火水木、週3日間の昼営業のみで、
ちょいとハードルが高い。
メニューは週替わりの一杯、
それと和え玉やごはんでの展開で、
興味をそそるものかどうかは、
SNSでの投稿待ち。
今回は食べたいものかしら？
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浜松市街、
ゆりの木通り沿いの清水銀行の横の路地、
そこを入っていった「炭焼処とことん」、
ここが昼営業をやっている店。
【無化調お出汁麺 双本】
1階のカウンターは埋まっていて、
初めて2階に通されるとテーブル4脚があり、
そのひとつに落ち着く。
メニューはこちら。
この週は渡り蟹を使った一杯で、
味変アイテムでトマトペーストがあり、
となると、
イタリアン的な方向になりそうなので、
ジェノベーゼの和え玉との組み合わせかな。
と、注文。
【渡り蟹のお出汁と香味野菜のらぁめん】￥1,000
見た目からは渡り蟹を連想するものはなく、
香味野菜って謳っているも、
玉ねぎ、青ネギくらいなもんで、
さほどそれをそう感じるほどでなく、
はて？
そう思えてしまう一杯。
他にはチャーシュー、味玉を並べていて、
トッピングの凡庸感は増してる気がする。
色の多彩さは好き。
青ネギが転がっちゃってるのは残念。
スープをひと口。
あああ！
丼に顔を近づけた時と同様、
カニの香りがイイ。
姿が見えないと思ったら、
ここにしっかりと存在感を示していて、
イイ香りを発している。
間違いない、カニは使われている。
エマルジョン化したよなトロミがあり、
柔らかな舌触りで、
塩角を残すよなエンミを働かせている。
ふんふんふん。
合わせるは中細平打ち麺。
京都は麺屋棣鄂のものだそうで、
ぷつぷつとふすまが見受けられる。
しなやかでもちっとした歯応えがあり、
スープをしっかりと絡め、
カニの旨みを持ち上げてくる。
イイなぁ〜
肩ロースチャーシューは臭みなく、
肉の旨みを感じられ、
味玉はコク深い黄身の甘さがイイね。
カニを謳う一杯なので、
凡庸なチャーシュー、味玉でなく、
何か違うアプローチで、
わくわくを楽しみたかったけどね。
ナスは揚げてあるものでコク深く、
甘みが引き出されている。
油との相性がイイねぇ〜
トマトは酸味少なく甘み少なく、
カニの存在感を前に引き立たず。
パッ！と酸味や甘みが広がり、
アクセント的に働いたら面白かったろうな。
刻み玉ねぎはしゃりしゃりと食感で変化。
コーンはゴールドラッシュだそうで、
噛むとじゅわっ！と甘みが広がる。
意外に合う存在だわ。
しかも粒々にほぐされたものでなく、
そぎ切りで板状となってるので、
集合体としてのコーンを楽しめ、
これはアリだなぁ〜
イイですよ。
卓上にはトマトペーストが用意され、
これを少し投入してみる。
おほッ！
こちらのトマトは酸味甘みが凝縮され、
カニにも負けずの主張で、
その変化は大きいものがある。
こりゃ、イイわ。
【和え玉】￥400
「今週のごはん」もあったけど、
両方は結構ボリューム的にキツかったので、
「今週の和え玉」を選択。
ジェノベーゼで和えられ緑をまとう細麺、
刻み玉ねぎ、チャーシュー、トマトを置く。
軽く混ぜてにょろ〜んと引き出す。
汁気が無いので、
ダマっぽくはあるけど、
そこんとこはま、ま、ま。
そのまま口にしたら、
案内文の通りにつけ麺として食べてみる。
ずずず。
イケる！
トマトペーストを合わせたらどうだろ？
麺上に載せて絡めてみるも、
うん、
それよりスープインの方がイイな。
スープにペースト投入で、
つけ麺でずずず。
イケる！
最後は替え玉的に全麺を投入。
ずずず。
で、完食。
渡り蟹からのスタートで、
イタリアンへの変化。
面白くはあるし、
味的にはイイんだけど、
和→イタリアンなど、
あっちゃこっちゃと変化していくので、
落ち着きがない感じは否めないかなぁ〜
あー、メニューも落ち着かないよなぁ〜
“お出汁”と“麺”を冠しているので、
テクニック的は走りはひと休みして、
和なら和で、
それだけでぐぐっ！ぐぐっ！
惹かれる一杯を食べたいな。
次回、7月13～15日は“和”でイク模様で、
「鯖節と鰹枯れ本節のお出汁の昆布水つけめん」
興味はあるなぁ～
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あ、そうそう、
夜のお店「炭焼処とことん」の一品、
これと結び付くものもイイだろうなぁ〜
今は何をしたいのかが分かりづらい。