「タカ☆さん、知ってる?」
「ほぇ?」
知ってる!と言いたいところだったけど、
知らないものは知らないので、
知ったかぶることは出来ない。
物知りYouTuberなら知ってるかもだけど、
知らないものは知らないので、
知ったかぶることは出来ない。
教えてください。m(_ _)m
某店主曰く、
静岡市街の店らしいんだけど、
店名は聞いたことないし、
そんな情報を見かけたこともなかった。
てか、
情報はほぼほぼ上がっていない。
ググって、
ググって、
ググって、
ゲルググってみるものの、
ほぼほぼ見かけない。
(;´д`) ギャン!
微かな情報を組み合わせてみると、
週2日間だけの営業で、
提供される杯数は少ないらしく、
レアレアな店のよう。
そりゃあ、食べてみたい!
是非とも狙ってみたい!
絶対的に狙うんだ!
強く気持ちを奮い立たせ、
珍しくしっかりと行動に移したので、
土曜日10時台には静岡市街で散歩を開始。
雲ひとつ無い快晴の下、
日差しが心地良く、
常磐公園で噴水を見つつ、
青葉通りを進み、
あ、ちょっとトイレを借りよう、と、
青葉通交番の裏へ。
写真は差し控えるものの、
ステンレス製男性小便器の造形が好きで、
ボタン式手洗いもなかなか秀逸に思う。
近くにあるのが「青葉おでん街」で、
ココはいつか寄ってみたいところだな。
あれ?
あの塔屋は何だろか?
消防署の火の見櫓かぁ〜
周りを高いビルが囲っちゃって、
今じゃテレビアンテナの一部と化している。
「青葉横丁」も気になるね。
・・・ラーメンブログ書いてる方?
お?
ピザの天ぷら???
はぁ、ここも面白そうだなぁ〜
定休日がそのまま店名の「10月と日曜日」
創業大正91年って、
平成14年、2002年ってことで、
現時点で19年も営業してるってことか。
あんかけからしそばなんてメニューもあり、
こちらもまた気になる店だわ。
柱上変圧器の形はキライじゃないぞ。
お、この辺りか!
うん、間違いないな。
ラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーメン!!
うん、間違いないな。
店はどこだろう?
いくつかテナントが入る建物の奥、
暗くなった先に明かりが灯っている。
うん、間違いないな。
割烹居酒屋的うどん屋
「関東おうどん 千石」
(静岡市葵区昭和町6-12)
夜営業のみの店なんだけど、
2020年7月あたりから、
木曜日、土曜日だけは昼営業をやっていて、
そちらは別暖簾でラーメンが食べられる。
提供杯数は少ないけど。
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【メリケンコ】
店内は板張りの和の落ち着いた雰囲気で、
靴を脱いで入店すると、
個室に挟まれた廊下の先に、
6席ほどの一枚板のカウンターがある。
店主は強面な雰囲気で、
ちと緊張するわ。
メニューはこちら。
シ、シ、シンプル過ぎるぅ〜
1ページに1品だけ表記の贅沢な使い方で、
3種類のラーメンとなるみたい。
「全部¥850です。」
店主が教えてくれるも、
写真も説明も無いので、
どういった一杯なのかが分からない。
ま、でも、
先頭にある一杯にすべきかな?と注文。
「ゴハン無料で付けられますけど・・・」
「あ、要らないです。」
後予定に余力を残すべく、
ゴハンは止めとこう。
うん、そうしよう。
水はやかんに入ってのセルフで、
器はアルミ製で、
なんとなく舌触り円やかな気がする。
丼は大きな鍋の中で湯に浸けられていて、
麺は鍋に差したテボで茹で上げられている。
鍋肌に沿うように火が上がっていて、
これは対流効果を狙ってのことだろか?
そんなこんなで待っていると、
先に別皿トッピングが提供されたので、
箸を用意しようと、
2種類あったので木製を。
箸帯がされた角の取れた箸には、
「メリケンコ」の名前まで入っていて、
気分的高まりを感じるわ。
イイ感じだよなぁ〜
【きんめだい】¥850
はい、これが「きんめだい」
トッピングは別皿での提供で、
ラーメンはかけスタイルとなっている。
ほーほーほー ( ̄O ̄;)
そりゃあ、そそるジャマイカ!
まずはラーメンからイっちゃおっかな。
白き丼には琥珀色のスープが広がり、
麺は整えられるでなくガンダム・・・
マンダムでもなくランダムで、
キレイに流すよな麺線で魅せたいところ。
まずはスープをひとK・・・
あちッ!
いやいやいや、
稀に見る熱さだぞ!
これは熱い!
チンチン!
ふぅふぅして冷まそうとするも、
結構な熱さで、
ちょっとやそっとじゃcan't get love。
旨いのは分かるけど、
熱くてそれが分かりづらい。
あ、ラーメン温度がヌルいと宣う方は、
この温度は嬉しいだろうけど、
旨さを感じる温度ではないように思うわ。
これはキンメの旨み?
エンミがやや強めでハッキリしてて、
キンメの旨みなんだろうけど、
鶏っぽい印象を受けたりもして、
ま、とにかく旨いのは間違いないけど、
温度は抑えた方が旨みだったり、
より味わい深さを楽しめるよな気はする。
合わせるは低加水細麺。
スープをしっかりと馴染ませ、
しこしことした歯応えではあるんだけど、
やはりスープ温度は高く、
はふはふはふと格闘。
そんなだからずっと茹でられてるみたいで、
柔めになるのは早いような気はする。
て
なんだこりゃ?
あひる口かッ?
板野友美かッ???
麺下に忍ばせてあったみたいで、
引っ張り出してみるとワンタン?
つるっとした肌をしていて、
口にするともちっとした厚みのある皮で、
中にはひき肉が詰まっている。
ワンタンというより水餃子とあった感で、
その登場を含めて嬉しいサプライズだわ。
さてさてさて、
別皿のトッピングをイっちゃおっかな。
並べられるは、
味玉、メンマ、なると、白ネギ、
チャーシュー、生海苔、鶏ほぐし身、
そして袋入り山葵。
せっかくイイ雰囲気なのに、
ビニールパックは世界観が壊れるようで、
興醒めしちゃうな。
味玉、チャーシューは先入れし、
熱を入れとこう。
「ゴハンを入れて鯛茶漬けとして・・・」
「生海苔、山葵をそこに入れて・・・」
え゛?
隣客への説明が聞こえてきた。
さっきお断りしたけど、
ゴハンは頼むべきじゃん!
「すみません、やっぱりゴハンください。」
生海苔、山葵はその時に使うとして、
その他トッピングに戻ろう。
チャーシューは鶏ももで、
これは熱入れが正解。
柔らかき歯応えがイイな。
味玉も同様で、
甘じょっぱい味付けを味わえる。
ほぐし身は箸休め的に摘まんだりで、
これもスープに入れとこう。
メンマは・・・甘じょっぱ辛い!
これは強い味付けだなぁ〜
甘みのある強い醤油感、
そしてピリッと辛みがあって、
単独で食べるのもそうだけど、
これをラーメンに投入なぞしたら、
世界観が全く崩れてしまいそうで、
これはツマミとするしかなさげ。
うん、とかなんとかで食べ進めての完食。
ゴハンをもらったので、
これを残ったスープに投入し、
生海苔を載せ、
山葵を丼フチに添える。
「山葵欲しければ使いたい放題です。」
促されたけど、そこまで要らんし。
レンゲで崩して馴染ませ口にすると、
あぁーーーーーッ!
こりゃ、イイねッ!
生海苔の磯の香りが鯛スープに加わり、
旨さがアップ。
これをコメが吸い込んで旨みを封じ込め、
そりゃあ、間違いないにキマッテル!!!!
山葵を少しだけ溶き入れると、
これまた風味、ピリッとした辛みが効いて、
そりゃあ、間違いないにキマッテル!!!!
ああぁ、
結局、鯛茶漬けまで含めての一杯なんだな。
あの説明を聞かなければ、
この至極タイムを迎えることはなかった。
いやいやいや、
ありがとう、隣客。
モチのロンで食べ進めて、
スープはしっかりと堪能しての完食。
ふぁ〜 ε-(´∀`; )
イイ時間を過ごしたわ。
木曜、
土曜の週2日間の昼営業で、
限定杯数は10杯と、
ハードルの高いレアレアなるラーメン店。
気になるところはあったものの、
それでも何か惹かれるものがあり、
また来てみたいと思うと同時に、
夜の割烹居酒屋的なうどん屋「千石」も、
そりゃあ、気になってきちゃう。
ま、ま、ま、
そちらの訪問はなかなか厳しそうなので、
またこのラーメン店を楽しめたらイイな。
うん、今回は楽しめたぞん。
(о´∀`о)