例年ならば、
11月3日/文化の日には「市場まつり」、
年4回の「市民感謝デー」があり、
多くの方々が訪れる浜松市中央卸売市場。
一般ピーポーへの小売りはしておらず、
当然ながら入場も出来ないこととなってて、
その年5回のみしか入る機会は無い。
過去にその機会を利用して、
入場したことはあるんだけど、
2020年に引き続き、
2021年もイベントは中止となり、
文化の日「市場まつり」も当然中止。
入ることは出来ない。
が
以前から噂はあって、
市場内の食事処の利用は可能で、
入場が出来るんだとか。
ホント?
(´⊙ω⊙`)
ちょうどお腹が空いた頃合いで、
タイミング的にはピッタシ!
ダメ元でイってみよっかな。
【浜松市中央卸売市場】
久しぶりです。
2年ぶりです。
ちょっぴりワクワクします。
と、同時にドキドキも。
入れるのかしらん?
市場通り側、メインの西門から乗り入れ、
守衛室に寄ってみる。
「食事したいんですけど・・・」
「一般人なんですけど・・・」
行き先を告げ、
恐る恐る訊いてみると、
すんなりと入れそうな雰囲気。
指示された通り、
入場表に行き先、目的の他、
住所、氏名、電話番号などを記すと、
近い駐車場を教えてくれた。
ありがたしありがたし。
建物内のその場所は、
何度か来ているので知っていて、
迷わずに迷わずに、
中央棟右側、水産棟に向かう。
せり場の中を進んでいくと、
おおおおお!
見えてきたぜぃ!
来たかったんだぜぃ!
道産子だぜぃ!
【道産子(どさんこ)】
カウンターとテーブルから成る店内は、
せり場に近いこともあり、
床はタイル貼りとなっている。
4〜14時の営業ってのは市場に合わせてで、
昼時ってのは終盤といった時間帯で、
落ち着いた雰囲気。
メニューはこちら。
ラーメンはもちろんなんだけど、
チャーハンが魅力的で、
このセットを食べたかったの。
そうなの。
注文をすると、
「ラーメンは醤油でイイっスか?」
あ、そっか!
醤油、塩、味噌、豚骨etcと選べるようで、
醤油は食したことがあったので、
今回は塩にしてみることにします。
【ラーメン&半チャン(塩ラーメン)】¥750
この組み合わせなのです。
ラーメンだけじゃ腹が落ち着かず、
もうちょい食べたい!って時、
半チャーハンが付いたセットがありがたし。
しかも¥750ですよ、皆さん!
¥1,000超えのラーメンが増えた昨今、
半チャン付きで¥750。
ありがたし!なのです。
【ラーメン(塩)】
ノーマルは醤油ではあるけど、
今回は塩にしてみました。
醤油とは違うんだけど、
その色合いは淡い醤油といった印象。
麺は透けるスープの中に見え、
その上にはチャーシュー、メンマ、
青ネギ、海苔を配しています。
スープは塩!って感じではなく、
色々合わせたよな感じで、
あっさりではあるけどエンミは強めで、
キャッチーで、
僕的には醤油の方がイイかな。
合わせるは細麺で、
啜り上げは良くてスープも上がってきて、
柔らかくもちっとした歯応えがある。
チャーシューはバラを使っていて、
柔らかで脂の甘みが出ている。
メンマはぽりっぽり。
【半チャン】
単品での用意は無いので、
セットでの半チャン設定はありがたい。
レンゲを差し込み口にすると、
ふぅわりと柔らかで、
それは口にしても同様。
玉子、青ネギ、玉ねぎ、
ニンジンが使われていて、
コメは油でしっかりコーティングされ、
ふぅわりと口の中でほぐれる。
ニンジンの硬い歯応えが変化を与えるぞ。
あ、そう、味付けは醤油なんだけど、
淡めにしていて、
以前の強い醤油感とは違って、
あれ?あれ?あれ?
強い主張がなくてちょいと違和感。
うん、これはこれでイイんだけど、
惹きに繋がる醤油感も良かったなぁ〜
紅生姜をちょいちょい混じらせ、
残るチャーハンも放り込んでの完食。
ともかくともかく、
なかなか入れない施設の中の店舗で、
2年ぶりの訪問はそれだけで嬉しく、
こりゃ、
また機会を伺ってみたいなと。
てか、コロナ禍が収まって、
2022年には年1回「市場まつり」、
4回「市民感謝デー」があるとイイなぁ〜