ラーメンはもとより、
日本蕎麦も好きな、
ただの日本蕎麦好きでもあるのです。
ラーメンばかりでなく、
それ以外のものも食べるのです。
そうなのです。
新店が出来たとの情報を目にし、
蕎麦はもちろんではあるけど、
その環境も気になっちゃったので、
是非ともに行ってみたい!
ってなことを企みましてぇ〜の、
っていうことならば、
覗いてみようじゃねーかってぇわけでして、
国道150号を走ってみますってぇと、
浜松からだと掛塚橋を渡った先、
フルーツ店だった黄緑の建物がある交差点、
「白羽」を南に折れてみますと、
古き建物が見えてくる。
そこが今回の目的地「旧掛塚郵便局局舎」
2022年11月にオープンという新店。
【蕎麦切り ヤルダ】
建物は登録有形文化財となっていて、
貴重な国民的財産とされている。
カッチョええんだわ。
建築好きからすると、
興味を惹かれるものであって、
ジロジロじっくりと見入っちゃう。
細かいことではあるけど、
クラックや剥離が見られ、
ちょいと気になるところではあるけど、
文化財ともなると、
補修するのにも勝手には出来ないそうで、
でも早めに手立てした方がイイとは思うな。
それはマヂな話。
落下した場合が心配なんだわ。
で
駐車場は店前は不可。
南と西に2ヶ所あって、
この日はスタッフが案内してくれてた。
店内に順番表があるので、
そこに記名して外待ちしつつ、
周辺をうろうろ。
古き町といった感じで、
割と石蔵が多いのよね。
目が行っちゃうんだわ。
順番が近づいての中待ち。
古き郵便局の面影を残していて、
そこんとこはイイ感じなのよ。
レトロ感というよりまさにレトロ。
居心地のイイ空間なのです。
順番となりての入店で、
この日のメニューはこちら。
年末であったこともあり、
絞っての構成ではあったけど、
通常のものと比べてもさほど遜色はなく、
ま、その中からいくつかを注文。
室内を楽しみながらの調理待ちです。
【海老の天ぷら二尾】¥500
エビ2尾だけでなく、
ししとうが加えられたもの。
サクッと軽やかな食感からの入りで、
エビの風味が広がってくる。
尻尾も食べちゃおっと。
【冷たい蕎麦(各種)】
こっちが「粗挽き」だったかな?
ざるに盛られての蕎麦で、
ラーメン的には中細麺といったとこ。
塩を付けて食べることを勧められたので、
ちょこっと落として食べてみると、
コシある歯応えから、
じわりと甘みが滲み出てきて、
それが感じられ、
通ぶった気分になっちゃう。
山葵を載せて口にした後、
通ぶりタイムは終わりとし、
欲していた蕎麦つゆを使っちゃう。
やっぱり蕎麦つゆを欲しちゃうよね。
ちょんと付けてずずッ!
やっぱり蕎麦つゆだな。
カツオの効いたカラメのつゆと合い、
啜り上げも良くてイイのだ。
山葵を付けてもイイのだ。
あ、山葵は割とマイルドなもので、
僕的にはツンデレの方が好きだな。
こっちが「玄挽き」だったかな?
殻ごと挽いたもので、
田舎蕎麦と呼ばれるもので、
極太平といったサイズ感。
口にすると硬い!
こりゃ、なかなか硬いぞ!
噛み締め感、歯応え強く、
顎が疲れるほどで、
そこから広がる香りも強い。
塩を付けてみるんだけど、
尖りのある塩を押し除けて風味が前に来て、
それすらも負けてしまうほどに風味が強い。
こりゃ、なかなかだぞ!
蕎麦好きにはイイかもだけど、
顎の疲れも考慮すると、
あたしゃ、食べにくい蕎麦に感ずるわ。
もう一枚は「粗挽き」
こちらは食べやすく、
啜り上げ良く、
蕎麦を味わって食べる感じがする。
細い「絹挽き」は食べなかったけど、
結構細かったので、
食べやすいだろうけど、
物足りないような気はする。
知らんけど。
そんなこんなで食べ進めていたら、
蕎麦湯が提供される。
蕎麦を茹でた湯、
正真正銘の蕎麦湯というよりも、
粉を溶かして作った蕎麦湯という感じで、
とろ〜んとトロミのあるもの。
蕎麦つゆとのマリアージュでもって、
醤油に隠れた旨みが前に現れ、
これがしみじみ旨い。
ほっこりする。
ここまでに山葵を使い切っちゃってたので、
「追加わさび(¥100)」を追加し、
これに落とし込んで更に追いしみじみ。
3枚分を食べて、
蕎麦湯でしみじみりぃ〜で完食。
完全つゆペロリの完つペフィニッシュ。
レトロな雰囲気良く、
ラーメンとは違う充実感。
休憩・充電にはイイ感じだわ。
よし!
大人しく書けたぞ!