トマトが終わっちゃうんだ。

ラートマは食べたんだけど、
元々のベースたる一杯を久しく食べてない。
調べてみると3年前。

 

 

「完熟トマトの汐そば」を食べたい！

 

 

杯数は少ない限定であるので、
早くに行かないと売り切れの可能性高く、
急がなきゃ！とは思うものの、
重い腰は直ぐに動かずのスロースタートで、
到着したのは昼時手前の時間帯。

 

 

 

【らぁ麺 めん奏心】

（島田市金谷栄町3538）

 

 

 

既に諦めモードではあったけど、
僅かな可能性を期待して外待ちに加わる。

でも、先頭まで辿り着いて、
売り切れという現実を認識。

 

 

ま、そりゃそうだわな ⤵

 

 

さて、となると、
何を食べようか？
と、緊急思案思案。

限定の冷たい煮干も始まっていて、
天気も良くて気温も上がってきているので、
食べるには絶好のチャンスであるんだけど、
それよりもむしろ気持ちは温かい方に。

 

 

 

入店を促されての券売機前で、
トマトが無いことを改めて確認し、
狙いを定めてのポチリ。

食券をスタッフに渡し、
指定された席に着いての調理待ち。

 

 

 

 

 

【煮干そば・汐】￥1,150

 

 

 

全てのメニューにおいて、
トッピングを別皿にするのではなく、
メリハリを効かせた提供がされていて、
このニボシオも同様。

彩りで添えられるネギなど薬味も除かれ、
完全すっぴんかけスタイルのスープと麺、
別皿にはチャーシュー、メンマ、
味玉、刻み玉ねぎ、
そしてバラ海苔が配されている。

 

 

スープと麺だけを、
まずは味わってみやがれ！

 

 

オヂサマに挑戦を求められている感じ。

 

 

ようし、味わってやろうジャマイカ！

 

 

まずはスープをひと口。

 

 

悪いよなぁ〜
全くもって悪いよなぁ〜

 

 

上品な和食に使われるような煮干感でなく、
苦みやエグミ、ほんのりと酸味も感じられ、
どちらかと言えば、
ある意味下品な煮干といった感ではあるも、
それらも含めて作り上げられた旨みで、
それがクセになるよな旨みなのなの。

丸鶏をベースにしているそうで、
それは煮干をバックアップ支えていて、
厚みを持たせているので、
煮干だけが浮き足立つ細さではなく、
しっかり太く一体感ある厚みとなっている。

醤油もイイとは思うけど、
汐の方がダイレクトに感じる気がするので、
頼むのはいつも汐。
しょっぱ過ぎず、
弱過ぎずの塩梅でもって、
今回のニボシオもイイのだ。
次のひと口を欲してしまうのだ。

やっぱりオヂサマの煮干、旨いんだな。

 

 

これに合わせるは自家製麺。

低加水細麺が合わされていて、
さくさくポキポキとした歯応えで、
これはこの煮干感に合っているように思う。

徐々に馴染みが増していくので、
より旨みの高まりを実感させられる。

そんなことを考えながら食べるんだけど、
ふと目につくのがチャーシュー。
バラ肉が使われていて、
脂身の多さが気になる。
熱が入ったものならイイんだけど、
冷たい脂はむにっとした食感、
舌を包むような感じがキライなので、
早めにスープに浸けさせて、
食べてる間に熱を加える。

味玉や刻み玉ねぎも入れておこう。

 

 

 

暫しお待ちを〜

タメになったねぇ〜
タメになったよぉ〜

 

 

 

メンマはポリポリと、
ゴマ油の香りが効いているので、
スープに入れてもイイんだけど、
そのゴマ油の影響を危惧してそのままはむ。

バラ海苔を投入。

すぐにスープを吸い込むので、
その段階で麺に絡ませてはむはむはむ。

味変要素としては煮干に磯の香りは合うも、
有れば有るでイイけど、
無ければ無しでも構わないくらい。

 

 

 

バラ肉に熱が加わった頃を見計らいはむ。
噛み締め感のあるぷりっとした赤身、
脂身は熱を加えることで甘みが引き立ち、
イヤな食感も抑えられるので良き良き。

お？
1枚は表面を炙ってあるみたいで、
そちらは軽く香ばしさがあってイイな。

刻み玉ねぎはシャリシャリ瑞々しき食感、
辛みに甘みが加わるのがイイ感じ。

味玉はコクがあるねぇ〜
こちらも熱が加わった方がイイな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「50肩でさぁ〜」

「・・・いや、60肩でしょ？」

「イイんだよ50肩で。
　寝返りが打てないのよ。」

 

 

手の空いたオヂサマに話し掛けられるも、
年長者は労わらないといけないけど、
すぐにツッコミを入れてしまった。

 

 

知らんがな！

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

 

調理に集中するのはしてるけど、
以前に比べて明るさは減った気がしてて、
人手不足から水曜、日曜を休みにしたけど、
結局次の日は営業であるので、
仕込みやら何やらで働いていて、
連休にしないと体が休まらないとは思うよ。

オヂイサマ化してる気がするので、
スタッフがなんとかなればイイのに・・・

そんなことを思いながらも、
残る麺は食べ切っちゃって、
スープは残したくなく、
レンゲで掬って口に運んだら、
ゆっくりと丼を傾けて飲み干し、
完全スープペロリの完スペでフィニッシュ。

 

 

 

 

 

今シーズンラストのトマトは食べられず、
ちょいと残念ではあったけど、
代わりに食べた煮干の汐、
ニボシオがやたら旨かったので良き良き。

うん、旨かったわ。

 

 

「ごちそうさまでした。」

 

 

外待ち多き状況でもあるので、
直ぐに立ち上がっての退店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今では他店で多く見られる煮干なれど、
静岡県では早くに煮干を取り入れ、
広めたパイオニア的存在の【めん奏心】

限定は出すものの、
限定限定をメインとせず、
レギュラーの良さを引き立たせていて、
改めての旨さを実感させられたわ。

うん、レギュラーもイイのよ。

 

 

 

次は何を食べようか？

限定もイイけど、
レギュラーもイイからなぁ〜

 

(￣▽￣)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ