それほど馴染みが深いわけじゃないし、
そうそう口にするものじゃないけど、
魅力的な食材ではあって、
そんなラーメンが食べられるとあっては、
どうにもこうにも気になってしまう。
食べてみたくね?
せっかくだから食べてみたくね?
国道1号から北へ曲がり、
沼津市立病院を越え、
もうちょい進むとのぼり旗が見えてきます。
2020年1月19日オープンの新店。
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【ジビエらーめん またぎ】
天然の野生鳥獣の食肉を意味する“ジビエ”
その響きにそそられるじゃないのさぁ〜
想像ではなくて、
やっぱ実際に口にしてみなきゃ!なんだわ。
板張り壁、コンクリート床の店内は、
左側に厨房、カウンターがあり、
中央部はテーブルが用意されています。
券売機は左手前。
説明書きが添えられていて、
それによると猪100%の濃厚スープで、
塩、みそ、正油によるラインナップみたい。
前に来ているので塩推しかしら?
それ、イっちゃいます。
ポチリ。
先に着いて食券を渡すと、
猪 or 鹿とチャーシューの選択を訊かれる。
え?
いや、どっちだろ?
こういうの苦手だよなぁ〜
初めての店だと特にそう思うよなぁ〜
麺でも同様のことはあるけど、
それに一番合うものを提供してよ!
どれが正解かなんて分かんねーよ!
・・・って思ったりもする。
さてさてさて、
それはそれとてどうしたもんか?
猪は豚と同じような感じかしら?
まぁ、鹿にしてみよっと。
【塩】¥850
はい、どーん!
そうなのね、
白湯になるのね。
淡きベージュのスープが広がっていて、
鹿チャーシュー、メンマ、味玉、
水菜、白ネギを配している。
ぽつりぽつりとした配置なので、
見た目で寂しそうな印象を受けるな。
スープは濃厚さが分かるように、
ラムスデン現象ッ!
ひと口啜ってみると、
粘度は低くてさらっとしていて重くなく、
円やかでややエンミ高。
ジビエを謳ってはいるんだけど、
臭みやクセは一切無く、
想像してたジビエらしさが分からないし、
魚介を効かせることでより分からない。
もっと荒々しいワイルドさが欲しいけど、
普通に美味く、
万人ウケしそうなスープだなぁ〜
合わせるは多加水平打ち麺で、
麺肌滑らか。
とろんとしたエンミ高のスープが絡み、
もにもにとした歯応えで、
相性は悪くないと思う。
白ネギが絡んできて、
その辛みがさっぱりとさせて効果高でイイ。
味玉は半熟仕上げで味付けしょっぱめ。
チャーシューは鹿肉を選択したんだけど、
う〜ん、鹿なんだろね。
身はパサつきがあり、
しっかりと味付けがされていてしょっぱい。
食べ進めていくと、
スープか麺に馴染みが増していくので、
こちらもまたしょっぱめに感じてきちゃう。
スープ共々ジビエ感が僕には分からないし、
キッチリと消しちゃってる感じなので、
あえてジビエと謳う必要はあるのかと疑問。
【中華そば】
こちらはこの日提供されていた限定で、
同行者が頼んだ猪100%の清湯スープで、
醤油味な一杯。
チャーシューは猪を選択してた。
スープをひと口もらうと、
生姜がガツン!と来る。
こりゃあ、嫌いじゃないぞ!
・・・生姜ラーメンとしては。
キレ感があってイイんだけど、
生姜がメインの感があって、
これまたジビエをキッチリと消してる。
おそらくは白湯より、
こちらの清湯の方が、
ジビエを表現はしやすいと思うけど、
こちらもまたもったいない気はするなぁ〜
そんなに消すくらいなら、
いっそジビエを謳わなければイイのにね。
あ
とはいえ、
開店おめでとうございます!
(=゚ω゚)ノ