蒲郡「きくや飯店」はもう無い。
あの支那そばはもう食べられない。
あの味に魅了された者としては残念至極。
でもあの味に魅了されたのは僕だけじゃない。
券売機には色々と揃えられてはいるものの、
やはり基本的な一杯を求めてしまう。
バラチャーシューの大きさ、
脂の入り具合、
散らされ方からして“らしい”感じで、
思わずニヤリとさせられます。
丼に顔を近づけてみると、
香りも“らしい”感じで、
これまたニヤリとさせられます。
トッピングに配されるは、
チャーシュー、メンマ、青ネギ。
スープをひと口。
あ、うん、懐かしい。
店主はあの味に更に近づけるべく、
あの地域でたまり醤油を探しているそうで、
マイルドな甘みの中に深みあるコク、
ベースの力強さを感じます。
角が無いせいか、
タレがやや大人しめではあるかな。
とは言え、
あの味に一番近づいているとは思います。
合わせるは細麺。
ダレにくい麺で、
グッと歯応えがある。
あの麺とは違うので、
バランスで考えるとタレ強めでも良さそう。
チャーシューはバラ主体で、
脂身の甘さが楽しめる。
もっとしょっぱめだった気もするなぁ〜
スープが馴染みを深めることで、
より美味くなってくる。
イイなぁ〜
【ハラミ丼】¥250(ランチセット価格)
こちらも頼みたいゴハンもの。
ハラミ肉はプリッとしていて、
噛むのを抗うかのような強い弾力がある。
ニンニクは以前より抑えたことで、
抜きんでることなくてイイわ。
モチのロンで完食完スペ。
懐かしくもあり、
忍者チューンで進化を続ける支那そば。
やっぱ好きだな。
てか、更に進化は続いたようで、
あの味にかなり近づいたんだとか。
そのバージョンはまだ口にしてないけど、
期待値は高し。
楽しみだわ❤