先日のこと・・・
食券を渡すと何やらガッカリした様子。
何よ?
後で話をしてくれたんだけど、
担々麺を食べて欲しかったんだとか。
知らんがな!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
だってぇ〜
その時は納豆が食べたかったんだも〜ん。
「また来ます。」
なんて言ってはみたものの、
次はなかなか訪れないものなのよ。
次がなかなか行けずで悶々悶々もんももん。
次はセルフカバーな一杯にしちゃったので、
ようやくその時が来たのでありますぞ。
【中華ソバ 藤むら】
昼時のピークは過ぎたようで、
僕的にはありがたくのラッキー駐車。
暖簾をくぐりての入店で、
券売機はすぐ右の振り返り部にある。
眺め眺め〜で、
え〜と、どれだ?
あっ、ここにあるぞ!
ってな感じでポチっとな。
セルフで水を用意しての着席で、
食券を渡しての調理待ち。
【大盛 胡麻とラー油の中華ソバ(担々麺)】¥1,050+味玉
どよ〜んどよ〜ん
おどろおどろしくどよんとしたスープで、
光沢ある白きキレイな丼と対比している。
そこからは自家製麺が透けて見え、
中央にひき肉、青ネギ、
そして追加の味玉を置く。
構成が少ないだけに、
観るよりも早くそれを味わいたい。
でも慌てると咽せちゃいそうだぞ!
トランキーロ!
あっせんなよ!
落ち着いて慎重にレンゲを差し込んで、
落ち着いて慎重に口に運んじゃう。
うん、咽せなかったよ。
まずはキレッキレなラー油が舌を突き刺し、
辛みが先行して攻めてくると、
芝麻醤からゴマの香りが追っかけてきて、
それが鼻から抜けていく感じ。
あ
それらが表に目立ち過ぎちゃって、
ベースを置き去りにするというか、
ベースが支えきれない店をよく見かけ、
そのバランス感に滅入ることがよくあって、
僕的にヒットするか否か、
良し悪し幅が広く感じることがよくあるも、
これはラー油、芝麻醤、スープが良く、
一体感があってぐいぐいと押しがあって、
担々麺ではあるんだけど、
カツタン的な印象もあって、
そう、カツタン寄りのタンタンといった感。
イイのよ。
合わせるは自家製の細麺。
しなやかさがあるもので、
肌が滑らかでするするっと入ってきて、
もちっとした歯応えを感じさせる。
スープはしっかりとこれに絡み、
一体感良くその世界観を楽しませてくれる。
ひき肉は香りが付けられていて、
で、結構細か目ではあるので、
麺に絡まずに沈んでしまうかと思いきや、
意外に麺にしっかりと絡んでくる。
これはイイわ。
青ネギは笹切りされたもので、
青き香りで絡んできたりする。
食べ進めていっても夏は来ず、
あ、いや、
飽きは来ずに楽しませてくれるんだな。
器底に沈んだひき肉を掬い出すべく、
レンゲで探ってみると、
カシューナッツを発見。
これも一緒に掬い出しちゃいましょう。
半熟で味確かな味玉も楽しんでの完食。
担々麺は完食。
ではあるんだけど、
まだまだイクよ。
【ライスセット】¥100
“セット”と名付けられてはいるものの、
単にそれだけの単品。
少し口にして量を減らしたら、
ここにスープを注いじゃう。
ゴハン粒ひとつひとつがこれを吸い込み、
麺よりも一体感は強く、
その旨みを最後まで楽しめちゃうちゃう。
モチのロンで完食ですよん。
「Soul Noodles THE R&R」を経て、
「藤むら」へと転換したんだけど、
それが徐々に熟成を始めた感があって、
レギュラーはもちろんながら、
こういう一杯にもその印象を感じちゃって、
その感じがイイのよ。
以前からそうなんたけど、
店主は物静かではあるんだけど、
芯はその逆で熱いものがあって、
旨さを追求してる感があって、
それは味にも反映されてるよに思うんだな。
訊いてみると、
この担々麺は限定ではなく、
レギュラーとして提供されるらしいけど、
気まぐれではある気はしているので、
確実に食べるなら今すぐ!なんだな。
そう思うぞぉ〜
( ̄▽ ̄) ふ