目立つ店ではない。
大通りに面してはいるんだけど、
その外観は目立つわけでなく、
情報もあまり見かけるでないので、
存在感が決して高いわけではない。と思う。
JR浜松駅を北上すると、
「クリエート浜松」なる建物があり、
その並びにあるんだけど目立たない。
ほら、ココ!
目立つ場所にありながら、
近づかないとそれって気づかない。
【らぁ麺 十六】
駐車場は無いので、
近くの有料駐車場に停めるなりが必要。
店内は右に厨房を囲むL型カウンター、
左にテーブルが設けられていて、
券売機は左振り返り部にある。
写真付きのメニューを眺めたりして、
狙いを定めてのポチリ&ポチリ。
手指消毒を済ませて席に着き、
あ、水はセルフで用意しての調理待ち。
【ぴり辛鶏豚卵(とりとんたまご) 】¥900
多彩な色使いの一杯で、
それだけでワクワク度が高まるんだな。
白き丼にオレンジ色のスープ、
麺は流す感じではなくごにょごにょと、
玉子、青ネギ、糸唐辛子、海苔、
そして味変用にとの説明のあった味噌玉。
うふふなんだわ。
背中側の照明が強かったので、
影が入ってしまうのは致し方ないか。
とりあえず、
まずはスープをひと口。
お!
ピリッと辛いぞ!
鶏、野菜を使っているというスープ、
それをピリ辛にしていて、
辛さでベースが負けてしまう店もあるも、
過不足無くのバランスの良さを感じ、
ひき肉などの旨みも加わってきていて、
それらを殺さずの加減がイイんだわ。
旨いわ。
合わせるは、
京都老舗製麺所から取り寄せた、
北海道小麦100%キタホナミを使用した麺。
だそうで、
つまりは麺屋棣鄂のストレート細麺。
ピリ辛なスープをまとい、
ぷりっとした弾力、
ぱつっとした歯切れの良さがあり、
さくさくとした歯応えがイイな。
棣鄂の麺はイイなぁ〜
玉子はふわっふわと柔らかく、
ひき肉も入ってたりで、
オムレツといったもの。
箸でひと口サイズに分けて、
麺に絡めて食べる。
イケる。
糸唐辛子はそこそこの量があって、
スープに浸っていくうちに、
辛みが溶け入ってきて辛みが増す。
ピリッと具合が増すのよ。
味噌玉は表面に白ゴマがまぶしてあり、
これをレンゲの上で解きほぐす。
うりゃ!
うりゃ!
うりゃ!
静岡市エリアにはある溶き味噌は、
この浜松エリアでは限定ではあったけど、
定着してるものは知らない中、
こちらでは定着。
赤味噌メインのようで、
広がる風味でもって味に変化を与え、
このピリ辛さに合っている。
【替え玉】¥290
ひと手間加えたという替玉は、
単純に茹でただけの麺ではなく、
乳化させたソースと合わせられた感じで、
ひと手間加わっている。
味が付けられているので、
このままで食べられる。
エンミ高でもって、
乾物系の旨みらしきものも感じたりで、
そのまま食べてみたり、
つけ麺風にして食べてみたり、
最後にはスープを掛けてみたりと、
色々な楽しみ方が出来る。
ラーメンは大盛対応も出来るものの、
この【替え玉】の方が僕は楽しい。
そのまま食べ進んだら、
スープも最後まで楽しみたく、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
旨かった。
目立つ店ではなく、
駐車場の確保があるわけでなく、
そこんとこはメンドくはあるけど、
決して味で引けを取るでなく、
むしろ他のメニューも食べてみたく、
ちょこちょこ訪問の機会を探ってみなきゃ!
そう思ったりはする。
また行かなきゃ!