東京の1軒目はTRY新店大賞を獲った店で、
それ以降はほぼほぼノープランな状態で、
新宿に戻ろうかと京王線に乗り込み、
次の店を探し始めたんだけど、
ありゃ!
沿線に気になる店はあったのね。
何かで目にしてチェックしていた店が、
沿線にはいくつかあったっけ。
いやぁ〜
東京はエグい店が多いなぁ〜
食べ歩きしたい店ばかりだなぁ〜
長期間滞在したい気分だなぁ~
で
次の店はどうしよう?
ぼんやりと頭には浮かんでいたけど、
TRY新店大賞の店に行ったんですもの、
そちらの出身先にも行ってみたいぞ。
浜松「浜田山」、
磐田「ヤマシロ」と、
静岡県内にも関連する店はあって、
ずっと気になってはいたし、
YouTubeも観てるし、
『渡辺樹庵のここだけの話』も観てるし、
さっき「桜上水 船越」にも行ったし、
行くなら今じゃね?じゃね?じゃね?
場所を調べて最寄駅は分かったんだけど、
どうやって行けばイイよ?
電車網が張り巡らされていて、
普段電車を使うこともなければ、
各社各線を使いこなすことなんて超ムズイ。
山手線は行ったり来たりの一方向でなく、
一周ぐるりと繋がっているので、
間違いなく一周はするんだけど、
内回り外回りがあって、
隣駅なのに一周回るのはイヤだし、
〇〇方面の表示があっても地理感無いし、
それはどちら方面よ?
ホームも分からんし、
いや、実際間違えちゃったし、
なんやかんやでやっと高田馬場駅へ。
耐震補強なのかしらん?
素地の鉄骨組みを外観に活かすビルを見、
メイン通りを歩くこと約10分。
ナビが示した場所は分からず、
ふと横道を見ると外待ちの行列ハケーン!
ココか!
調べて見た外観ですぞ。
ハツホーですぞ。
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【渡なべ】
そのまま最後尾に接続していると、
そのうちにスタッフ登場で、
食券を先に買うように案内があり、
詰めないで待つように後客にも案内があり、
安心して入店すると、
おー!
YouTubeが撮影されてる場所だぁ〜
店主・樹庵さんが居るわけじゃないけど、
その場に来たことにちょいアガる。
右に厨房があって、
それを囲むL型カウンター8席、
券売機はすぐ右にある。
さてさてさて、
限定は「豚骨ラーメン」で、
“継ぎ足し中”の文字がココロを揺らすけど、
なんてったってハツホーですもの、
デフォルトをイクべきでしょう。
基本の一杯をイクべきでしょう。
そりゃ、もちろんそうでしょう。
ポチッとな。
列に戻って更なる外待ちを経ての再入店。
ワクワクの調理待ちですぞ。
【ラーメン】¥1,000
これですかぁ〜
渡なべの基本的な一杯ですかぁ〜
名前だけは知っていた店で、
ようやくそのラーメンが食べられるんだぁ〜
感慨深さはありますわな。
って、
節の香り強ぇぇぇッ!
立ち上がる香りが強ぇぇぇッ!
これは早く口にしてみたくなるわな。
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
白ネギ、青ネギが載せられているけど、
それよりなにより早く口にしてみたいわな。
I wanna!
スープをひと口。
お!
そうなんですね。
粘度高きコッテリさで、
豚骨白湯がベースのようだけど、
それよりなにより節が強ぇぇぇッ!
節由来の酸味が強く出た豚骨魚介で、
醤油も割と強いんだけど、
それよりなにより節の酸味と香りが強く、
う〜ん、どうだろ?
ここまで強いのってあまり記憶にないな。
渡なべの豚骨魚介って、
パイオニア的存在らしいんだけど、
食べ歩きを始めた頃は既にいちジャンルで、
そのブームなども知らないんだけど、
当時はオドロキだったんだろうなぁ〜
当時からレシピは変えていないと、
店主はYouTubeで言っていたけど、
目の前の一杯も同じ味なんだろか?
だとしたら違う意味でオドロキだなぁ〜
合わせるは自家製麺を謳う低加水中細麺。
濃厚豚骨魚介スープをしっかりとまとわせ、
それに抗うかのようなポキポキ食感。
このあたりの組み合わせはイイなぁ〜
ネギが絡んでくると、
食感に変化を持たせてきてイイね。
リズムが生まれるようだわ。
メンマは結構太めでポリポリポキポキ。
チャーシューは豚バラ肉で、
脂身トロトロと柔らか。
濃厚豚骨魚介の重さに加え、
脂身の重さも加わって、
あたしゃ、
ヘビー目たる攻撃にしんどいDEATH。
てなことで、
節の酸味強き濃厚豚骨魚介ラーメンを完食。
有名店を排出している店で、
一度は行ってみたいと思っていたので、
そこは実食出来て良かったんだわ。
スタッフ募集ですぞ。
ただのラーメン好きも大歓迎だそうです。
口コミを調べてみると、
高評価が多いんだけど、
そこは情報を食べて鵜呑みにするでなく、
自分で食べてみないと分からないもんね。
なるほどなるほどなるほど。