先日食べた一杯に逆に触発され、
気分的に盛り上がりたく、
北街道に面するこちらに訪問。

【一元 鳥坂店】

調べてみると前回訪問は２０１５年夏。

時間の経つのは早いもんです。

店内は厨房付きカウンターがあり、
それを背にする２列目もある。

卓上のザルには茹で玉子があって、
何の表記も無いけど、
サービス品でなく￥50。

後精算時に自己申告が必要よ。

厨房を仕切っていたオヤジさんは、
裏のベンチに腰を下ろしていて、
娘さん？が調理を一貫して行なっている。
世代交代かしらん。

メニューはこちら。

もちろん食べるものはキマッテル！！！

オヤジさんの頃は、
正式名称を言って注文しなきゃ、
作ってくれないみたいな噂があったので、
それに習って正式名称をコールするも、
後客は「みそ！」と略して頼んでたので、
オヤジルールだったのか、
都市伝説だったのか？

ジャッ！ジャッ！と炒める音が響く。

【サッポロみそ柳麵（ラーメン）】￥1,000

うひゃひゃひゃひゃひゃ〜

刻まれたチャーシューがゴツゴツと、
切り立つ岩壁のように荒々しく、
前回訪問時よりも迫力が増した印象です。

その下には炒められたもやし、青ネギ、
仕上げに黒ゴマが散らされます。

でも主役たる存在は味噌。

岩壁の陰に隠れていて、
出番を待っているかのようです。

まずはスープをひと口。

ほんのりとした豚感に、
薄っすらながら甘みとエンミがある。
ラードは少なめであっさりと、
クドさがないのはイイな。

合わせるは低加水極細麺。

スープが馴染んでいて、
そのままでもイケなくはない。

でもやっぱ主役を登場させたい。

味噌だッ！

溶き味噌系だッ！

滑らかさのある味噌で、
ひと舐めしてみると、
甘ったるさのない控えめな甘みがあり、
エンミも必要十分。

箸でスープに少し溶かし込む。
一気に全混ぜ均一化もイイんだけど、
粗混ぜ不均一化で濃淡を楽しむのもイイ。

僕は粗混ぜが好きで、
淡い味噌の風味、
濃い味噌のしょっぱさの変化を楽しむ。

追加味噌を提供する店もあるけど、
こちらはその必要は無いな。

短めのもやしは炒められていて、
シャキッとした食感で絡んでくる。
チャーシューは味がしっかりで、
ギシッギシッと噛み締め感が高い。
食べ進めに変化があって飽きさせない。

中盤には豆板醤とニンニクを投入し、
刺激的変化をさせて楽しんじゃう。

化学的な刺激もより強く、

ビッシビシ！
ビッシビシ！感じてきちゃう。

こりゃあ、強ぇ〜ぞ！

でもでもでもでも、
これを含めての魅力だったりするんだな。

喰らって喰らっての完食。
気持ち的に高まったぞん！

ビッシビシ感じちゃう？