や゛
はぁ?
裏切られたわ!
うわぁ〜
どうなっちゃってんだよ?
印象が変わっちゃったじゃないか!
そういえば、と、
東三河地区を考えた時、
しばらく行けてなかったところが浮かぶ。
調べてみると前回訪問から2年半経ってて、
ありゃ!
そりゃ、その後を確かめる意味も込め、
再訪してみようかなって。
そう、休日だと混み混みだろうけど、
この日は平日ってことで、
幾分空いてるかなって期待もあってね。
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【だし麺 未蕾(みらい)】
案の定、
外待ちは出来ておらずの目論見通り、
セーラー服通りマイレボ美里、
駐車場も空きがあっての楽々駐車。
ま、とはいえ、
開店30分後の到着なので、
1巡目との入れ替わりと考えた方が良さげ。
実際その後はまた混み始めたし。
あ、そうそう、
こちらの建物は、
屋根付きガレージのリノベのようで、
実際裏にあるそれと同一。
でも外観はもちろん、
内観を見てもそう思わせないセンスの良さ。
こういうのって、
やっぱセンスだと思うんだな。
待ち客無しなので、
ウェイティングシート無記名での案内で、
中待ち席へ。
うん、やっぱセンスがイイと思う空間だな。
厨房前にはカウンター8席があり、
メニューはその上の黒板に。
丸テーブル1脚ある小上がりは変わらずも、
新たにテーブル4席×1脚が増設されていた。
で、レジは奥へ移動し、
その手前にセルフの水サーバーなど。
トイレの蛇口の取り付けにニヤリだったり、
周りの絵を眺めたり、
は?
実家帰れ???
そんな時間を楽しんだりだりらじばんだり、
注文を済ませ暫し暫しの調理待ち。
【だしそば しお】¥800
ありゃ?
表情が変わってるぞ。
前回に食べた同じ一杯とは、
チャーシュー、メンマ、ホウレン草、
なると、海苔によるトッピング、
それらの片寄せスタイルで麺を魅せ・・・
ようとしているんだろうけど、
麺線が揃ってたらより良さげだけど、
で、スープには白ネギを浮かべたりと、
一見変わってないよに思えるけど、
麺が変わった感じがするし、
スープが淡い色合いになっているので、
なんか表情が変わり、
落ち着いた印象を受ける。
(*゚▽゚*) ウケル〜
ではではスープをひと口。
おほ?
あれぇ〜
色合いだけじゃなくて、
スープの印象も変わったぞ。
動物系をベースにしてるようで厚みがあり、
そこに煮干を重ねているようで、
僅かながらに酸味があり、
ビターな感じもあるんだけど、
ド煮干ではない旨みの重ね方。
静岡ではあまり見かけないタイプかな。
そう、でね、
以前感じた重さが減ったのよ。
余分な重さが無くなったことで、
厚みはあるけど、
煮干を覆ってしまう感じではなくなり、
旨みをより感じられるようになった。
どうよ?と押し付けがましくあったものが、
肩の力がイイ具合に抜けたような印象で、
この感じ、イイな。
うん、イイよ。
合わせるは自家製の細麺で、
全粒粉が見えたりする。
口にしてみると、
肌は軽いザラつきがあり、
さくっと軽い歯応えで、
中華そばというよりも、
日本蕎麦のような感覚。
スープとのまとわりは良く、
旨みとの一体感高しってとこなんだわ。
これは面白い麺だね。
ここに白ネギが絡んできて、
香りでアクセントをつけてくる。
チャーシューは肩ロースを使用していて、
柔らかな歯応え。
メンマは細切りでボキボキとした繊維感。
海苔は麺に巻くと、
その磯の香りで変化付け。
うんうんうん、と、
2年半ぶりの訪問で、
以前との違いを感じ、
にやりにやりと食べ進みての完食。
他も行こうかと考えていたので、
スープは残そうかと思っていたものの、
それは忍びなく、
ゆっくりと丼を傾け、
味わいつつ飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
いやぁ〜
変わったなぁ〜
その時に出された一杯での感想などにより、
評価というレッテルを貼りがちだけど、
ラーメンって同じとこに留まってなく、
一気に変化することってあって、
以前とは違った印象を受けることがあって、
ま、それは良くも悪くもで、
今回はそれが良い方向に感じた。
うん、裏切られたぞ。
イイ意味で裏切られたぞ。
支払いを済ませての退店後は、
その余韻が舌はもちろんココロにも残り、
お腹的にはまだイケるんだけど、
気持ち的な満足度は高く、
もうこの一杯で帰ろかな?って思わせた。
同行者の「しょうゆ」も良かったけど、
この「しお」もまた食べたいな。
うん、とにかく裏切られたぜ。
グッジョブ( ̄▽ ̄)b