて、
昼ビールを楽しんでいる。
アウェイだぜ。
御献立はこちら。
定食、ゴハンものに加え洋食もあり、
モチのロンでお目当ての麺類もある。
基本的な一杯をイってみます。
【中華】¥500
カラフルな中華丼は懐かしい雰囲気。
スープは深みのある色をしているけど、
想像していた黒々としたものではない。
麺はそこを自由に泳いでいて、
トッピングのチャーシュー、メンマ、
かまぼこ、青ネギと並んで、
盛りのラフさを感じさせる。
スープをひと口。
パッと広がる醤油感は、
甘みとしょっぱさを併せ持つもので、
やや角がある強い主張感でしょっからく、
ある意味醤油本来の姿を活かしてる感じ。
“らしさ”を探すんだけど、
あるっちゃぁある、
ないっちゃぁない、ってとこ。
スープだけならは、
幸田町の食堂の方が“らしさ”はある。
https://tadanoramenzukiblog.com/20151008taikou/
ま、ただこれはこれで嫌いではないけどね。
合わせるは加水高めの中細縮れ麺。
柔茹ででノビてるといった感で、
弱い弾力にふにゃりとした歯応え。
スープには負けている。
青ネギは青き香りが強く、
変化を与えつつ絡んでくる。
チャーシューはバラ肉を使用。
味付けはしっかりされていて、
噛み応えを残すもの。
脂はトロけさせずで、
その甘みが活きていて好きだな。
メンマはポキポキ。
かまぼこはこの一杯にあっては、
甘みある魚の香りが際立つ。イイ。
後半はスープの麺への馴染みが深まり、
しょっぱさが強まる。
しょっぱいな。
で、完食。
懐かしさ漂う空間での食事も面白い。