新店です。

静岡鉄道、日吉町駅近くに、
２０１８年１０月２３日オープン。

【らーめん山】

焦げ茶色の縦格子を使ったファサードに、
黄色い看板が目につく。

「山」の意味が書かれていたり、
ラーメンの種類なども記されている。

店内は左前方に厨房を囲むＬ型カウンター、
テーブル、壁向きカウンターを用意。
休日の昼時にしてはちょっと寂しい雰囲気で、
流れるミスチルがどこかそれを助長する。
男性スタッフ２人は手持ち無沙汰。

券売機は右側に。

ボタンは多めで混乱しそうだけど、
左縦一列を殺して種類を表示、
その横はサイズを示していて、
見やすく分かりやすい工夫がされている。
イイね。

食券を渡しての調理待ち。

ん？

あれ？
好みなんてのは訊かれないのかい？
ニンニク入れちゃうかい？

って、訊かれないのかい？

「ニンニクお願いします。」

いやいやいや、
こちらから自主申告しなきゃいけないなら、
そう大々的に書いといてくれや！

ボーッと生きてんじゃねーよ！

【ラーメン】￥750

しなっとしたもやし、キャベツから成る山に、
頭頂部には味付き背脂、
中腹部にはチャーシューどどん！と、
それから刻みニンニクも、
背脂が若干浮いたスープは赤みが強く、
挑戦的なスタイル。

背脂の味付きなんて初めてで、
軽く摘まんでみると、
あ、これは面白いかも。

ではではスープをひと口。

おッ？！

酸味強い醤油がガツン！です。
酸味強い醤油がガツン！です。
酸味強い醤油がガツン！です。

醤油のインパクトがデカく、
醤油そのものという感じで、
出汁らしきものは正直よく分かんないや。
カラメにする必要はないかな。

天地返しでぐるりんぱ。

合わせるは極太麺。
スープをしっかりと馴染ませていて、
ゴワモチな力強い歯応えで、
この手のラーメンとの相性の良さを感じる。

くたっとした野菜。
生っぽい方がイイと勝手に思い込んでたけど、
この事前茹でのくたっとさは悪くないね。
適度にシャキシャキさを残し、
麺との絡みもイイんだわ。

そして刻みニンニク。
単調な醤油スープに風味の変化を加えるので、
やっぱニンニクは入れる方がイイな。

チャーシューは厚みのあるもの。
肉の味わいはあるんだけど、
これは噛み切るのに抵抗があり、
後半に食べるとココロ折られるぞ。

完食。

ガッツリと食べられるのはイイんだけど、
夢中になれるほどではなくて残念。