気になる店ってのは多く、
SNSを賑わせている店はもちろん、
旨い店とされる店であったり、
そう思えない店であったり、
ま、ただのラーメン好きだもんで、
アンテナ広く情報を見たりしてるけれど、
それ以外にも、
走っていて見かけるラーメン店だったり、
のぼり旗の「ラ」の文字に反応するも、
ただの「ランチ」で落胆したり、
でも一応は調べてみたりたり・・・💦
で
何度となく通っていて、
何度となく見かけてはいたんだけど、
ちょいと入る勇気がなく、
ずるずるずると啜るのではなく、
ずるずるずると躊躇っていたりで、
いつまで経っても僕の宿題は解消されない。
夏休みの宿題も登校日が迫る頃、
ようやく焦ってやったクチなのです。
そろそろハツホーしなきゃ!って、
やっとその気になって向かうも、
やっぱりあれやこれや言い訳を考え始め、
でもこのままじゃダメだ!
今回を逃すともう機会を作らない気もして、
自分の中での言い訳に勝ってのハツホー!
【お食事処 赤のれん】
国道150号と用宗街道が交わる場所にあり、
赤い看板が否が応でも目に入り、
うん、ずっと目に入っていたんだ。
ようやっと、
ようやっと、
ようやっとの初訪問なんです。
駐車場は店の前と横に数台あるんだけど、
でもちょっと狭め。
恐る恐る赤のれんの赤暖簾をくぐって入店。
店内は厨房前にカウンターがあり、
テーブルもあるんだけど、
2段上がる板の間の小上がりとなっていて、
靴を脱いで着くスタイル。
その上がった高さを利用して、
カウンターもテーブルも掘り炬燵式で、
足を下ろせるようになっていて、
カウンターに8人
テーブル3脚に各4人が座れる。
ラーメン店においては、
なかなか見かけないスタイルだわねぇ〜
厨房には年輩のお父さんひとりで、
常連さんらしき方とテレビ鑑賞。
メニューはこちら。
ラーメンは多種多様で、
定食もあったり、
セットものも用意されている。
表の看板にあった天ぷら、刺身などは無い。
昔は提供していたんだろうね。
どうせなら単体よりもセットにしよっかな。
【ラーメン+チャーハンセット】¥900
ラーメンとチャーハンのセットですよ!
そのまんまのセットですよ!
餃子の加わるセットがあったならば、
尚嬉しくはあるんだけど、
ま、ま、ま、
そこはやむ無しかな。
【ラーメン】
ラーメンは基本的な醤油のようで、
青磁の丼にやや濁りのある、
ぼかしたようなスープがたたえられていて、
そこに泳ぐ麺が透けて見え、
トッピングにはチャーシュー、メンマ、
青ネギを配している。
まずはスープをひと口。
豚ガラによるものか、
あっさりとしたベースにラード感、
軽く醤油を添えている感じで、
淡き仕上がりといったところ。
ややパンチが欲しい気はする。
ここに緩く縮れの入る、
加水高め細麺を合わせていて、
ずずッ!と啜り上げ良く、
スープの持ち上げ良く、
ぷりしこな歯応えを持たせている。
青ネギは時折絡んで青き香りを放ち、
僕的にはもっとあると嬉しいな。
メンマはポキポキ。
チャーシューは肩ロースの煮豚のようで、
切り置きではなく、
注文が入ってから切っていたんだけど、
これがイイ!
厚みを持たせていて、
ぷりっとした弾力、
ぐっと噛み締め感があり、
そこから滲み出る旨みがまたイイのだ。
2枚入っていて楽しめるんだけど、
増したらもっと楽しめそうだわ。
このチャーシュー旨いぞ。
【チャーハン】
玉子の黄色が目立つけど、
それよりもチャーシューが目立つ。
大きめに刻んだものがゴロゴロ入っていて、
チャーハンの具材のひとつと言うよりも、
これを主体としたチャーハンといった感じ。
チャーハン自体は味付けが強めで、
そこにチャーシューだもんで、
ややしょっぱめには感じちゃうけど、
食べ応えはあるのでそこは目を瞑ろうかな。
紅生姜の酸味で変化を付けつつ食べ進み、
新たなる発見を楽しみつつの完食。
お父さんは作り終えると、
大谷翔平出場の大リーグの試合を見ている。
・・・ビールを飲みながら。
昭和だなぁ〜
なんかそんな雰囲気を感じるなぁ〜
やっと訪問出来て、
気持ち的にはスッキリして良かったわ。
やっぱ早く行かなきゃあかんのねん!