「サンマ食べてもらいたかったなぁ〜」
「また週末にやる予定なんですよぉ〜」
先日訪問した際、
ヘロさんがそう言うの。
何度か限定ラーメンを提供していて、
それは知っていたけど、
タイミングが合わなかったり、
食指が動かなかったりで、
未食のままだったけど、
イヤミっぽく、
ネチっこく、
そう言われちゃ気にならないわけがない。
当ブログを読んでくれているそうで、
美味しい美味しい!と連呼するような、
絶賛オンパレードな表現ではなく、
目の前に提供された一杯に対し、
美味しければ美味しいと、
そうでなければそれなりに、
出来るだけ素直な感想を綴っているのは、
間違いなく承知のはず。
( ̄▽ ̄) ふ
挑んできたね?
週末提供する予定ってんで、
チェックしてた店主Instagram。
Instagram ➨ https://www.instagram.com/spicecurry_ghal/
予告通りにやるんだって!
そりゃ、イカなきゃ!
週末に照準を絞り、
さぁ、イってみよう!
LET'S ら GO!
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
【SPICE CURRY GHAL(ガル)】
夕食にはちょいと早めの時間帯だったか、
到着時はまだまだ落ち着いた雰囲気で、
ノーゲス状態。
営業してるよな?
恐る恐る、
でもイタズラっぽく中を覗いてみると、
気配を察したヘロさんが待ち構えている。
あ!
ホントに来やがった💦
顔認証したようでそんな表情をしている。
( ̄▽ ̄) ふ
あえて太々しくゆっくりと歩を進め入店し、
あえて太々しくゆっくりと、
ヘロさんの目を見てひと言。
「自慢のアレください。」
「うわぁ〜緊張するぅ〜」
ムンクの叫びのような表情で、
自ら発した言葉を呪うかのように頭を抱え、
うわぁ〜うわぁ〜と呪文のように唱える。
店主ケンさんはラーメン好きで、
当ブログを読んでくれていると、
モリモリから聞いてのハツホー以来、
何度か足を運んでいるんだけど、
スタッフ・ヘロさんも同じらしく、
以前のGHAL記事で、
“スプーンじゃなくてさ、
箸を使うような何かが食べたいよねぇ〜?”
目の前にあった箸立てに絡めて書いたけど、
それきっかけでラーメンに向き合い、
作るようになったんだとカミングアウト。
「うわぁ〜緊張するぅ〜」
知らんがな。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ケンさんはその様子が面白くなったようで、
「感想は言わず黙って帰っていいですよ。」
会話に参入してくる。
「それもいいですね、じゃあそうします。」
「えーーーーッ?」
「タカ☆さんのブログは時系列でないから、
いつ載るか分からないから。」
「書きたくなくて書かない場合もあるよ。」
「えーーーーッ?」
イヂリまくりまくりでの調理待ち。
【濃厚秋刀魚ラーメン】¥1,200
茶色きスープが広がっていて、
白き丼に残るその跡から濃厚さが伺える。
チャーシュー、刻み玉ねぎ、バラ海苔、
そしてレモンを添えてあって、
フチには唐辛子らしき赤い粉末。
見た目からは鮮やかなそそりはなくも、
妖しげな雰囲気はぷんぷんと感じられ、
実際に顔を近づけてみると、
妖しきイイ香りが立ち上がってくる。
さて、どんな感じなんでしょう?
とにかく、
まずはスープをひと口。
うん。
サンマの香りだと思う。
きっとサンマだと思うよ。
粘度濃厚で舌をまったりと包み込んできて、
舌触りでザラつきを感じると、
その旨みを感じる。
エンミは割と強めに効かせているので、
輪郭はハッキリとしているけど、
後に残りそうな予感はする。
ふた口。
み口。
うん。
合わせるは低加水細麺。
スープをしっかりとまとわせていて、
やや柔めの歯応えで、
その旨みとの一体感はある。
あぁ、あの店から入手した麺なのね。
色々お付き合いがあるのね。
あぎゃす😎
バラ海苔をスープに浸してやると、
馴染んで柔らかくなり、
これを麺に絡ませてみると、
磯の香りをまとわせて旨みが重なる。
バラ海苔効果はイイ感じだわ。
刻み玉ねぎはシャキシャキと、
瑞々しい食感を与え、
変化を持たせてくる。
濃厚な煮干系にもよく使われるけど、
玉ねぎは合うよなぁ〜
チャーシューをイってみよう。
豚バラを使う巻きバラで、
炙りが入れられている。
厚みを持たせて切られていて、
ぎゅっと噛み締め感、
そこから滲み出てくる旨み、
そして脂の甘みがイイね。
ここんところ他店において、
酸化臭チャーシューが重なり、
辟易していたこともあり、
臭みのないチャーシューに安渡&安渡。
後半に取っておいたレモンを登場させるよ。
スダチやカボスではなくレモンだよ。
くし切りであったり、
半月型であったりで、
それらがスープに浸る状態で提供されると、
手が汚れることを嫌う僕にとっては、
目にした瞬間から凹むことがあるけど、
これは輪切りであるので、
無限大搾りが出来る安心感がある。
しかも種無し状態。
ありがたC〜
からの箸差し、
∞搾りぃぃぃぃッ!
お行儀のイイ箸の使い方ではないだろうし、
そのことは承知をしているものの、
だってしょうがないじゃないか!
(えなり風ホリのイメージで)
それなら見た目だけでなく、
搾りやすい提供をしてくれ!ってなるのさ。
∞搾りぃぃぃぃッ!
爽やかな酸味が濃厚な魚の香りを抑え、
これはこれで味変としてはアリかな。
麺に絡ませきれなかった玉ねぎなどは、
ちゃんとレンゲで掬い取って食べよう。
玉ねぎは体にイイのだよ、坊や。
ラーメン注文の方の限定ミニカレーも。
【スパイシー鰹出汁ポーク】¥400
注文時に店主ケンさんが言うのよ。
「タカ☆さん、ラーメン限定のカレーは?」
そりゃ、ラーメンだけじゃなく、
も、もちろんそれも食べるつもりでしたよ。
はい、間違いなくそうですよ💦
と
ラーメンより先に提供の限定ミニカレー。
麺ノビを避ける為、
ラーメン後の追いカレーとなってのひと口。
うん、イイね。
コメは硬めの歯応えで、
スパイスの効いたカレーが合う。
合わないわけがない。
中辛らしいけど、
舌を刺激するには十分で、
程良き辛さがイイんだわ。
豚バラ肉は見た目でも結構分かる脂身。
その白き塊がお年頃の僕にとって、
ちょいと引くものではあるんだけど、
や、そんなことはなく、
余分な脂は感じることなく、
その甘みが活かされていて、
噛むごとに滲む旨みがイイ感じ。
中辛カレーによく合うんだ。
うん、イイ感じで合うんだ。
あ
ごめんなさい!
スパイスが秀でていたので、
カツオの存在はよく分かりませんでした💦
旨かったのでヨシ!
勢いでゴマカシ!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
食べる前のお約束で、
感想はその場では伝えず、
この記事にての初お伝え。
はい、そんな感じで。
「ごちそうさまでした。」
チリン!PayPay!
「どうやって作りました?」
帰りしなに訊いてみると、
焼いたサンマをペーストにして、
動物系は使わずの魚介系のみらしく、
ま、ま、ま、
そこんとこは特に驚くものでなく、
それよりも味だとは思うんだけど、
単純に口にした印象は大人しめのサンマ。
サンマは生の刺身でも食べたことはあるし、
それはそれで好きではあるけど、
“サンマ”から想像するものって、
焼きサンマだと思うし、
多くのラーメン店でもやはりそれ。
焼きサンマ旨いもんね。
脂のノった焼きサンマって旨いもんね。
そりゃ、ラーメンにしたいよね。
サンマラーメンを口にして、
ぱっ!
焼きサンマが強烈に浮かぶものもあるけど、
この一杯はそうではなく、
そのようなイメージは浮かばず、
そりゃ、苦労して作り上げただろうし、
実際そうだとは思うけど、
ある程度予想が出来るものだったし、
後発の部類ではあると思うけど、
先発のそれらを超えるものでもなかったし、
ラーメン専門店は限定とは言え、
ある程度の期間出しているので、
日々作り込んで改良を重ねていったり、
年々改良を進めていったりで、
そんな積み重ねが見られたりするけど、
後発ゆえにまだそこまで至った感はなく、
突発限定でのインパクトあるものでもなく、
本業に目を向けさせるような、
あぁ、カレーも食べてみたいなぁ〜
そう思わせるものでもなく、
ごくごく凡庸な一杯だった気はする。
あ、そうそう、
コロナ禍において、
夜営業に制限の掛かった居酒屋など、
売り上げ確保の為の緊急避難対策的に、
昼ラーへの進出が見られたりしたけど、
いずれ本業の夜に関心を向けさせるような、
その店の得意分野が感じられるような、
そういうのものは少なく、
ラーメン専門店で食べられそうな、
何の特徴もないありきたりのものばかりで、
付け焼き刃的なものばかりで、
その店に興味を抱かせるものは少なく、
むしろ無に近く、
また食べに行きたいとは思えなかった。
GHALはカレー専門店で、
それを求めに行くところがあり、
食べる環境もカレー環境で、
実際この一杯を食べている時も、
サンマサンマと頭では思っていても、
鼻からはスパイスのイイ香り、
カレーの匂いが入り込んできてしまって、
頭がカレー脳になっちゃって、
サンマを味わうに適しているとは思えず、
むしろスパイス系、カレー系向きで、
そちら方向の方が適してるように感じた。
あ、いやいやいや、
あくまでシロートの浅はかな戯言であって、
想像を上回るようなものは作れるだろうし、
うんめぇぇぇぇッ!
反射的に、
盲目的に、
無条件でそう思いたいし、
今はそうだけど、
未来は全く変わることはあるし、
劇的に変わる味は、店は多いし、
ラーメンってそこが不思議だし、
面白いんだよなぁ〜
ラーメンって面白いのよ。
情報を鵜呑みにして食べるでなく、
知識は有っても無くても関係なく、
無化調、有化調関係なく、
諸々有ろうが無かろうが関係なく、
ラーメンって楽しめるんだよねぇ〜
次はそんな一杯が食べれたらイイな。
食べたいと思わせてくれるような、
食べて良かったと思わせてくれるような、
そんな一杯が食べたいなぁ〜
どぞヨロシク。
( ̄▽ ̄) ふ