お!
その名前は聞いたことあるッ!
小さな車で運んでくれたエルフさんが、
大行列店を出た後、
時間的には限られているも、
昼営業で行けそうな店を教えてくれる。
15:00までだからなんとか間に合うと。
その名前は情報に疎い僕でも知ってて、
ま、でも、詳細は知らずではあるんだけど、
実食してみたくある。
是非とも是非ともヨロシクお願いします。
夜の店が多くあるエリアに到着で、
某ラーメン店がいよいよオープンか???
要らぬ妄想だけが膨れ上がってしまう❤
外観はひっそりとしていて、
看板もひっそりで、
ラーメン店とは気づかないほど。
【丿貫(へちかん) 福富町本店】
その字を書けなくて、
カタカナの「ノ」に貫かなと思っていたら、
普通に「へちかん」で変換出来るのね。
調べてみると、
戦国時代後期〜安土桃山時代の茶人らしく、
それに由来する店名なのかしら?
ホームページに辿り着くと、
ここを含めて6店ほどあるようで、
あ、そうなのね、
1店舗だけじゃあないんだと知る。
離れた場所に外待ちの列は出来ていて、
しばらく待って促されての入店は、
ちょいと暗めの店内。
夜は日本酒居酒屋のようなので、
それ相応といった雰囲気。
お品書きはこちら。
限定は終了したとの説明はあったけど、
まずは基本的な一杯を抑えておきたい。
となると、
煮干だよねぇ〜
【煮干そばclassic】¥800
これはまた悪い色ですわん。
白き丼にグレーのスープで、
見た目はややライトな印象を受けるかな。
そこにキレイに折り畳まれた麺、
中央にはレア感のあるチャーシュー、
箸には刻み玉ねぎを置いている。
必要以上の飾り立てをせずってのは、
茶人「丿貫」の考えに沿ったものなのか?
まずはスープをひと口。
お
煮干感がありますね。
軽い酸味に煮干の苦み、旨みが重なるけど、
ライトな感じなのよね。
さらっと軽くて層の厚みがなく、
奥行きがなく、
押し上げてくるものもない。
エンミでグググイッ!と引っ張るでもなく、
ぐっと感じるものがないなぁ〜
合わせるは低加水細麺。
麺肌硬めでぱつぱつとしていて、
スープの馴染みがイイとは思えず、
もちろん一体感を感じられず、
「スープ」と「麺」が別物といったとこ。
刻み玉ねぎは瑞々しく、
しゃりしゃりとした食感を与えるも、
スープが弱いので効果的には思えない。
チャーシューは肩ロースを使った、
低温調理レア仕上げ。
薄くスライスされていて、
しっとり柔らかではあるけど、
特にこれをありがたがるものではないな。
完食はしたけど、
印象に残るものはなく、
そのラーメン店で食べたという事実のみで、
また食べたいという気持ちは湧き起こらず。
やはり実際に食べてみないと、
その雰囲気もそうだし、
味も分からないもので、
イイ勉強の一日となったわ。
店を離れて帰路につこうとするも、
見せたいとこがあると、
もう1箇所に寄ることに。
「コップ酒よかろう」なんてイイなぁ〜
ホテルやソープランドなどかあったり、
エリア的に夜の雰囲気むんむん。
向かったのはこちら。
【都橋商店街】
1回目の東京オリンピックの際、
路上営業する露天を収容する為、
作られた共同店舗だそうで、
「ハーモニカ横丁」と呼ばれるとか。
向こうには新しい街並みが見え、
「横浜ランドマークタワー」も。
対比が面白いぞん。
緩い弧を描く2階建ての建物で、
小さな店舗がいくつも入っている。
川のほとりに建てられていて、
打ち継いだような後が見られたりと、
なかなかにレトロ感満載で、
こういう店で呑めたら楽しそうに思うも、
一見だと厳しそうとも。
ラーメンはもちろんなんだけど、
こういった建物探訪だったり、
街の雰囲気を楽しむのも好きなんだな。
こういったものも含めて、
食べ歩きって楽しいんだな。
また行きたし。
エルフさん、
ありがとうございました。
またヨロです。
m(_ _)m