食べてみてください。
そんなコメントをもらって、
ま、実際前回の初訪時においても、
メニューにその名があって、
え?どんな一杯なんだろ?
と、気にはなったのよね。
同じ一杯を食べたくもあったんだけど、
せっかく推してもらったからには、
やっぱ一度は口にしなきゃ!なんだわ。
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【ラーメン いっこう】
旧国一沿いにあるんだけど、
建物がちょいと奥に引っ込んでるし、
看板自体が小さめであるので、
気付きにくいかもしれない。
店内は左正面に厨房があり、
壁沿いに逆L型カウンター6席、
中央に丸テーブル4席×1脚、
右に小上がり4人×2脚がある。
メニューはこちら。
推されたのは「チーマー」で、
ちょっと怖いお兄ちゃん達ではなく、
芝麻醤の芝麻(チーマー)、
つまりはゴマという意味みたいだけど、
それはそれとて、
その隣の“バクダン”の文字が気になり、
そちらを頼んでみることにします。
【チーマーバクダン】¥1,000
おぉぉぉぉぉぉ、お?
中央に赤きバクダンが鎮座する一杯には、
チャーシュー、ホウレン草、海苔の他、
もやしがスープに浮かんでいて、
仕上げに擦った白ゴマが散らされています。
スープはベージュで、
前回のノーマル醤油に比べて淡い印象。
ひと口。
軽い酸味のあるスープは、
仄かにゴマの風味がする気はして、
ベースの豚骨スープに合わされています。
前回食べた醤油は豚の香りがするもので、
それは好きだったんだけど、
このチーマーに関しては、
その豚感とゴマ感が互いの良さを消し合い、
ぼんやりとした感じで、
特徴のないスープといった印象。
合わせる太麺はもにもにと、
その食感的には悪くはないんだけど、
なにせスープがぼんやりしちゃってるので、
気持ちもぼんやりしちゃうのは否めない。
もやしは食感に効果的ではあるんだけど、
力強いスープではないので効果薄。
バクダンを使ってみよう。
箸先で摘まんでみると、
意外に辛みは強い肉味噌で、
こりゃ、期待しちゃうぞ!と思い、
スープに溶かしてみるんだけど、
まぁ、そっか、
旨みが弱いものに、
いくら辛みを加えても、ね。
ま、ま、ま、そういうこと。
チャーシューはその色から、
ちょっと気になってはいたんだけど、
案の定、やや酸化臭が感じられた。
う〜ん、
未食の一杯を食べられたのは良かったけど、
まぁ、前回のノーマル醤油が良かったので、
次回の機会があってもそれにしようかな。