さ〜て、
どうしたもんか?と悩む悩む。
火曜日は割と休みの重なる曜日で、
選択肢が限られたりする気がする。
あー、あそこはやってるかな?
ふいに浮かんだのは、
初回訪問での印象を思い出したからで、
やはり一期一会って、
ラーメンにも当てはまるよに思うのよね。
美味しいものは自然とまた食べたくなるし、
そうでないものはそれなりで、
再訪する気持ちが持てるか否かって、
これ、大事だと思うのよ。
【藤吉(ふじよし)】
また来てみたいと思わせたのよ。
そういうものなのよ。
値段が高ければ高いほど、
その満足度のハードルは高くなるんだけど、
それらが全て超えてくるかといったらば、
必ずしもそうでなかったりする店もある中、
こちらはお値段的には抑えられていて、
それに見合う満足感を得られるよに思う。
【チャーハン】¥550
まず提供されるはチャーハン。
紅生姜の赤が飛び込んでくるね。
玉子、青ネギ、僅かにチャーシューが見え、
口にしてみると、
しっとりとした仕上がりで、
この日はパラっとしたものでなく、
ボテっとしたもの。
やや薄味には感じるものの、
味が蓄積していくとそうでもなく、
そこに紅生姜を絡めていくと、
酸味と香りがイイ具合に効く。
醤油が効いたスープも付いてきていて、
ラーメンとのダブリ感は感じるものの、
てか、
前回は醤油ラーメンだったからか、
付いてこなかったな。
ま、イイけど。
次いで提供されるはラーメン。
【塩ラーメン】¥500
青き龍の紋様が入った丼での提供で、
トッピングに配されるは、
チャーシュー、メンマ、もやし、
わかめ、青ネギなんだけど、
塩にしたことでちょいと色目的には寂しげ。
スープはガラ系で、
あっさりではあるけどハッキリとしていて、
キャッチーな味は嫌いではないんだわ。
縮れの入る加水高めの細麺を合わせていて、
ぷりっとした弾力、
しこしことした強めの歯応えを感じる。
この感じはイイなぁ〜
もやしが絡んでくると、
シャキシャキと瑞々しい食感が加わり、
変化を付けてくる。
チャーシューは肩ロースを使用。
柔らかくしっかりと味が染みていて、
噛むごとに旨みが滲み出てくる。
メンマはポリポリと軽やか。
チャーハンと共に食べ進めての完食。
平日の昼時での訪問だったんだけど、
絶えず客が入れ替わりての満席状態で、
その人気ぶりを感じさせるほど。
足を運ばせる魅力がある店なんだよ。