え？

 

 

見かけた情報にオドロキ！

店主がお亡くなりになったことで、
それまでのラーメンの提供は止め、
餃子、丼、弁当に絞っての営業だったけど、
どうやらラーメンが復活したらしいのだ。

 

 

写真を見ると、
雰囲気は変わってはいて、
似て非なるではない似ず非なるであるけど、
新しき一杯を食べてみたくなるのは人の常。
ただのラーメン好きの習性？

 

 

ま、ま、ま、
とにかくとにかく、
そんな新しい一杯を食べてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8年ぶりの訪問。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【天日地鶏（てんぴぢどり）】

（浜松市浜北区小林59-15）

“ラーメン”ののぼり旗がはためいてますよ。

復活情報がホントであることを実感です。

 

あ、でも店名が入る看板からは、
“讃岐地鶏らーめん”の文字が抜かれている。

ラーメン復活ではあるけど、
以前とは違うってことなんでしょう。

情報によると新たな作り手は、
愛知県瀬戸市「麺座かたぶつ」を卒業し、
地元に戻ってきた方だとか。

どんな一杯なのか気になりますわね。

 

 

店内はカウンターとテーブルがあり、
そのひとつに案内されての着席。

メニューはこちら。

ラーメンは1種のみで、
丼ものもあってタタキ丼も気にはなるけど、
今回はラーメン単体でイってみましょう。

 

 

 

 

 

【塩らーめん】￥700

表情が変わっています。
以前とは全く変わっています。

 

 

黄金色の鶏油が広がるスープで、
全体的に明るい印象だったものが、
色目的に地味な感じとなっていて、
第一印象は以前とは全く変わっている。

これが新・天日地鶏の一杯なのね。

白き丼にやや濁りのあるスープ、
何より変わったのが分かる麺は中太で、
トッピングには大判チャーシューではなく、
豚と鶏の2種、
白ネギ、青ネギ、海苔を盛っていて、
今時よく見るような表情をしている。

 

ともかくともかく、
まずはスープをひと口。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ

 

うん、そう。

やはり見た目通り、
鶏油の香りが立ち上がる感じではなくなり、
鶏の香りは抑えられていて、
僅かながらではあるけど遠くに酸味があり、
エンミはガツン！ではなく、
添えるように大人しく、といった感じで、
あっさり優しい味わいではあるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふた口み口運ぶも、
旧・天日地鶏とは明らかに違っていて、
雑味をも含んだスープといった印象。

中太麺を合わせているんだけど、
スープ面に収まりきらずに上がっていて、
よりゴツい印象を与えている。

むにむにと柔らかく、
押し返すような力強さはなく、
迫力には欠けるかな。

 

白ネギ、青ネギが絡んできて、
ざくざくとした歯触り、
香りで変化を付けてくるけど、
ネギの方が目立っちゃっている。
海苔は磯の香りで旨みをプラス。

チャーシューは豚は味が染みていて、
噛み応えあり、
滲み出てくる旨みはある。
鶏胸は周りに黒コショウをまぶし、
低温調理でややパサ仕上げ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前とは違う新・天日地鶏の一杯は、
どうしても比較してしまうし、
作り手が変われば尚更ではあるので、
そこんとこは理解しているつもりだけど、
単純にこれをまた食べたいとは思えず、
また足を運びたい気にはならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支払いを済ませて退店し、
しばらく休憩してたんだけど、
他客の同様の感想の会話が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新・天日地鶏の今後はどうなるものか？
危ぶむなかれ、と思えるほどになればなぁ〜

 

(´⊙ω⊙`)