寒いどぉ〜
寒いどぉ〜
北海道ぉ〜
【北海道-2】
前回は味噌にしてみて、
他にも食べてみたいものがあっての再訪。
手指消毒を済ませての入店で、
空いているカウンター席に腰を落ち着ける。
メニューはこちら。
横には“オリジナルメニュー”と称す、
特にオリジナルっぽくないメニューが並ぶ。
その中でも
ちょっと食べたいものがあったのでそれと、
あああああ
そうなんだよなぁ〜
チャーハンセットなどはあるんだけど、
半チャーハンってのが無いんだよなぁ〜
そのくらいのサイズがあると嬉しいけど、
それって無いのが残念なんだよなぁ〜
「サービスセットのラーメン変えれます?」
訊いてみるも、
その組み合わせ以外不可、
変更不可ってんで、
むむむむむぅ〜
どうしたものか???
んじゃあ、
とりあえず食べたかったものを注文しよ。
「えび天ラーメン!」
「えび天とあさりやってないんですよぉ〜」
は?
前回来た時もそうだけど、
販売中止などの表示はされてねぇじゃん!
それを食べたくて来たのに、
おりゃ、どうすりゃあイイよ?
あああああ
「から〜いラーメンを、中辛で。」
「味が醤油、塩、味噌から選べます。」
「じゃ、醤油で。あ、大盛で。」
もう、ココロ折られてしまって、
ココロざわついちゃうわ。
【から〜いラーメン(中辛、しょうゆ、大盛り)】¥770+110
何やら中央に赤いペーストが載ってて、
その下にはネギ、もやし、白菜、ひき肉、
他にチャーシュー、メンマ、味玉も。
スープは色薄めで、
ラー油らしき油が浮かんでいるのが分かる。
スープをひと口。
あ、うん。
あっさりと薄めの出汁感で、
あっさりと薄めの醤油で、
これは前回の味噌でも感じだけど、
もうひと押し欲しい気はする。
ここにラー油が効いていて、
ピリッと辛みがあり、
うん、中辛程度の辛み。
激辛との選択であったけど、
これを激辛にしてしまうと、
スープの負けが大きくなっちゃうので、
このくらいが丁度イイのかもしれない。
合わせるは多加水細麺で、
緩く縮れが入っている。
ぷりもちで、
ちょいと柔めな茹で上がり。
しんなりした白菜、
しゃきっともやしなど、
食感的変化を加えてくる。
トップの赤いペーストをひと舐めしてみる。
ん〜ん?
見た目からの想像通り辛くはあるけど、
甘いのまでは想像出来なかったなぁ〜
これはスイートチリソースかな?
スイートチリソースっぽいぞ。
ちと甘いんだ。
スープに溶かし込むも、
あまり劇的に変化するでもなく、
見た目のインパクト以外は特筆無し。
チャーシューは巻きバラで、
味が良く染みていて、
ややパサではあるけど悪くない。
メンマを摘まんだ後、
味玉に手を伸ばして割ってみると、
ほぇ?
妙に中心部が赤い。
半熟ではあるけど、
それにしても妙に中心部が赤い。
その秘密は後で知らされることになる。
とかなんとかで、
気持ちは高まることなく、
ただただ腹を満たすこととなり、
寒いどぉ〜
寒いどぉ〜
北海道ぉ〜
状態ではあったけど、
カプサイシン効果で温まりはした。
うん、温まりはした。
「辛くないですか?」
店主が話し掛けてきた。
ピリ辛で旨みを殺さない程度なので、
てか、殺すほどの旨みも無いけど、
全く心配されるほどではなく、
まぁ、体が温まりはしたので、
「全然大丈夫ですよ。」と答えると、
店主自身は辛さが苦手で、
このピリ辛も食べれないほどらしく、
あああああ
なるほどなるほどなるほど、
ただ闇雲にラー油をぶっ込んだだけで、
味見して作り上げられた一杯でないのね。
それでスイートチリソースも。
玉子に至っては、
注射で辛さを注入してあるらしく、
あ、なるほど!
それで中心部が妙に赤いのね、と合点。
まぁ、それよりも味玉らしき味でもなく、
辛み注入以前に味付けが欲しいかなと。
あ、そうそう、
スイートチリソースよりも、
僕的には、
あくまで僕的には、
桃屋キムチの素の方がイイと思うぞ。
あれってイイ調味料でもあるのよねぇ〜
辛いだけでなく、
魚介エキスや昆布、
アミノ酸等も入っているし、
具材で白菜も使われているので、
組み合わせとしては間違いないはず。
ま、今後また食べるとは思わないけど、
きっとその方がウケると思うわ。