浜松から続くその名前には思い入れがあり、
名前が無くなった際には残念に思ったけど、
ある意味正当な後継者によって、
“二代目”を冠して復活。
であり、新店として誕生。
2020年12月12日オープンの新店。
【二代目 ガチ麺道場(がちそばどうじょう)】
豊川市役所の真ん前に位置し、
駐車場は建物裏にある。
やはりその文字を見ると、
色々と感じるものはありますな。
ウェイティングシートがあるので、
こちらに記入して待つスタイルで、
済ませるとキョロキョロと案内などを見る。
あ、そういうことなのね。
昼はガチ麺(そば)として、
夜は侍麺(ヌードル)としての営業みたい。
ガチ麺のメニューしかなかったけど、
侍麺との違いはどんな感じなんだろ?
30分ほど経って入店を促され券売機前。
予習で決めていたし、
左上の法則からしてもそれなので、
迷わずにポチリとな。
店内は左手に厨房とカウンター5席ほど、
通路を進んだ先にテーブル4人×2脚があり、
案内されたとこに腰を落ち着かせる。
ランチにはミニサラダサービスだそうで、
パクつきながらの調理待ち。
【特製塩そば】¥990
真正面にガチのマークが入る白き丼、
そこには琥珀色のスープをたたえていて、
ん、若干濃いような印象ではあるかな。
自家製麺は縦方向に流して魅せt・・・
やや暴れちゃってる感はあり、
麺線を魅せきれてないのは惜しい気はする。
“麺線の乱れは心の乱れ”
どこかで見た言葉が頭をかすめる。
トッピングはそれに直交する横方向で、
チャーシュー2種、メンマ、味玉、つくね、
刻み玉ねぎ、青ネギ、ドライトマトを置く。
散らばる具材があって惜しい気はするな。
ま、ま、ま、
それはそれとてスープをひと口。
お゛
鶏魚介の旨みがぐんッ!って来る。
味が押し気味にぐんッ!って来る。
淡麗な旨みではあるんだけど、
甘みが強くて、
これは何だろ?
白醤油?
ん?
みりんかな?
それまでの印象からすると、
味を求めに行くような入りで、
じんわり重ねての蓄積があったけど、
こちらは最初からアピールで、
分かりやすくはあるんだけど、
ある意味押し付けがましい感じ。
・・・抑えても旨みは伝わる気はするけど。
合わせるは自家製の中太平打ち麺で、
粘りがあってやや重い感じがする。
スープをしっかりと馴染ませていて、
そこんとこは間違いのないところ。
刻み玉ねぎが放出され熱が加わり、
しゃりしゃりと瑞々しい食感を与える。
青ネギは青き香りで変化付け。
チャーシューは低温調理のロースと鶏胸肉。
メンマはぽりぽり。
つくねはふぅわりと柔らかで、
ここんとこは以前の流れを踏襲といった感。
ドライトマトを潰してみると、
凝縮された酸味と甘みがぱっと開き、
もっと欲しい気がする。
さてさてさて、
特製は小ライス付きで、
注文前はシロメシだけもらってどうよ?
そう思っていたけど、
押しの強いスープにあっては合いそうで、
残るスープに投入し、
うりゃうりゃと馴染ませると、
あぁ、もう、
この組み合わせは合う。合う。
もっと繊細なスープにして、
少しの具が載る雑炊専用追い飯もイイかも。
な〜んて思いつつ、
そのままパクついての完食フィニッシュ。
店内は一方通行となっているので、
「ごちそうさま。」
会釈をして奥から退店。
豊川市役所横の場所において、
ランチを睨んでの味ならば、
スープだったりシロメシは分かるけど、
ん、今までの流れからすると、
僕はちょいと戸惑いを感じたなぁ〜
ま、そこんとこは初代との違いかもだし、
初代は初代、
二代目は二代目であるとは思うけど、
その名前をまんま受け継いでいるし、
メニュー構成からすると、
その流れも継いでいると思うので、
やはりそういう目で見てしまうのも確か。
うん、やっぱ戸惑うかなぁ〜
あ、あと、みりん?かなぁ〜
喉奥に残るエグミみたいなものがあり、
これもまた戸惑うなぁ〜
他のメニューはどうなんだろ?
気になるけど、
僕はまたの機会があれば・・・