気になる店はいくつもあって・・・
そんなシリーズを作ってもイイくらい、
未訪のままの店はいくつもあり、
少しずつ攻めたりはしてるんだけど、
それが無くなることはなく、
むしろ増えていくばかり。
んじゃあ、
ひとつひとつ攻めたらイイのに、って、
自分自身でも思うものの、
なかなかその一歩が踏み込めなかったりで、
そこを通るたび、
ん゛ぐぁああ
踏ん切り出来ず悶絶してしまったりたり。
そう、そこは知ってたし、
山小屋、ロッジ風の外観で、
ずーーーーーーーーーっと、
気にはなっていて、
狙ってはいたんだけど、
なかなか踏ん切りがつかずで、
ずるずるずるる・・・と時間のみが経過。
刺激をもらったこともあり、
ようやくその一歩を、
ようやくその一歩を、
ようやくその一歩を、
踏み出す決意をしたのであります。
( ̄^ ̄)ゞ ビシッ
浜松は笠井街道を走っていくと、
オレンジ色の看板が目に入るのよね。
【創作ら〜めん じばんぐ】
駐車場に停めて進むと、
“KUSHIYAKI FAMILY ”
昔の看板もあったりで、
その年月を感じさせる。
風除室で手指消毒を済ませて進むと、
店内は太い梁が剥き出しで、
勾配天井となっていて懐深く、
板張り多様と白壁による仕上がりで、
内観も山小屋をイメージさせる雰囲気。
カウンター2列で2+4席、
奥には小上がり2脚が見える。
メニューはこちら。
鶏ガラ、豚骨、つけ麺がメインのようで、
タンメンもあるみたい。
さて、どうしたものか?
鶏ガラにイクべきか?と思うも、
じはんぐ流の・・・の文字に惹かれ、
豚骨にすべきかな? と。
それとチャーハンもあるようなので、
そのセットにしてみる。
【普通のこってりラーメン 正油】¥680+税
ほぉほぉほぉ
ちょいとごちゃごちゃ感のある表情だわ。
澱みあるスープにチャーシュー、メンマ、
味玉、青ネギ、白ネギ、ニンニクチップ、
そして三角の海苔を差している。
どんな一杯なんだろ?
まずは、とレンゲを差し込み、
スープをひと口。
あぁ、ほい。
こってりを謳ってはいるものの、
さらっと粘度は低く、
まったり感も無くて、
正直こってりとは思えない。
醤油はエンミでガツン!ではなく、
優しく穏やかでパンチ無く、
醤油?とすら思えるほど。
ニンニクチップの香ばしき香りは良く、
鼻を突いてきて好きなんだけど、
このスープにあっては相乗効果というより、
ちょいと浮き気味な存在にすら感じるなぁ〜
麺を引っ張り出してみる。
のぼり旗には自家製麺とある。
なるほどなるほどなるほど。
緩くウェーブがかっていて、
滑らかな肌は柔らかく、
噛むとむっちりとした歯応えがある。
優しいスープに優しい麺で、
ニンニクチップはガツン!と。
ネギがざくざく食感で入り込んでくる。
チャーシューは豚肩ロースで、
柔らかく煮込まれていてややパサ。
メンマは甘い味付けでぽりぽり。
提供時に別皿で何やら妖しき赤いものも。
ひと舐めてみると、
舌先を刺激する辛さのラー油のようで、
これを投入するとビシッと締まりはする。
ずるずる。
【半分チャーハン】¥400+税
もうちょい食べたい時に、
フルでない半チャーハンはありがたい。
チャーシュー、ハム、玉子、ネギ、
キャベツやレタスなんかも見えたりで、
スプーンでひと口運ぶと・・・甘い。
チャーハンが甘いのだ。
で、薄味。
なんともはっきりしない味つけで、
手が止まる。
ん〜ん
卓上にあった塩、コショウを振り入れ、
先程のラー油をまぶして食べる。
なんとかなんとか。
何か気持ちに引っ掛かるものは無いか?
考えながら食べたんだけど、
どうにもこうにも気持ちは高まらず、
退店後も同様で特に余韻も無く、
記憶には残らないけど
喉に引っ掛かるものは残る感じで、
特に化学的なものを否定するつもりはなく、
上手く使ってくれたらイイんだけど、
それが分かるようなものは苦手で、
て、こんなことを書くと、
特異体質だとか書く輩も居たりたり。
あ、結局自分の優れている自慢をしたく、
他人を比較対象として貶めることをしたり、
矛盾する考えの方がいるなぁ〜、
と、ほくそ笑む僕。
あ、ラーメンと一緒に頼むと、
半分チャーハンが安くなるようで、
¥400+税と思っていたのだけど、
¥250+税の「半チャンセット」が成立。
支払い直前に気付き、
これはありがたやぁ〜
と、ほくそ笑む僕。