JR沼津駅の南口を出て、
右側に向かっていくと、
沼津仲見世商店街がある。
その入り口から更に右側を見ていくと、
ボウリングなどのジョイランド沼津があり、
その横のビルに、
『オモウマい店』で紹介された店、
「夢の中へ」というスパゲティ屋がある。
初回はほぼほぼエアコン故障ネタで、
面白く観たんだけど、
やはり放送直後は混雑したようで、
入場制限してた。
でね、でね、でね、
そのテレビに映る「夢の中へ」よりも、
ビル横にチラッと映った店が気になった。
ほら、ココ!
中華の店?
調べてみると、
やはり中華の店のようで、
そりゃあ、
そっちを攻めてみたくなった。
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【中華料理 八福】
ショーウィンドウにはサンプルが並んでて、
そういう店は少なくなったよなぁ〜
そんなことを思いつつ、
日に焼けて黒くなってるでなくキレイで、
元来のサンプルとしての役割を果たしてる。
うん、好印象だわ。
自動ドアから入ると、
左に厨房があり、
その前にカウンター、
右にはテーブルが用意されている。
手指消毒を済ませて促された席に着き、
メニューを眺めます。
ラーメンは多数あって、
裏にはゴハンものや単品ものが並び、
その種類の多さに戸惑う。
さてさてさて、
どうしたものか?
セオリー的には「ラーメン」でしょうが、
ネーミング的に「上ラーメン」だったり、
トビウオ出汁「アゴだし和風〜」だったり、
気になるものはいくつかある。
お?
本来なら最初の方に持ってくるでしょうが、
中ほどに店名を冠す一杯があり、
そちらが気になってきた。
店名を冠すくらいだから、
きっと間違いはない一杯であろう。
うん、そうに違いない。
うんうんうん。
てなことで、
その一杯を頼んでみましょう。
【八福ラーメン】¥850
おほッ?
これはこれは?
白地に赤い雷紋はカスレが見られ、
年季を感じさせる丼。
は、ともかく、
立ち上がる香りがヤバい!
豚肉、玉ねぎ、キクラゲ、ニラ、ニンジン、
たけのこなどの炒め物が載る一杯なれど、
立ち上がるニンニクの香りがヤバい!
これは期待値が必然と上がるヤバさで、
まずは、とスープをひと口啜ると、
キタよ!
キタよ!
キタよ!
ヤバいのキタよ!
ニンニクの香りがガツン!
醤油由来と思われる酸味がほんのりと、
んでもって辛みがぴりぴりと・・・
こちらの店に来るのは初めてながら、
この味は慣れ親しんだ味と似てる。
いや、関わりはないかもだし、
どちらが先とかそういうのは知らないし、
知るよしもないし、
たまたま似た感じであるのか、
ま、ま、ま、そりゃ、どうでもイイけど、
函南の天一ラーメンと似てる。
具材はこちらの方が多くて、
違いはあるんだけど、
僕的にニヤリな一杯であるのは間違いない。
いやぁ〜、イイなぁ〜
合わせるは多加水細麺で、
ぷりっとした弾力、
くにっとした歯応えがあり、
スープの旨みをしっかり馴染ませてくる。
この感じ、イイなぁ〜
豚肉、玉ねぎなどを絡ませてると、
食感的に変化が加わってきて、
食欲を刺激する。
キクラゲなんかはあちらには無いので、
それもまたイイなぁ〜
たけのこ、ニンジンは、
事前に仕込まれた別物なのか、
やわやわ食感で、
この全体感においてはインパクト無く、
食感的に弱くて残念。
とは言え、
とにかく好きな一杯であるのは間違いなく、
やはり店名を冠す一杯を食べて良かったし、
テレビでチラッと見かけて興味を持ち、
調べることはもちろん、
それを行動に結びつけ、
実際に食べれたことは良かったし、
それが新しい発見に繋がって、
経験値が増したことは良かった。
モチのロンで完食ですわん。
ラーメン本だったり、
SNSを賑わす店だけでなく、
視野を広げての食べ歩きの楽しさを感じた。
良かったわぁ〜
機会があったらば、
また楽しんでみたい店でした。