聖隷三方原病院のそば、
っていうか目の前に新店。
昼はラーメンや餃子、
15時以降はたい焼き、たこ焼きと、
2部制に分かれる営業スタイルだとか。
何度か狙おうとしたんだけど、
木曜、日曜定休ってことで、
そういう時に限って重なるもんで、
なかなか初訪ならずでずるずるり。
2021年10月11日オープンの新店。
【麺処 甘味処 みなとや】
駐車場は建物裏に3台分用意されていて、
のぼり旗をそこに立てているので、
初めての訪問でも分かりやすくありがたい。
店頭案内をチラッと見つつ暖簾をくぐると、
左に厨房を構えていて、
その前にカウンター8席がある。
先払い方式となっているので、
レジで先に会計を済ませる。
さて
店頭案内をチラッと見ただけなので、
文字だけのメニューだとちと困る。
ま、先に並んでいるのが推しであろうと、
塩ラーメンにするとして、
ゴハンものをイキたいとこだけど、
白米しかないので、
それとの組み合わせにしてみましょ。
指定された席に着き注文票を提示し、
水は信楽焼の壺からセルフで用意する。
目の前のお品書きを見ると、
秋田の比内地鶏、
京都老舗問屋の節を使うんだとか。
BGMで流れる沖縄民謡は何ぞや?
ちょいと戸惑うね。
【塩ラーメン】¥880
青くフチ取りされた白き丼に、
淡い色をしたスープに自家製麺を収め、
トッピングにはチャーシュー、穂先メンマ、
なると、青ネギ、海苔を配している。
「本日のお出汁はサバと鰹になります。」
店主の出身先秋田の比内地鶏を使い、
魚介系を合わせているそうで、
謳いにはサバ、ムロアジとあったけど、
この日はサバ、カツオを合わせてるらしい。
ひと口啜ると、
うわぁ〜、
結構オイリーーーーーッ!
で、淡ーーーーーーいッ!
鶏に支えられ、
魚介の旨みはしっかり感じられるけど、
塩味は抑え気味なので全体的には淡く、
無化調での味わいはあると思うし、
そこは感じられるんだけど、
ぐっと気持ちを高めるほどではない。
で、オイリー。
口の周りにまとわりつく感じで、
そこんとこの調整は気にはなるなぁ〜
これに合わすは自家製麺。
キレイな肌を見せ、
口にすると柔らかで、
中華麺というよりも冷麦のような感覚。
スープの馴染みは良く、
合ってはいるとは思うけど、
ぐっと気持ちを高めるほどではない。
青ネギは地元である三方原のものだそうで、
笹切りされていて、
その青き香りはイイわね。
海苔は磯の香りがイイ。
チャーシューは鶏胸を使っていて、
意外に塩味をしっかりと染み込ませていて、
このスープにあっては強めには感じる。
歯応えはややパサ。
黒コショウをまぶした別仕様のものもあり、
こちらはコショウが強い。
このスープにあっては香りと辛さが強く、
主張が強過ぎるきらいがあるかな。
穂先メンマはピリ辛な味付けで、
アクセント的ではあるけど主張し過ぎずで、
シャキシャキとした歯応えがイイ。
なるとはなると。
【白米 小】¥100
ラーメンだけじゃお腹的に物足りなさげで、
チャーシュー丼など、
具材の載るゴハンものが無かったので、
白米の小を注文。
少し食べてから、
スープを注いで雑炊風にしたんだけど、
淡いスープなので箸速度はさして上がらず。
完食完スぺ。
旨みはちゃんとあるんだけど、
出汁感にしても味付けにしても、
もうひと押し欲しい気はして、
また食べたくなるかは現時点では不明。
あ、開店おめでとうございます。
(´・Д・)」