さて、どうしたものか?と静岡市街。
魅力的な店だったり、
不思議な店だったり、
色々な店があったりするので、
とりあえず来たはイイけど、
どの店を選択すべきか迷うとこではあるな。
そんなこんなで、
長いスパンで寄れてなかった店がある。
調べてみると、
去年の初夏頃だからまた間が開いたな。
クールな笑顔を見れるかしら?
近くの駐車場に停め、
ハンバーグ店、つけ麺店に挟まれた通路、
ここに足を進めると、
静かに店は開いている。
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【麺屋 やまもと】
看板の裏は黒板になっていて、
レギュラーの他に限定の案内があり、
どれにしようか?と考えを巡らしたなら、
暖簾をくぐって左手の券売機前へ。
定番の「しお」にしようとボタンを押すも、
ちょっと気が変わり、
店主にお断りを入れ、
差額を追い金しての注文変更。
あざます。
(>人<;)
店内は狭く、
厨房前にカウンターがあるも、
5席分しかないのでより狭く感じる。
でも天井は5m程の吹き抜けとなっていて、
狭い店ながらに圧迫感はない不思議な空間。
意外に居心地は良かったりする。
久々であるし、
今年初めてってことで、
「あけましておめでとうございます。」
恒例の挨拶をすると、
「え?そうでしたっけ?」
皮肉なのかボケなのか、
逆に怖さを感じる返しにビビりつつ、
静かに静かに調理待ち。
( ̄◇ ̄;) ドキドキ土器
【みそ 辛シビ付】¥900+味玉
なるほどなるほど!
その名の通りで、
「みそ」に辛シビが付いてくるのね。
結構辛そうに見えるので、
辛シビを自分のタイミング、
自分の加減で入れられるってのはイイな。
ラーメンにはチャーシュー、
茹でもやしとキャベツ、水菜、糸唐辛子、
そして味玉をプラスしていて、
スープには刻まれたカシューナッツ、
黒いのは焦がしネギかな?が浮いている。
スープは淡い味噌といったとこで、
ガツンというものではなく穏やかなもの。
でもじわじわと効いてくるんだなぁ〜
旨みが蓄積していくようなんだなぁ〜
焦がしネギのビターな香りがイイなぁ〜
不思議な味噌だなぁ〜
なんか惹かれるものがあり、
ふた口み口と重ねていく。
合わせるは自家製麺で、
低加水の平打ち細麺。
粉っぽさを残しての茹で上がりで、
スープの馴染みは良く、
もそっとした食感を持たせていて、
ちょっと重めには感じるものの、
バランスはイイ感じだわ。
時折絡むカシューナッツは、
カリッと変化を付けてくるけど、
それより茹でもやし、キャベツの方が、
その存在感は大きく、
食欲を刺激してくる感じが面白い。
チャーシューは肩ロースを使っていて、
これに八角を効かせているので、
そのクセある香りがクセになる。
味玉は半熟の柔らかさで、
黄身の甘みがじわっと感じられ、
ぷりっとした食感もイイね。
さてさてさて、
ある程度“みそ”を楽しんだところで、
辛シビを使ってみよう。
て
これを全部入れるのは、
どんな風に変化するか、
ちと怖いので、
レンゲに1/3程度を掬って投入すると、
あ、意外に辛さも痺れも許容範囲内で、
ピリ辛さが味噌を壊さなくてイイ。
麺と合わせて啜り上げてみても、
ゔぉほ!
咽せるようなことはなかったので、
更に1/3を入れてみると、
カラシビ感は増すもののまだまだイケそ。
ま、でもゴマ油の香りが強くなり過ぎると、
味噌を壊しかねないかな、と自粛。
程良いカラシビを楽しむのだ。
うんうんうん、
なんだかんだで完食で、
カラシビ味噌を楽しみつつスープ飲み干し、
完スペフィニッシュです。
この限定はおそらくは冬季限定かしら?
味噌はもちろんながら、
このカラシビ味噌も楽しいぞ。
うん、たまには限定もイイぞ。