SNSなどを見ていると、
ある時期からはラーメンだけでなく、
かき氷が出てくるようになる。
かき氷?
嫌いではないんだけど、
頻繁に出てくるようになると、
へぇ〜
皆さんお好きなのねぇ〜
食べに行くほど好きなんだぁ〜
ちょいと戸惑う。
昔は家に手動のかき氷機があって、
ガリガリと削ってシロップ掛けて、って、
身近な存在であったり、
お祭りなんかでも見かけたよね。
赤、黄色、緑、青・・・など色鮮やかで、
いちご、レモン、メロン、ブルーハワイ、
好きなシロップ掛けてさ。
あれって同じ味なんだってね。
色と香料が違うだけらしいけど。
なんか背伸び感もあって、
ブルーハワイが好きだったなぁ〜
そんなかき氷もあるけど、
SNSに上がっているのはそれらと違い、
豪華な印象を受けるもので、
数百円のものから千円単位のものまで、
マヂ?
結構高いのね、なんて思ったりたり。
ラーメンは手間が掛かって作られる割に、
¥1,000の壁にもがいているけど、
他のものって割とすんなり超えちゃうよね。
不可思議不可思議。
ぬ?
ぱらりぱらり眺めていたフリーペーパー、
そこに気になるものを発見。
かき氷の写真並ぶ中、
気になるものを発見。
かき氷らしくないのだ。
出遅れた感もあって、
かき氷に手を伸ばしてこなかったけど、
これは手を伸ばしてみたいわん。
もんじゃなど鉄板焼きを中心に、
夜営業をする店のようだけど、
期間限定7〜10月の土日祝は、
昼営業でかき氷が食べられるらしい。
でも、普通のかき氷ではないのよ。
糸ピンスなのよ、糸ピンス。
JR島田駅近く、
焼肉屋さんと同じブロックにあって、
サンカク公園は目の前。
【てっぱん&cafe くいしんぼ】
ハツホーなので、
いつもの如く緊張しながら暖簾をくぐると、
どぅわぁ!
Σ('◉⌓◉’)
目の前に大きなクマ!
カウンター席に背を向けているんだけど、
大きなクマのぬいぐるみが置かれていて、
いや、クマのぬいぐるみにじゃなく、
予期せぬものがそこにあるのに驚くし、
予期せぬそのサイズ感に驚くのよ。
ドキドキしつつ平静を装い、
促されるままに席に着き、
メニューを眺めて、
お目当てなる一品を注文さ。
【蓬莱ピンス】¥1,000
ほぉ?
かき氷じゃないよね?
パッと見た目にはかき氷じゃないよね?
糸ピンスっていう新感覚かき氷らしいけど、
誰かに黙って写真を見せたらば、
かき氷とは思われないだろうなぁ〜
僕的には色目からすると、
日本蕎麦に見えたりする。
他に白、赤もあるけど、
この限定は日本蕎麦に見える。
てか、初めて写真を見た時に、
え?ってそう思ったもん。
四角い器に横一直線にキレイに収まってて、
糸ピンスの名の通りに糸のような細さで、
0.5mmくらいじゃないかな?
シャープペンシルの芯みたいな細さで、
え?
ホントにこれがかき氷???
そんな感じがしちゃう。
氷を削ってシロップを掛けるでなく、
液体を瞬間冷凍させ、
それを糸状に削るそうで、
ピンスは韓国語でかき氷の意味らしく、
糸状のかき氷、
新感覚かき氷なんだと。
さて
どこから攻めるべきか?
ラーメンなんかもそうだけど、
キレイに整ったものを見ちゃうと、
崩すのに気が引けちゃうよねぇ〜
ま、結局崩して食べるんだけどね。
(≧∀≦)
フォークとナイフを使って食べるらしく、
そんな説明も見かけたけど、
フォークだけでイケんじゃね?って、
カ、カ、カ・・・
あ!
カトラリーからフォークを取り出し、
そこに差し込んでみる。
サクッ
軽やかな触感が伝わってくる。
不思議な感覚だわ。
ザクッ、シャリッ!ってな、
一般的かき氷のイメージとは全く違う。
食べたらどんな感じだろ?
ふっ
あれ?
舌に載せた瞬間にふっと溶ける。
食感はなくて、
冷感だけが舌に残る感覚で、
ほうじ茶の香ばしき香りが鼻に抜け、
仄かな甘みが感じられる。
かき氷というよりも、
アイスといった感じだわ。
ふふふふふ
(*´꒳`*)
次を口に運ぶ。
ほうじ茶ッ!
香ばしさは強いものではなく、
それよりも甘過ぎずの甘さが舌に残るので、
以降はあまり感じられなくなる。
でも美味しい。
サクッ
ふっ
そんな感覚を楽しんじゃえるんだな。
フチにはホイップクリーム、白玉、
あんこが添えられていて、
順に合わせてみるんだけど、
ホイップクリームは食感が似ているし、
甘みに甘み重ねだし、
白玉はもちっと噛み応えがあって、
全く違う食感なので異物感はあるし、
僕的にはあんこが良かったな。
不思議で面白い感覚を楽しみつつ、
意外に量が多いな、とも思いつつ、
ぱくぱくと食べ、
最後はスプーンで掬い集めての完食。
チリン!PayPay!
一般的なかき氷はもちろんのこと、
新感覚かき氷を楽しむのもイイかもよ。
「てっぱん&cafe くいしんぼ」HP ➡ https://cuishinbo.com/