あの味が恋しい。
そりゃ、
いろいろなメニューはあるんだけど、
今や食べられなくなった蒲郡のあの味。
懐古的だからでなく、
美味い一杯だと思うんだなぁ〜
【荒野】
昼時の到着は相変わらずな混雑ぶりで、
駐車場は入れ替わりにより空いた分のみ。
券売機を眺めるものの、
食べるものは決めてあったんでポチリ。
平日昼限定のランチ丼もあったのでポチリ。
【支那そば(大盛)】¥800
こりゃ、また黒いぞぉ〜
チャーシュー、メンマ、青ネギなど、
トッピングは配されてはいるけど、
それ以上に目についちゃうのはスープ。
以前、蒲郡で行列を作っていた、
名代「きくや飯店」インスの一杯で、
たまり醤油は同じものが使われている。
壁谷スペシャルは裏オーダーで、
ちょいと濃いめな仕様となっている。
口にすると、
まさしくタレ強めでコク深くあり、
去り際に甘みがふっと膨らむ感じ。
これがあの味を知っている人にとっては、
記憶を思い出させてくれる。
タマラナイな。
合わせるストレート細麺は自家製麺で、
それはきくや仕様ではないのが残念。
滑らかな麺肌をしていて、
ぷりっとした弾力を感じる。
スープはしっかりと馴染んでいるので、
物足りなさのない一体感を持っている。
バラ肉主体のチャーシューは、
脂の甘みが円やかな旨みを挟んでくる。
やっぱバラ肉なんだわ。
壁谷スペシャルではあるんだけど、
いつもよりはエンミが強めで、
これは前回仕様より濃くされたか?
ベーススープがまだ若いからか?
【ハラミ丼】¥250(ランチ価格)
あれば食べておきたいハラミ丼。
人気商品ゆえに売り切れることもあり、
早めの訪問で狙って食べたい。
ぷりっとした強めの弾力ある肉で、
ニンニク醤油で味付けされている。
以前よりニンニクが抑えられたことで、
肉の旨みが前に出るようになった。
そりゃ、ゴハンも進むわさ。
スープ掛けは今回は見送り、
合間に挟んで楽しむ楽しむ楽しむ。
で、完食。
あの味が未だに生きている【荒野】
支那そばは食べておくべき一杯なんだなぁ〜
╰(*´︶`*)╯❤
あ、そうそう、
磐田方面に忍者系新店が出来るんだとか。
浜松以外で食べられる忍者系の誕生は、
そりゃ、楽しみにキマッテル!
12月が待ち遠しいよな。
数日後の夕方、急遽お誘いがあり、
せっかくだからと向かってみると、
外の明かりは消えていて、
営業はしてないみたい。
恐る恐る中に入ってみると、
見知った顔も何人か見受けられる。
声掛けしてくれたロードバイカーによると、
不定期で「荒野会」を開催してて、
でも、この夜が最後になるんだとか。
幹事?のハツラーに会費を払い、
空いている席に腰を下ろす。
まだ全容が掴み切れていないけど、
店主が料理を提供し、
語らう夕べといったとこみたい。
サラダ
牛タン
ホルモン
と思ってたら、
まさかのミズシマラーメン
からの店主のチョモランマなんちゃら
焼きラーメン
支那そば(一反も麺バージョン)
この麺は面白いなぁ~
チャーシュー支那そば
餃子
唐忍者(旧バージョン)
最後の〆は一度は食べてみたかった、
磐田新店主によるニシオチャーハン。
これはふぅわりとしてて美味かったな。
みんなで少しずつシェアしての腹パン。
忍者とも呼ばれる店主は、
11月末をもって経営を離れるので、
しばらくは次期店主への教育期間に充て、
以降はサポートに徹するんだとか。
あぁ、だから最後の「荒野会」なのね。
忍者は店には居るけど調理はしない。
となると、
忍者調理の支那そばは10月31日が最後。
その後は忍法・雲隠れの術を使うみたい。
いずれ何らかの形で復活する。
そう期待はしたいけど、
どちらにしても、
その姿が見れなくなるのは寂しいな。
うん、寂しいぞ。
(ノД`)・゜・。