また食べたくなる味なのよね。
今時の派手さはないんだけど、
じんわりと惹かれる味でもって、
また食べたいと思わせてくれるんだな。
先日もそう思って向かうと、
あれ?
臨休?
ま、ま、ま、
そんなこともあるのね、と諦めざるを得ず、
リベンジもあるし、
それよりも単純に食べたくての訪問。
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【布橋 みやひろ】
浜松街中にあった店の支店扱いだったけど、
その本店はなんちゃらかんちゃらで、
店名だけが、
店名だけが、
店名だけが引き継がれていった感強く、
直近で食べた時はまるで変わってて、
その後は移転準備と称し、
一旦閉店したようだけど、
あれからどうなったかな?
動きは見られないので、
そのままアボーンかしら?
ま、ま、ま、
それはそれとて、
支店表記は無くした頃、
一時的に味のふらつきが感じられたけど、
今では以前の味に戻った感があり、
何度となく足を運んでいる。
やっぱ旨いと思うんだな。
店内は土間にテーブルのみの構成で、
混雑すると相席必至。
今回はまだ落ち着いた時間帯だったようで、
それは無さそうだわ。
知らない人との相席って、
ちょいと自分のリズムが狂うようで、
ちょいと苦手なのよね。
意外に人見知りなの。
そうなの。
券売機は左の壁際にある。
麺有り、無しと分かれていて、
間違えないように狙いを定めてポチッとな。
食券を渡し、
セルフで水を用意しての調理待ち。
【ワンタンメン 大盛り】¥850
ふふふふふ
昔ながら、って印象の一杯なんだけど、
ほっこりさせられるものがあり、
また食べたくなっちゃうのよね。
特盛りを食べたりもするんだけど、
今回は食欲減退期間ちうなので、
大盛りにて程良くを狙っての注文。
店名がスープで隠れて読めないほどでなく、
ちゃんとそれを読めるほどにで、
全体的に大人しめな感じかな。
濁りが感じられるスープをたたえていて、
麺はそこから少し顔を見せていて、
トッピングにメンマ、青ネギ、海苔とあり、
チャーシューの下にワンタンが隠れてる。
ワンタンメンなんだもん、
もっと前面にフューチャーすればイイのに、
恥ずかしがり屋さんなのね、ワンタン。
まずはスープを。
豚の香りがするものでほんのりと甘く、
角の無い醤油を程良く効かせていて、
コク深き感じが良き良き。
今時の派手さではなく、
じんわりと滋味深さのある感じで、
そこんとこがまた次のひと口を欲するのよ。
イイな。
合わせるは黄色みがかる縮れの入る細麺。
ぷりっとした弾力と共に、
その縮れが唇をくすぐって入ってくると、
ぱつしこな歯応えがある。
啜り上げと共にスープを持ち上げてきて、
その一体感がなかなかイイのよ。
うん、イイのよ。
トッピングへと続くんだけど、
これだけで世界観が決まってる気がするな。
うん、イイのよ。
トッピングも食べるけどね。
チャーシューは豚ももが使われていて、
味がしっかりと染みているので、
硬めのぎしぎしとした噛み応えから、
じわりと旨みが滲み出てくる感じ。
「チャーシューメン」ではないんだけど、
これだけの枚数が並ぶのもありがたしよね。
食べ応えがあるんだわ。
ワンタンはその下に隠れている。
柔らかな肌が唇を撫でるように入ってきて、
スープの旨みをまとわせ、
もちっとした歯応えで応える。
具は少量ながら入っているけど、
皮の存在感の方が高いわね。
メンマはポリポリ。
味変で卓上の黒コショウを振り振りすると、
ビシッと輪郭が明確化して、
その香りが食欲を高める。
イイのよ。
モチのロンで完食ですよ。
そりゃね。
丼を返却口に返しての退店。
割と混んでいる時が多いけど、
今回はたまたま空いていて、
でも直後には席が埋まっていったので、
たまたまの空白帯だったみたいでラッキー。
老若男女に愛される地元店で、
それは今後も続くんだろうなぁ〜
僕もまた食べたい味なんだもん。
上手いタイミングでまた入れたらイイな。
後に残る化調感も受け入れちゃうさ。