喰らいたくなる気分だと、
思い浮かぶはこちら。

以前食べに行ってた店よりも、
うんちくや知識などは知らずとも、
知らずに食べたくなる。
つまりはそういうこと。

【麺屋 ＫＡＺＵ-Ｇ】

店内は右に厨房があり、
そこに付くカウンター６席、
小上がりに４人×３脚を設けている。

券売機は左の小上がり側にあり、
上位にボタンが来る一杯を食べたい。
いや、食べる。

【ＪＩＲＯ(大盛り)】￥850＋100

喰らいたくなるでしょ？

もやしの山にチャーシュー、メンマ、
刻み玉ねぎ、青ネギなど彩り豊かで、
刻みニンニクはノーマルで盛られてきます。
不要、増しは食券渡す際にコールね。

この盛りがまたタマラナイ。
喰らう楽しみ、
てか、意気込みに拍車を掛けるわ。

でも、まずはスープをひと口。

まったりと舌を包み込み、
甘みがあり、
ワイルドな豚の香りを感じられる。
これがまたイイのよね。
ニヤけっちゃうんだわ。

ぐぐりと天地返しをして現れたるは、
全粒粉配合の極太縮れ麺。
スープのまとい良く、
ゴワゴワとしていて、
中心部は芯が残る噛み応え高しで、
それに負けぬ存在感を持っている。
この抗うかのような歯応えが、
戦ってる気分にさせるんだな。

もやしのシャキシャキ食感は食欲を刺激し、
大口で頬張り喰らいたくなる。

やや水気が増してきて薄まり感があるので、
大盛りによる麺量の多さもあるので、
まだカラメにしても良さげだなぁ〜

刻み玉ねぎなども加わるとよりそう思うし、
生の刻みニンニクの香りが加わってもそう。
でもこのニンニクはやはり入れないと、
惹きの強さは欠けてしまうので、
これは抜くべきではないと思うんだな。

チャーシューは巻きバラタイプ。
しっかりと醤油が染みていて、
ホロリと崩れるほどの柔らかさ。
メンマはポキポキと小気味イイ。

中盤で刺激的な味変をしたくなる。
卓上には白と黒のコショウはあるけど、
赤の辛みも欲しい。

セルフの水サーバー付近に置かれている、
カイエンペッパーを取りに行き、
黒コショウも一緒に投入。

惹きが更に増して、
また喰らいたくなる。

むがっ、うぐっと食べ進んでの完食。

西部、浜松地区においては、
この惹き強いジローを上回る店を知らない。

新しく出店するよな噂は聞こえはするけど、
これをも上回る惹きを感じたいな。