とりあえず方向は決めてあって、
東へと進むことは決めてあって、
でもどこで食べようかは決めかねていて、
お腹の空き具合を考慮しつつ走っていくと、
この日は渋滞でココロ折れることなく、
意外とスムースに進んじゃって、
そんなら静岡市は通り越しちゃって、
東部エリアにしちゃおうかなって。
道の駅で休憩をして、
さぁ、どの店にしようかな?
ファイナルアンサーの時間は訪れ、
目的が決まってないのであれば、
目的の候補としてチェックしてあった店、
いくつもあるんだけど、
後回しにしていた店にしちゃおう!
そうしちゃおう!
・:*+.\(( °ω° ))/.:+ おぅ!
情報によると、
「ラーメン 田島」の修業先だそうで、
もう代は変わったようだけど、
まだ店は続いているので、
その味は食してみたい。
食してみたいぞぉ〜
いつもの如く後回しになっちゃってたけど、
ようやっとそのタイミングが訪れた感で、
これを失するとまたいつになることやらで、
活かしますよ。
活かしますよ。
活かしますよ。
ナビを頼りに進むと、
店らしい店は見かけなくなり、
いやぃ!
ホントにあるだか?
不安になってきたところで、
見えてきましたよ。
【ラーメン 夏目】
駐車場は狭めではあるけど、
軽専用まで含めると7台ほどあって、
まぁ、なんとか切り返しての駐車。
暖簾をくぐるとカウンターがあって、
13席ほどがあるみたい。
カウンター上のメニューを眺めると、
麺違いで2種類があるようで、
他はトッピング、餃子などがあって、
ハツホーは欲張りたいところではあるけど、
せっかく手打麺もあることだし、
そこに追加も合わせられるし、
餃子も食べたいところではあるけど、
それはまたの機会にすることにして、
手打とワンタンをイっちゃいましょう。
ハツホーではあるものの、
ちょっと通ぶって注文してみよう。
通るかな?
「手打ワンタン!」
おー!
通った!通った!
三ツ矢サイダーのグラスに水を注ぎ、
ワクワクしての調理待ちですぞ。
【手打ラーメン】¥800+ワンタン¥100
さてさてさて、
どんな一杯なんでしょう?
年季の入った模様がかすれた丼には、
チャーシュー、メンマ、茹で玉子、
海苔、青ネギが並べられ、
追加のワンタンもスープに浸った状態。
そのスープは淡い色合いの醤油感で、
これを口にしてみると、
ほんのりとした甘みが漂う中、
ふっと奥に醤油の酸味が現れる。
鶏ガラに煮干といったところか?
淡き味わいなんだけど、
あっさりしていながらも惹きはあり、
化学的応援はあるでしょうが、
ふた口み口と欲してしまう。
合わせるは縮れの入る平打ち麺。
ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあって、
スープが流れることなく抱え込んでいて、
舌をくすぐる食感がまたタマラナイ。
これイイなぁ〜
細麺「ラーメン」もあるけど、
太麺「手打ラーメン」の方がきっと良さげ。
この手打麺は楽しめるなぁ〜
ここにネギが絡んでくる。
ザクザクとした歯触り、
辛みある風味が存在感高く、
ともすればスープ負けになりそうだけど、
意外に殺し過ぎずに共存してて、
このネギの存在感は高くて良き良き。
チャーシューは臭みなく、
脂の甘みが感じられて美味しい。
メンマはポリポリ。
玉子は味玉でなくの茹で玉子。
半玉程度が入っているんだけど、
スライスされたもので、
この登場の仕方には驚く。
海苔はこの一杯にあっては、
磯の香りが悪い方向に出ちゃってて、
ちょいと磯臭い印象。
さてさてさて、追加のワンタン。
つるっと唇を滑るように入ってくると、
もちっとした歯応えがあって、
餡はちょこっとだけ入っているんだけど、
肉の風味がぶわぁッ!と広がって、
小さめながらも存在感がある。
4枚ほどが入っていて十分楽しめる。
これは追加して正解だったわ。
コショウで味変すると、
香りが食欲を刺激する。
コショウ合うわね。
てなことでの食べ進みで、
いやぁ〜
派手な一杯ではなく、
昔ながらの、といった感じはするものの、
昔も今も通用する味で、
週末の昼時は絶えず来客があるほどで、
僕も近くにあったらば、
ちょいちょい食べに行くだろうなぁ〜
そう思わせる店。
うん、良かったわ。