交通渋滞回避の為、
急遽予定変更のちょいとイレギュラーな日。
イレギュラーならイレギュラーで、
どうせならそういう流れを楽しみたいと、
掛川市内の店に寄ったんだけど、
まだお腹的にも気分的にもイケそうなので、
どうしたものか？と思案思案。
あ、そうだ！
チェックしてた店があるじゃん！
こういう機会にこそ行かにゃ！なんだわ。
と、向かうは中町商店街。
裏手に駐車場があるのは確認したものの、
ちょうど最後の1台を目の前で停められ、
近くの有料駐車場へ。
交差点角付近に目的たる店はあって、
基本的には夜の居酒屋のようだけど、
ランチでラーメンが食べられるらしいのよ。
のぼり旗でもその存在が確認出来る。
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【肉食ダイニング あさひ】
ドアを開けると、
目の前には手指消毒の機械があり、
それを済ませての入店。
左前方にL型カウンターがあり、
ほぼほぼ埋まっていて、
左にはテーブル、
右には小上がりがあり、
空いている小上がりへと案内される。
天井は黒、
壁は白、赤系で、
ダウンライトが多用されていて、
うん、夜の店らしき雰囲気を感じる。
メニューはこちら。
鶏の白湯に清湯、つけ麺、油そば、
お！
煮干もあるぞ！
なかなかのラインナップじゃないかん。
どうしょっかなぁ〜？
思っていた以上に選択肢が多かったけど、
左上辺りが基本的だろうし、
きっと推しだろうから、
ま、ここはそこからイクべきでしょうな。
と、注文を済ませての調理待ち。
にしても賑やかだなぁ〜
休日とはいえ、
居酒屋のランチ営業なので、
もっと空いているかと思っていたけど、
カウンターはもちろんのこと、
テーブル、小上がりもほぼほぼ埋まり、
賑やかなる状態。
店側と客は知り合いが多いようで、
それらしき親しげな会話が聞こえてくる。
会話自体はあまり気にしないものの、
まぁ、このご時世で、
マンボウ期間中で、
店側はアゴマスクであったり、
客はノーマスクだったりの会話ってのは、
やっぱり気にはなっちゃうなぁ〜
(´-ω-`)
【鶏白湯】￥900
赤い丼の力強さッ！
逆にスープの色は淡く感じます。
トッピングに配されるは、
フチに沿わせた赤みあるチャーシューの他、
メンマ、味玉、スライス玉ねぎ、カイワレ、
仕上げに黒コショウを散らしている。
盛り的には丁寧さが伺われ、
深紅のレンゲが目立ちはするものの、
奥のあそこが定位置かと思うと、
まぁ、それはそれでアリかな。
さてさてさて、
まずはスープをひと口。
大山鶏を5時間煮込んだ本格スープらしく、
円やかに舌を包み込むよな柔らかさで、
まったりマイルドな舌触りの鶏白湯で、
鶏の旨みに膨らみがある。
エンミをやや強めにしているので、
ぼんやりといった感じではなく、
輪郭をしっかりと整えて、
鶏の旨みを伝えてくる。
エンミが喉に引っ掛かる感はあるも、
思っていたよりもイイ感じだわ。
合わせるは加水低めの中細平打ち麺で、
ホームページを覗いてみると、
自家製麺との謳いがある。
滑らかな肌をしていて、
ぐっと噛み応えがあり、
スープのまといは問題なく、
一体感良く食べさせる。
スライス玉ねぎ、カイワレが絡み始めると、
しゃりしゃりと、
瑞々しき食感で変化を付けてくる。
スライス玉ねぎがイイ効果を生んでるわ。
お！
こんなところに海苔が！
その玉ねぎの下には海苔が隠れていて、
既にスープでひたひたに柔らかくなってて、
麺に絡みやすいようにスタンバイ。
鶏の旨みに磯の香りが加わるよ。
チャーシューは豚肩ロースで、
低温調理されたレア仕上げ。
大判のものが2枚並べられていて、
口にするとしっとりとした肉質感で、
臭みなく旨みがじわぁ〜と広がってくる。
肉食ダイニングというだけあって、
肉は悪い状態では出していないわね。
メンマはぽりぽり。
味玉は味玉。
強過ぎるものではないものの、
エンミは少しずつ蓄積していき、
やや気になるようになってくるので、
スープは飲み干さずで終了。
PayPay対応だったので、
支払いはそれで済ませての退店。
本業は居酒屋でしょうから、
ランチのラーメンはどうよ？
と、思っていたけど、
予想に反してイイ感じで、
今回は白湯だったけど、
清湯も食べてみたい気にはなった。
丼ものも肉推しのラインナップで、
お腹的に余裕があれば、
こちらも併せて食べてみたいなぁ〜
ま、ただ、
肉食ダイニングという店名からすると、
やはり肉のイメージを強く感じるのだけど、
ラーメンのラインナップは凡庸で没個性的。
どれもどこかにありがちで、
その表情も特にオドロキはなく、
まぁ、想定内の仕上がりで面白味に欠ける。
【肉食ダイニング あさひ】だからこそ、
肉を謳う店だからこそ、
他では食べられない一杯ってのが欲しいな。
そこんとこは残念だなぁ～
(@￣ρ￣@)