金曜日、
土曜日、
日曜日、
この3日間しか営業してないので、
食べたいタイミングと違うこともあるけど、
今回は合ったぞ。
となると、
そういう機会は活かさなきゃなんだな。
【ラーメン 味佳(みか)】
「いらっしゃい。」
お母さんがいつもの声で迎え入れてくれる。
先日4月20日に86歳を迎えたのだと、
キャブさんが書いてた。
調理は息子さんに任せるようになり、
“ 看板娘”として笑顔を見せてくれてる。
ほっこりほっこり。
あ、そう、メニューはこちら。
カウンター上の垂れ壁に短冊が貼られてて、
いつもの「和風」にしようかと思ったけど、
たまには違うものを、
てか、
その存在は知ってたけど、
初めて貼られているのを見たわ。
せっかくなのでそれをイってみようかな。
【塩レモンラーメン】¥800
あー、ちょっと予想とは違ったわ。
輪切りのレモンが広がるように置かれてる、
よくありがちなものを想像していたけど、
丼の端に直線に並べられている。
しかも皮は剥かれている。
あ、そう、
皮有りって見映えはイイんだよねぇ〜
黄色が映えるんだよねぇ〜
でも、
色んな人が触ってない?
ちゃんと洗って使ってる?
消毒されたものの影響はないの?
ちょいと気になってたりするけど、
こちらは皮剥きで、
その不安感は無いものの、
映えるか、映えないかっていえば、
やっぱり映えないよなぁ〜
ま、ま、ま。
まずはスープをひと口。
ま゛
あれ?
コク深いなぁ〜
脂のこってり感がちょいとあり、
動物系が強まったんだろか?
塩ダレもはっきりと効かされて、
以前のあっさり塩とは違っていて、
味を求めに行くのではなく、
味が自らやって来るよな感じで、
意外なる変化。
生姜の香りもふっと感じたりするよ。
合わせるは自家製麺の中細。
独自の麺という感があり、
この日はもそっとした重みがあり、
スープとのバランス的には悪くなく、
上手く馴染ませて上がってくる。
時折白ネギがザクッと食感で、
海苔は香りで変化を付けてきたりする。
チャーシューはバラ肉ともも肉で、
巻きバラは脂がぷりっとしていて、
噛むと甘みが広がってくる。
もも肉は硬めの仕上がりで、
噛むごとに醤油がじわっと滲み出てきて、
その旨みと交錯する。
もも、イイなぁ〜
なると、メンマなども挟みつつ、
いよいよレモンをイヂってみる。
箸先でうにゃうにゃと突いて、
レモン汁を放出開始。
コクあるスープに程良い酸味が加わり、
さっぱりとさせてくれて、
いや、この酸味はイイなぁ〜
これから暑くなる時期、
酸味が食欲をそそりそうだし、
クエン酸効果によって疲労回復も期待出来、
うん、夏場に向けて良さげなラーメンだわ。
もうちょい、うにゃうにゃしとこう。
【餃子】¥400
お腹的にもうちょい入れときたく、
久しぶりに餃子を注文。
7個がどかどかと並べられ、
その焼き色はそそる色合い。
まずはいつも通りに何も付けずにひと口。
皮は厚みがあって、
もちっとしている。
豚肉、キャベツ、ニラが使われてるようで、
ニンニクなどの香りもしたりするけど、
下味は薄めなのでそのままだと弱過ぎ。
あ、皮が結構もたついちゃうな。
硬い部分があったりして、
ちょっと重い感じがするな。
卓上から酢ラー油醤油を合わせ、
これに付けてぱくぱくぱく。
お腹的には程良い満足度で完食。
お母さんが以前は調理していたけど、
今では息子さんがほぼほぼやってて、
それに伴って味付けも分かりやすくなり、
でも味佳の味は守られている。
今回は久しぶりに違うものを食べたけど、
いつもの「和風」以外も変わってるかな?
そちらも試したい気分にはさせてくれた。
また週末に伺わなくちゃ!