食べたくなるものだな。
旨いものは食べたくなるのだよ。
坊やだからさ。
その告知はオドロキで、
冬のイメージが強く、
実際ラーメン店は冬が近づき、
寒くなってくるとリリースを始めたりで、
味噌汁は通年で食べられるものなのに、
ことラーメンにおいては、
冬がシーズンかのように提供が増える。
「サッポロみそラーメン」のように、
冬のイメージが付いているのか、
ま、実際冬に食べたくなるのは事実だけど、
味噌といえば冬のイメージが強い。
夏に出すってさ。
7月限定で出すってんで、
そりゃ、オドロキではあって、
逆に食べてみたく思えたんだけど、
いつもの如くでタイミングが合わず、
ずるずると残り日数は少なくなって、
ようやくのチャンス到来での訪問。
【蔵前家】
昼前の到着で、
残り僅かな駐車場に滑り込むと、
中待ち先頭での待機。
すぐに入店が出来てのラッキー券売機前で、
お目当ての味噌を・・・
どぅえ!
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
完売かぁ~
そりゃ、そうだわなぁ〜
限定10食ですもの。
そりゃ、売り切れちゃうわなぁ〜
ダメ元ではあったものの、
その事実はやはり少なからずショックで、
ま、無いものはしょうがなく、
気持ち切り替えてノーマル豚骨をイクよ!
あれもこれもそれもイクよ!
ポチリポチリポチリポチリ。
セルフの水を用意して席に着くと、
おりょ?
隣客との仕切りが無くなっているぞ!
カウンターの仕切りが無くなっていて、
存在することが当たり前になっていたので、
なんか落ち着かない。
【ラーメン】¥750+ねぎ(白)¥100
うひょうひょうひょ!
やっぱりこの顔はイイなぁ〜
そそるなぁ〜
おらワクワクすっぞ!
(((o(*゚▽゚*)o)))
名前の入った青磁の丼での提供で、
名前を隠さないように海苔を配置していて、
茶系のスープからは麺は見えずだけど、
トッピングにチャーシュー、ホウレン草、
そして追加の白ネギを載せている。
白ネギは結構量が多めだわね。
ありがたし。
はやる気持ちを抑え、
ラムスデン現象が少し見られるスープ、
その膜をレンゲでちゃぷちゃぷしてひと口。
うひょうひょうひょ!
あああああ
やっぱイイなぁ〜
油ギラギラと擬似濃厚なものでなく、
旨みが濃厚な豚骨は厚みがあり、
“ふつう”な醤油感が輪郭を締め、
風味を膨らませてくる。
やっぱイイなぁ〜
旨いと思うんだなぁ〜
じっくりとそれを味わいたく、
ふた口み口と重ねっちゃうんだなぁ〜
合わせるは平打ち短尺麺。
茹で加減“ふつう”で頼んでいて、
スープをしっかりと馴染ませていて、
もちっとした歯応えがある。
一体感は高しなんだな。
白ネギはこれに合うのよ。
ざくざくした歯触りと麺との対比、
ネギの辛みがアクセントとなるの。
そうなの。
海苔はスープに少し浸して柔らかくして、
麺に絡ませる。
磯の香りがイイんだわね。
チャーシューは大判の豚肩ロースで、
柔らかくも歯応えがあって、
肉の旨みを味わえる。
酸化による臭みであったり、
血生臭みであったり、
マイナスイメージなく肉の旨みを味わえる。
で、ホウレン草がイイのよ。
ただ茹でただけでクタ〜としたものでなく、
溶けちゃうようなヤワヤワでなく、
シャキッと食感を残していて、
ホウレン草の甘みをも感じられる。
蔵前家のホウレン草は好きだわぁ〜
と
店主からのプレゼント!
味噌だ!
味噌よ!
味噌なのよ!
限定の「もやし味噌」は売り切れで、
残念ながら食べ損ねてしまったんだけど、
味噌だけを少し分けてくれた。
申し訳ないス。
ありがとうございます。
なんでもこの日は開店前に行列が出来、
そこですぐに売り切れになったんだとか。
瞬殺じゃん!
少し分けて口にしてみると、
あ、そうなんだ!
味噌は味噌でも肉味噌で、
粗挽き肉が使われていて、
甘みが先行すると、
次いで味噌の風味が膨らんできて、
生姜が追っ掛けてきて、
最後にピリッと辛みを感じる。
そして歯を入れると肉の旨みが現れ、
なるほどなるほどなるほど!
エンミ強めの味噌を想像していたので、
全く違うものだったわ。
スープに残りを溶かし入れ、
麺と絡ませて食べちゃう。
店主曰く、
通常よりもスープの味は濃いめにして、
もやしがそれを中和する仕上がりらしく、
そこに肉味噌が絡んでの展開だそうで、
うわぁぁぁぁ〜
残り提供日からすると、
もう今回しか機会が得られなかったので、
もし次回提供されるのであれば、
フルバージョンを食べてみたいところだわ。
しくじりました💦
ま、ま、ま、
それはそれとて、
まだお楽しみは残っている。
【ピリ辛ねぎ】¥150
これが提供されるようになってから、
ほぼほぼ頼んじゃってるサイドな一品。
白髪ネギに細切りチャーシューに、
ラー油などのタレが掛けられていて、
とにかくこれをしっかりと混ぜ、
まずはそのまま食べちゃう。
ざくざくざく
旨いのよぉ〜
キャベチャはキャベチャの魅力があり、
それもまたイイんだけど、
そちらは単体で僕は食べたいんだけど、
こちらはラーメンはもちろん、
ゴハンとの相性も良く感じるのよ。
半分程度をラーメンに載せ麺に絡ませ、
ピリッとした辛み、
ざくざくした歯触りでの味変を楽しむ。
これ、マヂでイイよ。
【ライス】¥100
モチのロンで頼んじゃいますよね。
ネギ丼の辛いバージョンだもんで、
その惹きも間違いなし。
「ピリ辛ねぎ」にはゴハン必須なんですわ。
ばくばくばくと頬張って頬張って頬張って、
残るスープで口を潤したりして、
ばくばくばくと頬張って頬張って頬張って、
完食フィニッシュですわん!
思いがけずに味噌も味わえたけど、
ノーマルな豚骨白湯も間違いなしの旨さ。
旨い家系だと思うんだなぁ〜
また食べたいと思えるんだから、
間違いなくそうなのだ!
間違いなくまた食べに行くのだ!
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