豚骨白湯を、
あの一杯を欲する。
食べたい。
食べたい。
食べたい。
都合がなかなかつけられず、
当然ながらなかなか食べられず、
そんな中、
ちょっぴり休業があったりで、
当然ながらやっぱり食べられず、
悶々悶々もんもももん。
ようやく行けそうだぞ。
この機会は活かさなくっちゃだわ。
休日の昼時の訪問で、
さすがに長い列が出来ていて、
ちょっぴりココロ折られそうになるも、
いや、食べたいものはキマッテル!!!!
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【蔵前家】
大人しく大人しく待つのみで、
ま、でも梅雨の晴れ間で穏やか、
心地良い時を過ごす。
も
なかなか列は動かずでもんもももん。
ようやくその時は訪れての券売機前。
いつもは大盛が多く、
あれやこれやとカスタマイズするけど、
今回は復活ってことで感慨深さもあり、
シンプルに基本を堪能したい。
シンプルに。
シンプルに。
ポチリ。
セルフで水を用意しての着席。
店主が食券を受け取ると、
お好みを訊かれるので、
醤油、油、麺は、
オール“ふつう”でお願い。
「大丈夫ですか?」
声を掛けてみる。
「そんなに。(苦笑)」
「あッ!
変装してるんで全然気付かなかったぁ〜」
奥さんが気付いて驚きの声を発するけど、
いや、特に変装ってわけじゃなく、
普通にマスクして帽子被ってるだけス。
「え?
俺は外に並んでる時から気づいてたよ。」
「え?そうなの?オーラが出てた?」
ご夫婦の会話になったぞ。
楽しそうだわ。
「うん、出てた。え?何のオーラ?」
げ!振られたぞ!
な、な、なんと返そうか?
面白い返し面白い返し面白い返し・・・
「あ、えと、負のオーラ。」
「(笑)」
「(笑)」
あ、やた!
そこそこウケた!
良かった。
一瞬ながらのプレッシャーから解放され、
安堵安堵で調理待ち。
【ラーメン】¥700
あああああ
これだよなぁ〜
見るだけでその記憶が呼び起こされ、
ニヤニヤしちゃうぅぅぅぅ〜
明るい茶系のスープには白ネギが浮かび、
トッピングに配されるは、
チャーシュー、ホウレン草、海苔で、
家系といったらコレ!的な表情を魅せる。
早く口にしたいので、
表層の油を軽くちゃぷちゃぷしてひと口。
うんッ!
仄かな甘みのある豚骨白湯で、
醤油“ふつう”は強過ぎずの効かせ方で、
しょっぱいというものではない。
深いコクがあって、
変に油頼みのギトギト感は無く、
旨みがよく感じられる。
自ら炊く自宅系(自炊く系)が良し!
ではないのかもだけど、
工場生産の借家系と比べたら、
単純に舌で感じるものの違いは明らか。
ふた口み口とレンゲを重ね、
しみじみとその旨みを味わっていると、
そのひと口ごとに感嘆の声を上げたくなる。
旨いよなぁ〜
しみじみだよなぁ〜
横浜家系を謳う店に納得出来ず、
それを年齢によるものと考えた方が、
静岡市街で食べた自宅系で復活、
更にこちらを人を介して推すと、
更にレベルの違いを痛感したと聞いた。
若い人には借家系は向いてるのかもだけど、
ある程度の年齢だとキビシーと思うんだな。
味わいを楽しむならこちらだと思うべな。
合わせるは家系御用達、
酒井製麺の平打ち麺。
麺の長さは短く、
“ふつう”の硬さだと、
もちっ、むにっとした歯応えがあり、
スープの旨みも馴染んでイイんだわ。
あああああ、
旨いよなぁ〜
しみじみだよなぁ〜
海苔を巻いてみると、
磯の香りを加えて変化。
ホウレン草を挟んだりして、
チャーシューも。
ピンク色の肩ロースチャーシューは、
柔らかくしっとりとしていて、
噛み締めると臭みない旨みが滲み出てくる。
麺に戻りての食べ進みで、
これを食べられるシアワセを噛み締める。
イイよなぁ〜
旨いよなぁ〜
しみじみだよなぁ〜
麺を食べ終えてたらば、
スープも残したくなく、
ゆっくりと丼を傾けて、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干し、
完スペフィニッシュです。
あ、ほら、砂もたっぷりと出てますね。
借家系だとおそらくは見れないかな?
うん、
まくったことがないから分からないけど。
ま、ま、ま、
いつもと違う並サイズなんだけど、
これをゆっくりしっかりと味わって、
とにかくとにかく堪能しましたわ。
ふぁ〜 ε-(´∀`; )
「お大事に。」
夜営業も復活のようですよ。