4年ほど前だったか、
テレビでの紹介で知ったんたけど、
調べてみたら夜営業のみの居酒屋で、
場所的にいってハードル高く、
そりゃ、
なかなかムズイわ、キビシーわ。
諦めてはいたんだけど、
記憶には残っていて、
え?
このご時世ゆえか?
見かけた情報によると、
ランチが始まったみたいで、
多少ハードルは下がったんだけど、
月〜木曜日のみってことで、
やっぱりハードルは高いまんま。
ま゛
狙えそうだぞ!
そういう時もあるのね。
となると狙わずにいられないじゃない?
イってみなきゃ!なんだわ。
JR島田駅の銅像をスルーで北上し、
そのまま真っ直ぐ、
この辺りを曲がるんだわん。
すぐに左に曲がる道があるので左折、
のぼり旗がその存在をアピールしていて、
暖簾が掛かっていることに安堵ですわ。
ようやくの初訪問。
【居酒屋ラーメン 菩主(ぼす)】
(島田市日之出町1-6)
黒板に“ラーメン”の文字があって、
ひっそり感のある店内に入る勇気をくれる。
いざ!
手指消毒した先は、
居酒屋なれど寿司屋風の造りで、
冷凍ケースのあるカウンターがあり、
他に畳敷きの小上がりもある。
居酒屋メニューがあちこちにあり、
そちらが気にはなるものの、
目の前の短冊に目が行く。
「川根塩」「こだわりの塩」の違いは?
迷っていると、
水と共にランチメニューが置かれたので、
うん、やっぱこっちのセットかなって注文。
【塩らーめんと鮪漬丼】¥900+税
はいッ!
ラーメン、漬丼だけでなく、
サラダも加えられた3点セットでの提供!
ちょっぴりおトク感がありますね。
まずはラーメンからイってみよっと。
【塩らーめん】
見た目の印象はイイ感じだなぁ〜
見かける機会の多くなった白き丼、
琥珀色の淡いスープ、
つくね、味玉、青ネギ、鰹節、海苔、
白髪ネギ、ぶぶあられが配されていて、
チャーシュー、メンマは使われていない。
盛りに多少のラフさは感じるものの、
昔ながらって感じではなく、
今時の表情をしていてイイ感じに思う。
ぶぶあられがイタズラしてくるので、
ちょいと押しやって、
スープをひと口。
あぁ、ほんのりとした甘みで、
キレイな清湯ですわいなぁ〜
鶏魚介のようだけど、
何かが突出するってわけでなく、
キレイにまとまっていて、
あ!
そうそう、
島田の旧国沿いにあって、
朝ラーで有名な店の味を連想させるわ。
うん、そんな感じで、
キレイな塩味といった印象を受ける。
そこに合わせるは低加水細麺。
スープをしっかりと馴染ませていて、
しこしことした歯応えがあり、
このバランスはイイ感じ。
その関係性に鰹節が割り込んできて、
上手く効果的な味変アイテムとして、
香りと旨みを加えてくる。
こりゃ、イイわ。
青ネギの香りだったり、
白髪ネギのじゃきじゃき食感だったり、
ぶぶあられだったり、
まだ乱入してくるぞ。
海苔を絡めてみると、
こちらは磯の香りが強めで、
ちょいとバランスを崩してるかな。
味玉は半熟仕上げで、
コク深い黄身が口の中に広がる。
まん丸なのはチャーシューではないのよ、
つくねなのよ。
スープに合わせるかのような鶏つくねで、
ふにふにと柔らかな食感なんだけど、
時折こりっとした食感が入り込んでくる。
ありゃ?
細かく刻んだ軟骨が入っていて、
脇役の如くにそっと存在感を出してくる。
ありゃ?
炙りの香ばしさがあるよな気がするけど、
気のせいだろか?
うわぁ〜
チャーシュー増しならぬ、
つくね増しがあれば頼みたいとこなんだわ。
つくね、イイわ。
【サラダ】
麺を食べ終えたら一旦サラダでブレイク。
水菜、玉ねぎ、カイワレ、
ニンジンなどがゴマドレで和えられていて、
ざくざくじゃきじゃきと野菜を楽しむ。
【鮪漬丼】
もうひとつの主役はマグロを使った漬け丼。
刻み海苔、青ネギが載せられていて、
山葵は頭頂部にちょこんと。
マグロを摘まんでみると、
仄かな甘みのある醤油味で、
醤油醤油のしょっぱさはない。
ゴハンと共に食べても物足りなさはなく、
お?
軽く酢飯にされているので、
これはイイ感じね。
お!
ひとつだけホタテが入っていた!
ちょっぴりトクした気分だわ。
山葵をちょんと付けたりしてはむはむむ。
完スペにてフィニッシュです。
うん、
エンミによるものか、
なにかによるものか、
ちょいと喉は渇いたけど、
気にするほどではないかな。
月〜木曜日だけの平日限定営業で、
ちょいとハードルは高くあるけど、
ラーメンはもちろん、
漬け丼も食べられたりで、
ランチは楽しめそうですぞん。