大雨が降っておらずとも、
越すに越されぬ大井川。
せっかくの休日であっても、
動くのが億劫になっちゃって、
動いたとしても遅い時間でもって、
足を延ばさず行動半径が狭くなったりたり。
越すに!
越すに!
大井川越すんだに!
遅くはなっちゃったけど、
なんとかかんとか昼時の到着で、
もう既に品切れもありましたが、
ちゃんと動けたことが素晴らしい。
スパシーバ!僕!
【麺屋 八っすんば】
それでもね、
外待ちは多かったんだけど、
駐車場に停められたことがラッキー。
いつもは入れないほどに混んでるからね。
居酒屋から専門店になって、
これほどまでになるとは予想以上。
それほどまでに混んでいるの。
そうなの。
さてさてさて、
列は徐々に短くなって、
中待ちへと促されて移動。
そこから席へと案内されるんだけど、
もうすぐ13時になろうかという頃で、
品切れメニューもあったけど、
まだ限定はかろうじて残っている。
限定ハンターならいざ知らず、
あたしゃ、特に血まなこになるでなく、
基本レギュラーを食べたかったりで、
ま、でも白味噌が気になるわね。って、
そちらを注文しての調理待ち。
【白みその背脂生姜らぁ麺】¥1,000
手前に別皿トッピング、
奥にラーメン丼というトレイ配置で、
見た目は悪くないし、
ぼんやりした記憶だと小さいものを手前に、
大きいものを奥に、だったと思うけど、
ちょいと食べにくい配置ではある。
と、いつも思う。
白きスープではあるんだけど、
背脂はその存在感は見て取れ、
そこに透けて見える細麺、
白ネギ、青ネギ、白ゴマを置いたラーメン。
まずはスープをひと口。
背脂のむにっとした食感からの入りで、
甘みに優しき白味噌の風味が重なり、
その奥からふっと生姜が香ってくる。
生姜の刺々しさは背脂と白味噌で丸められ、
本来の優しさを引き出しているかのよう。
白味噌はぼんやりしがちだとは思うけど、
生姜がピリッと引き締めているのがイイね。
複層の旨みが楽しめるぞ。
合わせるは低加水細麺。
スープをしっかり馴染ませて一体感高く、
ぷりっとした弾力、
ぱつっとした歯切れの良さが良き良き。
ネギが絡んで食感の変化はあるけど、
思ったほどの存在感は薄い。
細微塵の玉ねぎであったり、
針生姜の方が合いそうにも思ったりたり。
一緒に提供される七味唐辛子。
このスープに合うなぁ〜
香りと共に辛みが良き良き。
トッピングは別皿に分けての仕様で、
八っすんばにあっては単なる別皿でなく、
小鉢の集合体のような雰囲気があるな。
平皿に並べるのではなく、
角皿の小分けに収めているので、
特にそう思うのかもだけどね。
そのまま食べてもイイんだけど、
熱を加えた方が旨さが増すと思うので、
スープに浸すように投入。
肩ローは柔らかくもややパサ、
バラは脂の甘み、
鶏胸はしっとりで柑橘の下味、
メンマはポキポキ、
味玉は味玉、と、
それぞれを楽しみつつの食べ進みで、
次第に体がポカポカと温まってきて、
白味噌から成る複層の旨みが染み、
その世界観に浸っての完食。
もっと楽しみたく、
丼をゆっくり傾けて、
残るスープを飲み干して、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
チリン!PayPay!
寒くなると提供が増える味噌系は、
各店の個性を感じたりするも、
こちら【八っすんば】では白味噌。
じんわりとした旨みが良かったわぁ〜
マンのゾクでしたわよん。
( ̄▽ ̄)b