特に何も考えずの東進なんだけど、
特に何も考えずに浮かんでくるのは何処か?
ココロが欲しているのは何処か?
僕は何が食べたいんだ?
徐々に朧げながらに浮かんできて、
なんとなく方向性が定まってきたんだけど、
いや、どうだろ?
行列は出来ているだろうから、
それを見て判断しよう。
ダメ元も視野に、
ダメならスルーするぅ〜つもりで向かう。
どっちなんだい?
お!
列は出来ているけど短めだぞ!
駐車場に空きはあってのスムース駐車で、
そのまま最後尾に着く。
待ち時間は少なくて済みそうだぞ。
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【らぁ麺 めん奏心】
限定などの案内が目に入ってくるけど、
さすがに昼時ともなると売り切れだよね。
太陽ギラギラギラリンだもんで、
冷たいものも気になっていたけど、
残念ながらそれは叶わず。
早く来るべきだな💦
てなことで10分ちょっとでの入店で、
退店時には列が長くなっていたので、
ちょうど谷間の時間帯だったようで、
そりゃ、僕的ラッキー。
券売機を眺めるも、
食べるものは決めていたので、
慌てず騒がず落ち着いてのポチリ。
コロナ禍において席数は減らされたままで、
コの字カウンターに14席で、
そのひとつに促されて着席しての調理待ち。
オヂサマはいつもにも増して調理に集中で、
ってかちょいとお疲れモードかしらん?
先日ヤケドをしたことで臨休してたけど、
あああああ
右手が真っ赤っかだわ!
ありゃ、痛々しいなぁ〜
結構ひどいわ。
【鰹そば・汐】¥1,100
券売機のボタンは小さくて目立たずも、
その名前自体は変えつつあるも、
ずっと残っているレギュラーで、
めん奏心で最初に食べた一杯だったと思う。
きっとそう。
やや濁りのある淡色のスープが張られ、
そこに自家製麺を収め、
トッピングにはチャーシュー2種、メンマ、
味玉、白ネギ、三つ葉を置いている。
立ち上がる香りにそそられて、
まずはスープをひと口。
うん。
軽い酸味が先行してすっと口に広がると、
そこから鰹節の香りが追っかけてきて、
鼻へと抜けていく。
鶏は旨みの支えとして鰹の裏に回り、
汐にしたことでそれがより楽しめる感じ。
旨いと思うなぁ〜
しみじみ滋味旨いなぁ〜
ふた口み口と重ねちゃうんだけど、
その中でどことなく柑橘系の香りが現れる。
ん?
柚子皮は見なかったけど、
どこかに入ってたかしらん?
これに合わせるは自家製低加水細麺で、
さくっとした軽やかさ、
しこしことした噛み応えを併せ持ち、
ぐっと噛み締め感があって、
スープの馴染みは良く、
その一体感が楽しめる。
あれぇ〜?
久々に食べたけど、
こんなに惹かれるもんだっけかやぁ〜?
箸が進むんだわ。
チャーシューは低温調理されたものが2種。
豚肩ロースはしっとりと柔らかく、
ジューシーな仕上がりなんだけど、
やや生肉感があって、
スープの余韻にブレーキを掛ける感じで凹。
鶏胸肉はさくっと食感で、
ほんのり柚子らしき柑橘系の香りがする。
あ!
これがスープに広がったのかな?
全体的でなく、
時折ふっと感じられるほどだったので、
意図したものではないかもだけど、
上手く働いて良き良き。
メンマはボキボキと繊維質感じるもので、
味付けは抑えめで目立ち過ぎることなく、
全体の一体感を崩さずでイケる。
より親和性が高まった麺を運び、
より一体感が高まった一杯を楽しみつつ、
ちょいとニヤけつつの食べ進みで完食。
スープは残したくなく、
レンゲでちょいちょいと口にし、
丼を傾けてゆっくりと味わいつつつつ、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
「あ、タカ⭐︎さん!」
静かに大人しく食べていたので、
最後あたりで奥さんに気づかれるも、
帽子を目深に被り、
集中のオヂサマも気づいてなかったようで、
突かれて顔を上げる。
「あぁ!」
「痛々しいですね。
ラー油でも作ってたんですか?」
「鶏油。」
「痛くないんですか?」
「痛いよ。」
そりゃそうだ、愚問でした💦
とにかくとにかくとにかく、
食べ手はもちろん、
作り手も体が大事。
健康、体調、ココロも含めて、
普通でいられたらイイよねぇ〜
僕も気をつけなきゃ。
お大事に★