ちらと情報を見かけて以来、
どうにも気になる店があって、
でも、SNS賑わす店ではないので、
そうそう頻繁に見るわけじゃないんだけど、
是非ともに行ってみたくある。

情報だけでなく、
実食してみるべし！なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が

 

思い立って向かうも、
その道中で気持ちが変わってしまい、
なかなか店に辿り着かず未訪のまんま。

日曜定休ってのもキビーんだよなぁ〜

ま、そういう店は他にもあるけど、
なかなかに調整がキビーのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度目かでやっとそこまで辿り着くも、
まさかの臨休でココロ折られ、
それから暫く放置のまんまだったけど、
今度こそ！と気持ちを固めての訪問。

今度こそ！
今度こそ！
と、辿り着くは、
メイン通りからは入り込み、

 

 

 

え？

 

 

ここにラーメン屋があるの？

疑いたくなるような団地の中。

駐車場があるのは知ってはいるものの、
それがどこかは分からず、
ぐーるぐると周囲をゆっくり走らせてみる。

開店前でのぼり旗など準備されてたので、

 

 

「すみませーん、駐車場は・・・？」

 

 

と、声を掛けて訊いてみると、
芝生横の砂利敷きがそうらしいので駐車。

10分前だけど既に暖簾は掛かっていて、
“営業中”の文字も見え、
ハラヘリだったのでありがたしありがたし。

 

 

 

【珍来 有明店】

（静岡市駿河区有明町10-6 市営有明団地12号棟）

有明町にある市営団地の一角で、
調べてみると、
藤枝にも店はあったようだけど、
見つけることが出来なかったので、
もしかすると、
今はこちらだけかもしれない。

ま、でも一応「有明店」ってことで。

 

 

外にはテーブルが用意されていて、
ストーブがあったりもしたので、
そちらでも食べられるみたい。

メニューを眺めたりして、
予習をしっかりとしときましゅ。

 

 

 

 

あ

 

他店でもそうなんだけど、
原材料の高騰によって、
値上げせざるを得ない状況らしく、
訪問した翌月からは価格改定すると、
その案内も貼られていました。

他の料理に比べると、
ラーメンは安いとは思うんだけど、
それでも食べる側からすると、
値上げの積み重ねはなかなかイタいわね。

ま、やむを得ないことだし、
ただのラーメン好きとしては、
なんだーかんだーで食べるんだけどさ。

 

 

(〃ω〃) ﾃﾍ

暖簾をくぐり、
手指消毒を済ませて入店すると、
店内は縦長でちょいと狭く、
厨房を囲むL型カウンター6席のみで、
仕切りがあったりの対応が取られている。

中にも同じメニューは貼られているので、
改めて慌てず騒がずゆっくりと眺め、
基本はこれかなと半チャンラーメンを注文。

ラーメンは醤油 or 味噌の選択ってんで、
醤油でお願いすることにしての調理待ち。

 

 

 

 

 

【半チャンラーメン】￥750

ほぼ同時に提供され、
どっちも早く食べたくなっちゃって、
嬉しい迷いなんだわ。

でも、まずはラーメンからだね。

 

 

 

【ラーメン（醤油）】

 

 

 

 

て

 

 

これが醤油？

味噌との選択だったので、
ま、味噌でないことは確かだろうけど、
醤油・・・とも違うような、
でも赤みはあるので間違いないと思うけど、
むしろ塩じゃね？と思うくらいの色合いで、
麺の暴れ具合もよく見える、
透明度の高いスープ。

トッピングとしては、
チャーシュー、メンマ、
白ネギ、海苔を配している。

 

チャーハンと共有のレンゲを使い、
ちょいとちゃぷちゃぷしてひと口。

 

 

ほぉ！

 

これはなかなかですわ。

鶏ベースとは思うんだけど、
ラードかしらん？
豚らしき香りを感じたりで、
で、醤油は淡くて主張するほどでないけど、
何らかの要素が働くキャッチーさがあり、
コク深くて惹かれるものはある。

なるほどなるほどなるほど。

麺は細麺を合わせていて、
スープの馴染み良く、
硬めの茹で上がりで、
しこしことした食感がイイな。

白ネギがスープに放出され、
熱が加わって絡み始めると、
しゃりしゃりと食感に変化を与えてくる。

この感じ、イイなぁ〜

チャーシューは豚もも肉が使われていて、
ややパサつきがあって、
ぎしぎしとした歯応え。

メンマは、あ、なるほど！
唐辛子を絡めてあるようで、
ピリッとした辛さがアクセントになってる。

海苔はほぐれるタイプで、
ほにょほにょと柔らかくなったらば、
麺と絡ませて磯の香りによる変化を与える。

 

 

 

【半チャーハン】

意外に量があっての半球盛りで、
フチには紅生姜を、
それを隠すように黒きレンゲが覆い被さる。

レンゲの置き方は気になるなぁ〜

せっかくキレイに盛ってるのに、
そそりを邪魔しちゃってる。
もったいないな。

レンゲを差し込んでひと口運ぶと、
味付けはしょっぱめ。

チャーシュー、玉ねぎ、玉子が使われ、
醤油で仕上げられていて、
しっとりとした感じはイイんだけど、
しょっぱめ。

紅生姜は使わなくてもイイかな。

 

 

 

【餃子】￥300

せっかくだし、と追加注文してみた。

キレイな焼き目の餃子が6個並んでいて、
見る目がそそるわ。

どんな味付けがされてるか分からないので、
いきなり調味料を使うでなく、
まずはそのまま食べてから判断したい。

と、口にすると、

 

ぶわぁッ！

 

強めのニンニクが飛び出してきて、
下味は薄めではあるんだけど、
キャベツなどの甘みがより分かるほどで、
これはこれでイケる。

カリッと香ばしい焼き目に、
パンパンに詰まった餡でもって、
食べ応えはある。

 

ぱくぱくッと摘まんで食べるんだけど、
もうちょっと味が欲しく、
酢ラー油醤油にちょん付けして食べる。

ちょん付けくらいが丁度イイ感じ。

 

 

 

 

 

てなことでの食べ進めで、
残るスープでちょいと喉を潤す程度にし、
飲み干すのはちょいと止めておこう。

ま、でも、惹かれるものはあり、
実際に人気はあるようなので、
ちょいちょいと来店はあり、
家族連れも訪れての外待ちで、
てか、外テーブルでの調理待ちで、
SNSを賑わせずとも、
このように知られてる店はあるんだなぁ〜

と、実感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化学的要素は否めずではあるんけど、
また来てみたくなる店でしたわん。

 

(๑╹ω╹๑ )