お？
時折情報が上がっていて、
その名が目に入ってくる。
緊急事態宣言下において、
ランチ営業が始まっているらしく、
そこでラーメンが食べられるんだとか。
しかも鯛を使っていて、
しかも清湯と白湯があるんだとか。
ほぉほぉほぉ
(￣O￣;)
そりゃあ、気になる。
気にはなるんだけど、
緊急事態宣言の期間中だけらしく、
となると、
ちょいとタイミング的にムズイ。
が
10月に入っても引き続きやるらしく、
そんな時に友達から問い合わせもあり、
それは是非とも食べておきたい。
【すし天やまだ】
2020年5月、
それまでの寿司店をリニューアルし、
寿司と創作天ぷらを主とする居酒屋へ。
店内はカウンターと小上がりがあります。
メニューはこちら。
寿司もあるようだけど、
目的たるラーメンをイっちゃいましょ。
【鯛だしラーメン・塩】￥750
ほぉ
多彩な色使いでもって、
色目的にはワクワクとさせる第一印象。
スープはやや白濁したもので、
トッピングはチャーシュー、メンマ、
味玉、なると、大葉、水菜、あおさ、
白ネギ、青ネギ、糸唐辛子など多彩で、
ちょいとごちゃごちゃしてる感はある。
それよりなにより味はどうなんだろ？
スープをひと口。
ほんのりと優しい甘みがあり、
鯛らしき香りがするも、
なんだかビリビリとしたものを感じる。
ん？
たまたまか？と思い、
ふた口み口と重ねてみるも、
同様にやっぱりビリビリとする。
あ、これ生姜か。
塩にしたことで、
鯛の旨みを味わえるかと思いきや、
ほんのり甘みや生姜が邪魔しちゃってて、
繊細な旨みを隠しちゃってる。
ん〜ん？
合わせるは低加水細麺。
スープの馴染みは良く、
しこしことした歯応えがあり、
この感じはイイ。
鯛の旨みを感じられたらもっとイイ。
食べ進めていくと、
更に生姜が強くなってくる。
あ、これか！
微塵切りされた生姜醬のようで、
その香りは嫌いではないけど、
このスープを更に壊すような気がする。
横に置かれていたのは、
鯛身と大根を合わせたようなもので、
これは食感や香りで変化させてきて、
これは面白い。
あおさは磯の香りを加えてきて、
これもイイ。
水菜、ネギなどは食感的に変化を付けるも、
段々ごちゃごちゃ度が増していく感じ。
チャーシューは肩ロースを使ったもので、
しっとり柔らかくジューシー。
若干の酸化の臭みは感じる、
メンマは甘みある味付けでポキポキ。
味玉は固茹で。
どこかに隠れてしまっていた梅を発見。
レンゲに取って箸で突いてみるも、
ありゃ？
これ、ハチミツ梅かな？
酸味でスッキリとした変化を期待するも、
スープの甘みに甘み重ねって感じで、
思ったよな変化ではなかった。
【ミニ海鮮漬丼】￥550
ラーメンにプラス料金で、
ミニサイズのゴハンものが付けれるそうで、
創作天丼と迷いつつ海鮮漬丼を選択。
小さめの寿司桶に盛り付けられた一杯は、
う〜ん、マグロ、サバかな？
玉ねぎ、青ネギ、タデ、あおさ、食用菊、
トップにとびこを載せている。
ゴハンをイク前に魚を摘まんでみると、
おりょ？
てっきり醤油での漬けかと思いきや、
これはマリネじゃね？
味付けは十分で、
このままでもゴハンは進ｍ・・・
あ、酢飯か！
酢飯にマリネで、
甘酸っぱさ重ねでちょいとクドいなぁ〜
魚も味がしっかりと入っているので、
魚本来の旨みがよく分からないなぁ〜
とびこはプチプチと食感が楽しいな。
天丼も食べてみたかったなぁ〜
色々と思いつつの食べ進みで、
残るスープを飲み干し完スペフィニッシュ。
だ！
底に黒コショウが溜まってて、
ビシバシと辛みが後味で残っちゃった。
緊急事態宣言により始まったランチ営業は、
異業態からのラーメン参戦で、
そういうスタイルは多くなったけど、
ん〜ん
異業態のカラーを活かすとこは少なく、
既存のラーメンに寄せてるとこが多く、
目新しさが無い気がするんだよなぁ〜
奇を衒い過ぎるのはどうかと思うも、
新しい風を感じたくはあるんだけど、
こちらのラーメンは、
特に目新しさは感じず、
あれやこれやと足し算で詰め込み過ぎて、
結局とっ散らかった印象になっちゃったな。
素材を活かすような、
引き算の一杯を食べてみたかったわ。
ミニ海鮮漬丼も同様に。
