高町からゆりの木通りに繋がる坂道を下り、
出雲殿の結婚式場があった辺り、
通り過ぎる視界の隅にチラッと留まった。
あれ?
くるっと回ってそこへ行ってみると、
ビンゴ!
ラーメン店を発見で、
しばらくしてから初訪問したんだけど、
それから5年以上経って、
またふと思い出した。
思い立ったが吉日。
こういう機会は活かさにゃかん!
浜松城や浜松市役所から徒歩圏内、
浜松城、浜松開誠館にも近い場所で、
入り込んだ一方通行の場所にあって、
近くは何度も通ることはあっても、
おそらく気付くことは少ないであろう店。
【ラーメン・餃子 一福(いちふく)】
(浜松市中区松城町211-17)
駐車場は建物横にあるんだけど、
それを示す看板は奥に置かれているので、
分かりにくくはある。
厨房を緩い曲線のL型カウンターで囲み、
狭めの店内。
定休日は日、月、祭日とあるけど、
おそらく祝日のことなんだろうなぁ〜
あの曲を口ずさみたくならない?
(゚∀゚)
メニューはこちら。
さてさてさて、
セットものも気にはなるものの、
半チャンラーメンがあると嬉しいけど、
残念ながらそれは無いので、
どうしよっかなぁ〜?と思案思案思案。
BGMの無い店内は静かで、
沈黙タイムでの思案思案思案。
うん、長考で決めた2品を注文で調理待ち。
先に餃子が提供されましたよん。
全メニューにプラス¥300することで、
ハーフサイズ5個が付けられるのよん。
ラーメンを先にしたかったけど、
まだ調理ちうだし、
冷めるのもあれだもんで食べちゃお。
【餃子5個】¥300
ピッタリサイズの皿に盛られた餃子5個は、
キレイな焼き目がそそられるんだな。
いつも通りに、
まずは何も付けずに食べてみると、
かりっとした食感と共に、
ぶわあッ!
口に入れた瞬間にニンニクが急襲。
こりゃ、スゲーわ!
その後ろにキャベツなどの甘みがあり、
下味は薄めながら必要最小限ってとこで、
そのままでもイケるにはイケるんだけど、
焼き目の香ばしさ、ってか、
焦げによる苦みも感じちゃったりで、
それをフォローすべく、
少し調味料は使いたいところ。
ちょちょんと摘まんでいると、
ニンニクが口の中に充満し、
この後の予定をちょっぴり気にしたりたり。
【タンメン】¥850
模様の入る深い赤の丼での提供で、
炒められた野菜上の黒コショウが目を引く。
よく見ると白菜、キャベツ、もやし、
たけのこ、キクラゲ、玉ねぎ、ニラ、
豚肉などが使われていて、
立ち上がる湯気が手招きをしているよう。
スープは予想通りのアツアツで、
ガラ系の清湯に野菜の甘みが溶け入り、
ゴマ油の香りをふっと香らせ、
あっさりとした塩味ではあるんだけど、
しっかりとエンミを効かせているので、
味付けの物足りなさはない。
これはイイ感じだわ。
麺を引っ張り出してみると、
細麺が使われていて、
これがスープをしっかりと馴染ませ一体化、
しこしことした歯応えで応えている。
炒めた野菜類はこちらもアツアツで、
麺に絡ませての食感や味を楽しむ。
お!
白菜なんぞはそぎ切りしてあって、
ここらへんは中華的な匂いを感じ、
ニヤリポイントなんだわ。
黒コショウが入り込んできて、
甘みある野菜類を引き締めていき、
食欲も刺激するので飽きずに食べられる。
あぁ、今更ながら思ったけど、
ラー油ちょい足ししても楽しかったろうな。
間違いなく合うだろうなぁ〜
大盛を頼んだわけじゃないけど、
野菜類の食べ応えもあって、
ま、餃子も食べてるし、
お腹的な物足りなさはなくの完食。
あらまぁ、
久方ぶりの訪問ではあったけど、
看板商品である餃子にしても、
このタンメンにしても惹かれるものがあり、
こりゃ、また楽しみたくあるぞん。
うん、また来てみたく思えたぞん。
食べ歩きでのこういう発見は楽しく、
イイ意味での新たな経験値を増すのは嬉し。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶