コラボをやるってんで、
そりゃあ、行ってみたくなる。
コラボって会場の店の店主はもちろん、
違う店主が同じ厨房に立ったりと、
それだけで普段とは違う特別感があるし、
作り上げる一杯にしても、
普段とは違うものが出来るだろうし、
そんな特別感が想像出来て、
それがどんなものに仕上がっているのか?
ワクワクしちゃうんだわ。
さてさてさて、
どんな一杯を食べさせてくれるんだい?
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【ラボラトリー×RAKUGAKI】
混雑するんだろうなぁ〜
早めに向かったんだけど、
予想以上に早く着いちゃって、
でも皆さん早いなぁ〜
店頭には既に列が出来ている。
メニューが張り出されていて、
ふむふむふむ
麺はもちろんだけど、
海鮮系メニューもあるのね。
どうしましょう?
麺はもちろんだけど、
海鮮系メニューも欲張りたく、
お腹の容量と財布事情を考慮して、っと、
ん〜ん
どうしましょう?
お友達と一緒になったので、
「何、食べる?」
「1貫? 2貫?」
「え? 2種も?」
そんなこんなの話をしたり、
あの人来ないかねぇ〜?
忙しいのかねぇ〜?
なんやーかんやーでもって、
待ち時間はたんまりとあったんだけど、
楽しく話が出来たので意外に短く感じ、
いよいよ両店主が揃っての登場で暖簾・・・
は?
Tシャツじゃん!
両店のTシャツが掛けられましたぞ!
洗濯物を干してるんじゃないですぞ!
そんなことはそっちのけで、
挨拶があっての開店です。
順次食券が買われて列が進み、
さてさてさての券売機前。
専用ボタンが設置され、
さぁ、どうしたもんか?
予習はしていたものの、
最終決断の思案思案。
ポチリポチリポチリ・・・&ポチリ。
調理待ちですぞん。
【浜名湖産うなぎ白焼きにぎり・2貫】¥950
白焼きうなぎに赤酢のシャリの握りで、
1貫なら塩、
2貫なら塩&醤油ってんで、
そりゃあ、両方を食べたいし、
食べ比べてみたい。
まずは塩から。
むぐむぐむぐむぐむぐ
あああああ
そういうことね。
蒲焼きとは違うので、
タレ先行の旨さが感じられるのではなく、
白焼きからは塩のみが先行し、
そこからうなぎの脂、旨みが現れ始め、
じわじわとそれが広がって、
シャリの酢は抑えめなので、
それは出しゃばることなく、
うなぎの旨みを際立たせ、
山葵の風味と重なって・・・
うんめぇぇぇぇぇッ!
こりゃ、イイな。
すぐさま醤油をイってみよう。
あ
そうよそうよそうよ。
いつもは意識していないんだけど、
本来はネタを下向きに舌に載せるらしく、
味わいに違いが出る・・・らしいけど、
ぐるぐるぐると僕が行くような寿司店だと、
シャリが崩れやすいので横向きにして、
うりゃ!ってパターンなんだけど、
2貫目は意識してみようかな。
お!
醤油が来るぞ!
当たり前だけど醤油が先に来て、
そこからのうなぎの脂などが広がり、
シャリが押し広がってくる感じで、
なるほどなるほどなるほど、
たまには意識的な食べ方もイイな。
この2貫は食べて正解だったな。
もう、これで満足だわ。
「ごちそうさまでした。」
ってな流れもアリっちゃあアリだわ。
ま、食べるけどね💦
ミニ海鮮丼も提供されたんだけど、
ラーメンがそろそろ提供されそうなので、
こちらは後のお楽しみとしよう。
そうしよう。
「お待たせしました。
味玉伊吹い◎$♪×△¥・・・」
お❤
スタッフは経験浅いようで、
名前をちゃんと言えずに噛んじゃって、
同じテーブルの友達に提供され・・・って、
そもそも長いんじゃ!
説明が名前になってるんで、
そりゃあ、長いわ。
イマムーのイヂワル❤
でもその初々しさが見れたので、
まぁ、ね、良きかな良きかな。
「お待たせしました。」
「え?なんで持ってきたよ?」
3つは持てないので、
らくがき店長が2つを持ってきて、
ひとつを僕の前に。
「んだよぉ〜、マヂかぁ〜
あのコに出してもらいたかったぁ〜」
「カツラを被ってこれば良かったですか?」
「・・・」
すーーーっと言葉を発せずに、
中央の指を1本だけ突き上げてみる。
「えええええ???」
でも、イヂってもらいたかった様子で、
満足気にニヤけつつ厨房に戻っていく。
欲しがるなぁ~
【伊吹いりこと豚清湯と浜名湖鰻の四川山椒オイル仕立てらーめん】¥1,200+チャーシュー¥300
どぅえ???
いや、そっかそっか!
そういうことだったのか!
同席者の一杯と見比べてみると、
なるほどなるほどなるほど、
ノーマルでもチャーシューは入ってるのね。
てっきり入って無いかと思って頼んだら、
チャーシュー増しになっちゃったのね。
チャーシューメンになっちゃったのね。
見映えはイイかもだけど、
ちょいとこりゃあ多いわなぁ〜
お前の勝手だ、知らんがなぁ〜
こんなに多くは要らんわなぁ〜
間違えといて、威張んなやぁ〜
お前にあげるよヒガンバナぁ〜
マヂか!
マヂか!
マヂか!
チェホンの如くに圧倒されそうやな。
ま、ま、ま、
ともかくともかくスープをひと口。
あ、煮干ね。
豚清湯で煮干を炊いて、
うなぎと2種の四川山椒の香味油で、って、
案内は見てあってけど、
ライトなありつつも旨みある煮干で、
豚が厚みを出している感じで、
香味油の効果はよく分からないけども、
おそらく効果を出しているんだと思う。
旨いけど、
驚くほどではないかな。
合わせるは中加水たまご麺で、
京小麦にタピオカ粉を練り込んだんだとか。
滑らかな肌をした細麺で、
ぷりっとした弾力、
ぱつっとした歯切れの良さで、
スープに埋没せずに主張して、
この組み合わせはイイ感じ。
大葉、玉ねぎ、大根、青ネギ、
たで、姫三つ葉など薬味は多種なんだけど、
中でも大葉がイイ感じだったなぁ〜
時間経ってパサついたものでなくで、
ふぅわりと盛られていて、
それが自然と入り込んで香りを発し、
それが軽めなブタニボと合っているのよ。
大根なんかもシャリっと瑞々しく、
アクセント的な存在で良き良き。
うなぎの肝もあるぞよ!
HRギーガー描くところのエイリアンだぜ!
甘めな味付けで、
ほろ苦さもあるのさ。
で、結果的に増してしまったので、
ある意味、
主役級存在となってしまったチャーシュー。
やたらと数が多いぞぉ〜
そういう注文をしてしまったので、
そりゃあ、そうなんだけど、
やたらと数が多いぞぉ〜
共に山椒風味ってことでの特別感があって、
まぁ、確実に食べてみたいと思ったので、
まぁ、そこんとこは納得なんだけど、ね。
豚肩ロースは側に醤油が強めに染みていて、
カリッとした焼き目からは香ばしさが、
しっとりか肉質感からは臭みなき旨みが、
重なって口の中を満たすんだけど、
山椒は分かんないなぁ〜
大山鶏の胸肉はしっとりしっとりで、
こちらもまた山椒は分かんない。
てか、それより低温調理が弱く、
てか、ほぼほぼ生肉ぽさが強く、
そちらが気になっちゃうじゃん。
【本日の海鮮丼・ネタネタ2種丼ミニ】¥650
ラボラトリーらしさ全開のゴハンもの。
天然ばちまぐろ天身、
福田産釣り太刀魚の2種丼で、
お腹の容量的に迷ったものの、
ミニサイズもあるってんで、
そのくらいならイケるかな?って。
だってぇ〜
旨さ間違いなしにキマッテル!!!!
お友達のノーマルサイズと比べると、
このくらいの差がある。
出汁醤油はまずは使わずに、
そのまま食べてみるんだけど、
太刀魚のコリッとした身も良かったけど、
まぐろの赤身が良かった。
“本当のネギトロ”っぽく、
臭みなき濃厚な旨みでもって、
ラボのまぐろは好きなんだなぁ〜
ゴハンと食べるには出汁醤油を使い、
ぱくぱくはむはむはむ。
モチのロンで完食で、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
「ごちそうさまでした。」
ラボとらくがき両店によるコラボで、
貴重な機会を実体験出来たことは良き良き。
ラボらしさ全開のゴハンものは、
初めて食べた方も居るかしらん?
実感出来たらば良き良き。
僕的にはうなぎ寿司が良かったなぁ〜
アレは食べた価値があったわ。
旨かったわ。
が
ラーメンは・・・凡庸に感じちゃった。
ブタニボ自体は美味しかったけど、
コラボの特別感ある一杯の印象は薄く、
それはチャーシューにしても同様で、
見た目からしてワクワクせず、
うなぎ寿司以上のインパクトは残せずで、
残念だったなぁ〜
楽しめたには楽しめたけど、
ちょいももったいない気がしたんだわ。
以上。