チェキ会なるものを初めて体験し、
新宿駅へと向かうと、
「新宿東口の猫」が観れる。
「笑っていいとも!」のスタジオアルタ横、
屋外看板を見上げる多くの人が居て、
カメラを向けている。
僕もそこに加わって撮影。
諸々色々あったので、
ラーメン編とは別に、
あちゃこちゃ編としていずれ書こうかしら?
んでもって、
そこから向かったのは荻窪駅。
一度は食べてみたいと思っていた店があり、
調べてみると無休でもって、
通し営業ってんで、
時間を気にせずってのはありがたいわね。
【荻窪中華そば 春木屋 荻窪本店】
「春木屋理論」なんて言葉があって、
客は舌が肥えていくので、
同じ味を出し続けていくと、
味が落ちたように感じるので、
分からないようにブラッシュアップする。
変わらない味と言われる為に、
変わり続ける。
そんな内容だったと思うけど、
これは食糧難の時代、
戦後から高度経済成長期の話で、
今の時代には当てはまらないらしいけど、
考え方としては、
今の時代にも通じるところはあると思うし、
ラーメン店はちょいちょいイヂったり、
味を向上させようともがいてるし、
多分ね。
知らんけど。
「シン・春木屋理論」って感じでもって、
今でも通じる考え方なのかな?って。
ま、そんな春木屋なんだけど、
2023年経営権が「富士そば」に移り、
ニュースにもなってましたね。
ずっと食べてみたかったんだけど、
東京に連れて行ってもらう機会はあれど、
リクエストは受け入れてもらえず、
実食は出来ていなかったので、
昔とは違うんでしょうが、
今の味を感じてみたく、
この機会を逃すといつになるか分からず、
えいやッ!と訪問。
ハツホーです。
券売機は外にあり、
お!
高額紙幣にも対応してるぞ。
PayPayはスタッフ扱いか。
てか、この時は気づかなかったけど💦
人気No.1とあるし、
左上の法則からするとワンタンだな。
モチのロン、これをポチリ。
夕食には早い時間帯、
16:30過ぎだったんだけど、
カウンター10席、奥にはテーブルもあるな。
店内は賑わっていて、
その人気度の、知名度の高さを実感。
お?
お?
お?
他の店でもそうだったんだけど、
こちらも外国人のみのスタッフで、
3名がテキパキと働いている。
明るい接客スタイルがイイな。
東京ではもう当たり前の光景なんだろか?
日本人よりも良かったりして。
【わんたん麺】¥1,300
やっと目の前に春木屋のラーメンが!
立ち上がる煮干の香りがイイね。
どんな感じなんだろ?
気になるわぁ〜
む゛
油の層が厚いなぁ〜
すげえ厚いなぁ〜
気になるわぁ〜
今時を取り入れた“今の”春木屋仕様なの?
それにしても厚いわぁ〜
気になるわぁ〜
ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷしてひと口。
熱ちッ!
油の層が熱を逃がさないので、
モロに熱いスープで、
ほんのりと甘みがあって、
煮干の香りが香ってきて・・・クドい。
味うんぬんかんぬん以前の問題で、
油が前に出過ぎちゃって、
唇をヌメらすほどにたっぷりぷりで、
何口か運んではみるものの、
全体的にはクドい印象しかない。
いや、それでも春木屋だぜ。
きっとどこかで何かが変わるはず。
合わせるは縮れの入った平打ち太麺。
見た目は好きな麺だぞ。
これにスープはしっかりと絡み、
その旨みを・・・油を持ち上げてくる。
海苔は油に浸り、
ネギは油に負け、
噛み締め感のある豚ももチャーシュー、
ポキポキメンマなどを経るも、
印象は変わらず。
人気No.1「わんたん麺」にしたんだけど、
そのワンタンは皮が掴めないほど柔らかで、
トロけてしまっていて食感無くて、
油まみれでもって・・・
気持ち悪くなってギブアップだわ。
化学も強く感じるもので、
経営権が変わったからなのか?
それ以前もこうだったのか?
そこんとこは分かりかねるものの、
“今の”春木屋はこんな感じなのね。
まぁ、ずっと食べてみたかったので、
それを口に出来たことは満足だけど、
あくまでそれだけで、
まぁ、経験値を上げただけに過ぎず、
悲しい想いで席を立って帰りますわ。
さよなら春木屋。
さよなら東京。