ハラヘリヘリハラ・・・
お腹空いちゃうと、
ゆっくり味わって食べるというよりも、
勢いよく喰らいたい気分になる。
この日がそうだった。
早く腹を満たしたいのだ。
喰らいたいのだ。
とは言え、
頭に浮かぶ店は混雑必至で、
6台ある駐車場にすら入れない時があり、
しかも外待ちが出来てたりすると、
そのままスルーを余儀なくされることも。
気持ちは決まっているけど、
それよりも腹に何か入れたいので、
待ちが出来ているようならば、
選択肢を他にも求めるべきか。
まさか
まさか
まさか
外待ちはおろか、
駐車場も悠々停めれるジャマイカ！
天気は良くはないけど、
休日の昼時直前で空いていて、
僕にしてみたらラッキー極まりない。
まさかまさかです。
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【ラーメン山 まさか】
すぐさまの入店で券売機前。
限定も出てはいたけど、
食べたかったのはデフォの一杯。
麺量300gで大丈夫か、と確認され、
大丈夫と答えてポチリ。
スタッフに食券を渡し、
その間にセルフで水やら箸やら、
とにかく必要なものを用意しての着席。
早めの麺量確認で、
茹で時間を含めた調理時間短縮で、
さほど待たずの提供はありがたい。
Let's 登頂！
【ラーメン山】￥850
うっひょおおおッ！
このジローが好きなのよ。
どよんとした豚骨醤油スープ、
もやし、キャベツによる山、
その頂には背脂とろり、
添えられた厚めのチャーシュー、
そして刻みニンニク。
ニンニクは有無を訊かれる際、
少なめで、と声掛けしてこの量。
十分です。
まずはスープをひと口。
ほほッ！
濃厚な粘度の豚骨は脂豊富のこってりさ、
醤油は強めに効かされていて、
全体的には、
甘くしょっぱくな旨みある豚骨白湯。
そんな感じ。
ふた口み口と味わったならば、
天地返しをしつつ麺を引っ張り出す。
現れるは自家製の極太平打ち麺。
縮れが入れられていて、
うねりを持たせた力強さを感じる。
それは口にしても同様で、
ぐぐぐと噛み応え強めなごわごわ麺で、
もちっとした歯応えもあり、
それはスープをしっかりと受け止め、
バランス的には合っている。
この麺、好きなのよ。
ここにもやし、キャベツの野菜が絡み、
しゃきしゃきとした食感で、
食欲を刺激してくる。
次の箸を求めちゃうの。
そうなの。
ぐわぐわぐわ
大口で麺を野菜類を頬張り、
それは食べるというよりも、
喰らうといった感覚、
格闘するよな感覚がある。
生ニンニクが絡み出すと、
やっぱこの系統には合うよねぇ〜
更に食欲を刺激してきて、
次の箸を求めちゃうの。
そうなの。
ぐわぐわぐわ
麺量300gは食べ応えがあり、
一般的なラーメンと考えたら倍くらいあり、
しかも歯応えの強い、
噛むことに抗いを見せるアラガイメンは、
そりゃ、気持ちの面も攻めてきて、
食べても食べても減らない、
もう食べきれないんじゃないか？
そんな不安を途中感じたりもする。
頑張るよ。
ぐわぐわぐわ
卓上には調味料はあるも、
コショウのみで、
僕的には一味唐辛子が欲しいものの、
それは無く、
かと言って、
「辛あぶら」を買えば辛さはあるけど、
脂は脂なので年齢的には結構ツラく、
やっぱり一味唐辛子が欲しいものの、
それは無く・・・
それでも喰らう喜びはあるので格闘を続け、
醤油がしっかり染みたチャーシューを食べ、
やっぱ好きなジローではあるよなぁ〜
そんなことを思いつつ食べ進め、
スープ飲み干しは厳しくはあるけど、
なんとかかんとか登頂成功。
完食です。
こういう野生感に浸れるような、
圧倒的なボリューム感を喰らうような、
そんな一杯って時折喰らいたくなるのよね。
静岡市には姉妹店「なぜか」も誕生し、
喰らう楽しみはそちらでも楽しめるので、
こういう一杯は味わって欲しくはあるわ。
Let's 登頂！
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