「新店行きました?」
「今日開店ですよ。」
(*´ω`*)
顔を覗きに行ってみると、
寡黙な店主が教えてくれる。
「え? 知らない知らない!」
テヒョロンッ (*´д`*)
既にお腹は満たされた状態だったので、
今から行くことも出来ず、
詳細情報を教えてもらう。
「え?ミタマ?」
「どんな字を書くの?」
「へ? えええええ?」
教えてもらった店名は、
ま、そうは読めるけど、
普通はそうは読みにくく、
ちょいと紛らわしい。
いや、きっと、
みんなそう思うと思う。
JAROに聞いちゃう? (^◇^;)
2021年9月11日オープンの新店。
【麺や 味玉(みたま)】
場所はラーメン好きならお馴染みで、
以前はまぜそば「麺屋三郎」、
それ以前は「天日地鶏」が入ってたな。
どちらも移転するほどに成長だったりで、
縁起のイイ場所に感じる。
さて、こちらはどうなるかしらん?
色々な案内が掲示されていて、
軽く目を通しての入店は、
レイアウトは以前の店同様で、
左に厨房付きのカウンター、
テーブルも一応はあり、
券売機はすぐ右に。
タッチパネル式のもので、
操作方法はいつもながらに戸惑うも、
なんとか気になる一杯をピッとな。
アクリル板で仕切られたカウンターに着き、
改めてメニューを眺めたりしての調理待ち。
【MITAMAらぁめん(青とうがらし)】¥950
今時よく見かける厚みのある白き丼、
でろ〜ん!とピンク色のチャーシュー、
青ネギ、あおさ、味玉(あじたま)を配し、
その隙間には黄色味を帯びたスープ、
麺は僅かにチラリと顔を見せていて、
レンゲは無造作置きでなく差し込みセット。
SNSなどで調べると、
鶏白湯や極細縮れ麺がウリのようだけど、
レアチャーシューがでろ〜ん!
他トッピングもでんででん!で、
それらを隠してしまっていて、
全く魅せれてないのはどうなの?なのなの?
色的にも何か惹かれるものがなく、
もったいない気はするよなぁ〜
そんな隙間にレンゲを差し込み、
ちゃぷちゃぷしてまずはスープをひと口。
おりょ?
見た目とは違ってイイじゃん!
あ、これ、イイなぁ〜
スープは店内の寸胴で炊かれていて、
店主がちょこちょこ撹拌していて、
どんな感じだろう?と興味を持ったけど、
これ、イイんじゃね?
濃厚でありながら、
粘度は抑えられていてのまったりさで、
エンミがイイ具合にそれをまとめていて、
あ!キタ!
青唐辛子の爽やかな辛みがキタ!
一瞬体はオドロキ、
軽いしゃっくりはあったものの、
激辛ってんじゃなくて、
爽やかな辛さでもって、
それがスッと引く感じ。
今は提供を止めちゃったようだけど、
青唐辛子を使うラーメンがあったけど、
それは痛覚刺激の激辛で、
ベースが分からなくなるほどだったけど、
こちらはそうでない。
僕のイメージでは、
鶏白湯はぼやっとしがちなんだけど、
エンミでしっかり整え、
青唐辛子で引き締めているようで、
しかも鶏の旨みを殺さない辛さ加減で、
上手くまとめている。
うん、イイなぁ〜
合わせるは極細縮れ麺。
あちこちで断られたという、
店主こだわりの極細縮れ麺なんだとか。
なるほどなるほど。
口にしてみると、
おりょ?
ん〜ん、どうなんだろ?
縮れが唇をくすぐり、
ビロビロビロと舌触りはイイんだけど、
柔らかくて、
もそもそとした歯応えで迫力がない。
スープの絡みはイイんだけど、
それを受け止める力がなく、
どうも気持ちが盛り上がらない。
軽いヌメリもあって、
僕的にはヒットしないなぁ〜
もったいない気はするよなぁ〜
うん、もったいない。
あおさがスープを吸って柔らかくなり、
スープに溶け込み出していて、
磯の香りをプラスしてくる。
麺に絡めても磯臭さはなくてイイわ。
チャーシューはローストによる低温調理、
レア仕上げ。
しっとりとした柔らかさで、
酸化による臭みはなく、
肉の旨みを感じられるんだけど、
僅かながらにドリップなのか、
ちょいと生肉感を感じるのは惜しいところ。
味玉は・・・
味玉(みたま)の味玉(あじたま)は、
見るからに味が染み込んでいるようで、
口にすると、
おりょ?
冷たいジャマイカ!
黄身は半熟でトロミがあり、
見た目通りしっかり味が染みていて、
旨い味玉(あじたま)だと思うんだけど、
スープの熱が加わった側に対し、
中の黄身まで伝導してないので冷たい。
ん〜ん
もったいない気はするよなぁ〜
イイ感じなのに冷たさが、ね。
ま、ま、ま、
ともあれともあれ、
鶏白湯スープと青唐辛子の組み合わせ良く、
これは次に繋がる惹きだとは思うので、
その後の一杯を食べてみたくはある。
また覗いてみよっと。
あ
開店おめでとうございます!
(о´∀`о)