貫徹家店主は応援で厨房に入ってたようで、
でもマスクをしていた為、
僕はそれに気付かず。
蔵前家店主より何やら吹き込まれたのか?
出来上がったラーメンの提供を躊躇い、
丼と海苔を持ってビクついている。
「あ゛あ゛あ゛」
ついにはそれを断念したようで、
見かねた蔵前家店主が出してくれたという。
それから2日後。
静岡市へと足を運んだので、
直近の出来事でネタ的にはホットなので、
イヂっちゃおっかな、と・・・
あ、イっちゃおっかなと向かう。
店頭の駐車場が空いてるかしらん?
ダメなら有料を探そうかと思って向かうと、
昼遅めでピークは外れているからか?
ちょうど入れ替わりだったのか?
何はともあれ、
1台分だけ空いていてのラッキー駐車。
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【家系ラーメン 貫徹家】
前客が券売機前に居るので、
食券を買い終えるまで外で様子見。
空いたタイミングでの入店で券売機前。
サイドも含めてのカスタマイズ展開で、
あれやこれやとボタンはあるけど、
あくまで基本の一杯を食べてみたいな。と、
左上の法則での一杯をポチリ。
中待ち席へと移動し、
空いた席へと促されての着席。
食券をカウンターに置き、
蔵前家では気付かなかったので、
ひと声掛けておこう。
「今日はちゃんと出してくださいね。」
「あ゛あ゛あ゛」
スタッフにお好みを訊かれるので、
“味ふつう、油ふつう、麺のゆで加減ふつう”
「全部普通で。」
お願いしての調理待ち。
【ラーメン】¥900
あれ?
表情が変わったぞ。
チャーシュー、ホウレン草、海苔3枚と、
トッピングによる家系の表情ではなく、
スープの様相が変わってる。
うん、そんな気がする。
見た目どっしりとした印象があり、
単に醤油が作用しての印象でもない。
うん、なんとなくね、
なんとなくそんな気がするの。
そうなの。
豚骨部長のようにハッキリ表現出来ず、
ましてや文字で具現化するのはムズイも、
なんとなくね、
なんとなくね、
そんな気がするの。
そうなの。
とりあえずとりあえず、
まずはちゃぷちゃぷしてひと口。
あ゛あ゛あ゛
うわ!
え?
こんなんだったっけか?
5年前の開店以来何度か食べているけど、
過去一じゃないか???
旨いジャマイカ!
さらっとしつつも円やかさはあって、
以前よりトロミは増した感じで、
豚の香りがぐっと増した感じで、
醤油は強めだけど、
醤油独り勝ちというのではなく、
一体感高めで舌へ訴えかけてくる。
あれ?
こんなんだったっけ?
色々と試行錯誤されてきて好転したのか?
蔵前家店主より何やら吹き込まれたのか?
明らかに違ってる。
旨くなっている。
イイ!
非常にイイ!
家系御用達・酒井製麺の麺、
平打ち短尺麺を合わせていて、
つるっと滑らかな肌、
もちっとした歯応えでもって、
スープの旨みをしかと馴染ませていて、
その一体感ある世界観へと引き込ませる。
いやぁ〜
イイですなぁ〜
海苔をひたひたにスープを染み込ませ、
麺に絡めて磯の香りをまとわす。
海苔の重要性を実感させますわ。
チャーシューは噛み締め感のあるもの。
ホウレン草はシャキシャキさを残すもの。
このままでもイケちゃうんだけど、
味変をしてもイケちゃう。
むしろそこまでを楽しみたく、
卓上にある調味料の中から、
おろしニンニク、生唐辛子を使い、
食欲を刺激する香りと辛みで絡み、
一気に箸加速で、
ラストスパートしてのフィニッシュ。
以前はタレで食わせる印象だったけど、
今回は出汁も含めてのパワーアップで、
全体で食べさせるように変わった印象。
僕はそういう変化にオドロキだったけど、
同行者もその変化にオドロキ。
嬉しい一杯となりましたわ。
いやぁ〜
静岡PARCO周辺に豚骨ラーメン店は多く、
家系を謳うラーメン店もあるにはあって、
行列も出来ていたりするけど、
駅から歩いて行けるエリアにおいて、
この豚骨を食べずしてどうするよ?
工場生産の豚骨スープではなく、
借家系、家系系スープではなく、
自宅(自炊く)系の豚骨があって、
その変化に驚いたので、
また食べてみたいところではあるわ。
良かったわ、マヂで。
とりあえず喰っとけ!
m9( ̄▽ ̄) ドーン