香川県伊吹島にいりこ漁の見学をした店主。
感銘を受けたようで、
いりこを使う限定を作るとは前回記事の通り。
それがどうやらリリースされてるようで、
店主ブログを確かめるとまさにその通り。
それによると店内告知は無く、
あくまで店主ブログ限定でこっそり提供だと。
やはり確認しなきゃね、店主ブログ。
てなことでの夜訪問は、
【僕家のらーめん おえかき】
スタッフ募集ちうですよ。
メニューはこちら。
ハイパーもあるようです。
が
やはりお目当てはいりこの限定。
でも店内告知は無く、
ホントにあるか不安になってしまう気弱な僕。
「いりこあります?」
にこやかな癒しのお母さんにこっそり注文。
【伊吹のいりこそば ~トリュフは脇役~】¥950
ありましたよ、ありました。
いりこ飯とセットでの提供です。
白湯とは違う透明感のあるスープだったり、
トッピングの具材や盛り付け方だったり、
いつもとは違う表情に戸惑ってしまいます。
トッピングはふわっと丸めたチャーシュー、
たけのこ、味玉、三つ葉、
そして奥にはポツンとトリュフ。
トリュフは脇役なのです。
店主曰く、
海のいりこ、山の幸のトッピングで、
「山菜そば」のイメージなんだとか。
ほーほーほー ( ̄O ̄😉
ひんやりとした丼の中は冷たいラーメン。
伊吹島のいりこのみ使用したというスープは、
いりことトリュフの香味油を合わせ、
深みを持たせたんだとか。
口にすると仄かな甘み、
そしてほんの僅かな苦みが来て、
いりこの旨みがスーッと染み入ってくる感じ。
冷たいスープなので油のヌメリ感は気にはなるね。
今時のニガエグな煮干は苦手という店主は、
静かな静かなアプローチで挑戦した印象。
「ニボラーにはもの足りひんでしょ?」
店主はそう言うけど、
こういう淡く、
スッキリした旨みもキライじゃないのよ。
合わせるは細麺。
麺肌しっかりでダレのないもので、
パツンと歯切れがイイ。
どちらかというと日本蕎麦のような質感。
これ好きだな。
チャーシューはスライスされたもので、
柔らかな食感と旨みのある肉質感がイイわ。
たけのこはコリポリとした食感で楽しませる。
味玉はよく味が染みたもので、
豚骨白湯仕様だからちょっと味は濃く感じる。
トリュフはトリュフ。
食べ慣れない高級食材は、
そのありがたみがよく分かりません。(^◇^;)
いりこ飯はその旨みを携えたもので、
これ美味い。
酢橘の酸味もイイわ。
でもスープを注いだらバツグン。
旨みの相乗効果でこれ美味い。
完ペロ、
そして完スペにてフィニッシュ。
この一杯にはレッチリは必要ないわ。
いりこだけで取られたという、
じんわりと滋味深いスープは美味い。
細麺も好きだわ。
でもそれらを合わせたラーメンで考えると、
麺に対してはスープが大人しい印象は否めずだわ。
9月末頃までこっそりと、
「山菜そば」提供中ですよ。